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同時刊行の『汚れちまった道』と合わせてヤマグチクロスを形成する作品
確かに、二作品は絡み合いつつもそれぞれに終わりを迎える。
片方だけしか読まないと、ちょっと腑に落ちないことも多いが、もう片方の作品まで読むと納得できることも多い。
『汚れちまった道』→『萩殺人事件』と呼んだせいか、内容の重複部分に関してはちょっと飽きた。視点は変わるが、基本同じのことの繰り返しとなってしまうので。
素直にお薦め通りに、交互に読み進めるべきであったかもしれない。
さて、本筋。こちらは浅見光彦の友人の松田が主人公。あくまで松田が主人公だが、ホームズのワトソン的な位置づけのため、事件の解決には浅見光彦の力が必要。重要な証言などは松田が集めるていく。
いつもとはちょっと違った浅見光彦シリーズを読みたいのなら良いかも。
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内容(「BOOK」データベースより)
出版社に勤める松田将明は、山口・宇部に住む女性と見合いするために旅立つ。萩まで列車で向かう途中、車窓から見た女性に目を奪われ、彼女がいた萩反射炉を訪れる。だが、そこには女性の姿はなく、ネックレスが落ちていただけだった。松田がネックレスを“持ち主”に送り届けたことで、不可解な殺人事件とかかわることに…。その持ち主は元美祢市議で、何者かによって殺されていたのだった。松田は、大学時代の親友・浅見とともに犯人捜しに乗り出す。そこで明らかになる哀しき真実とは―。
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ヤマグチクロスのもうひとつ。汚れちまった道を読みおわってからこちらをよんだ。
視点がちがうそれぞれの物語で、どちらか一方だけでも成り立っているが両方読むとさらに楽しめる。
各章ごとに交互に読み進めるとより良い感じかもしれない。
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「汚れちまった道」と同時刊行された作品。こちらは浅見光彦の友人の視点で書かれていて、同じ事件について書かれていても微妙な違いがあるのがおもしろい。
2冊のどちらを先に読むかで感想も違ってきそう。
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同時刊行の「汚れちまった道」を別の視点から描いてあります。
浅見光彦の友人の目から見た事件の流れ、なのですが・・・話の先のわかっている推理小説。
しかも、浅見光彦シリーズであれば、キャラの魅力で再読もしますけど・・・
何の思い入れも魅力も感じない友人の設定に、正直、読み終わるまでに時間がかかりました。
先に読んだ「汚れちまったー」の細部を補足する意味では、話をおもしろくするのかもしれませんが、個人的には微妙と感じました。
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ヤマグチ・クロスの片割れ。
それぞれの事件がもっと関係あるのかと思ってたら・・・
とにかく同じ記述が多すぎます。
2冊併行に読んだのですが、私としては、別々に読むことをお勧めします。浅見ファンならやはりこっち先で、あとで「汚れちまった道」が、浅見さんの気持ちを復習できるのでいいかも。
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ネックレスを落としたのは誰?八木康子、西岡由姫、成松利香か?犯人はこの中に?
読み始めは展開がスピーディーで面白かったが、浅見が絡んできたあたりから、面白さ半減した。
「汚れちまった道」を読まないといけないのか?
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『汚れちまった道』とのコンビのような作品ですが、こちらは浅見光彦の友人が主人公。
そのせいか少し裏話的な話もありますが、基本は『汚れちまった道』を読めばほとんど問題なし。
その代わり主人公が違うと考え方も違う。浅見光彦の考え方は、友人から見ても少しばかりいい人過ぎるのかもしれません。
これはこれで面白くて楽しめますが、重複するところはどうしても目が自然に飛ばし読みしてしまいました。
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前に読んだ『汚れちまった道」と、同じ事件を 別の目線で書いた物らしい。主人公の松田&康子カップルが平穏なだけに、事件とのコントラストが、なんだか さみしいといいますか‥
しかし松田くん 山口ふらふらしすぎ!
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汚れちまった道という作品が対らしい・・・
二冊で一つの仕掛けがあるのは吉村達也っぽい
今回はワトソン役が活躍(初登場だよね)
時々姿を現す浅見が見事に解決する
だんだん名探偵っぷりが板についてきた
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浅見光彦の友人である松田が見合いのため萩へ向かった。
その先で連続殺人事件に出くわすことになる。民営刑務所(更生促進センター)の誘致問題が絡んでいるらしく、事件の原因を探っていく・・・
「汚れちまった道」と同時進行で、併せて読んでみたい
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浅見光彦の大学時代の友人で、編集者の松田将明は、上司の勧めで山口・宇部に住む女性と見合いをすることになる。
休暇をとった松田は、どうせ訪れるならば、と、萩・石見空港から列車で現地へ向かう。
その途中、たまたま車窓から見た萩の反射炉で、傘をさして佇む一人の女性に目を奪われる……。
宿泊地の萩に下車した松田が反射炉を訪ねてみると、先ほどの彼女の持ち物と思われるジュエリーが落ちていた。
その持ち主を探しはじめたことで、松田と浅見は不可解な殺人事件に巻き込まれてしまう……。
(アマゾンより引用)