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マッキーニーロジャースというコンサル会社日本代表のをミッションリーダーシップを説くビジネス書。
目標をシンプルな言葉に敢えて置き換える事で、解決のための制約以外は、何をしてもいいとし、不完全なコミュ二ケーションなグローバルにも対応できるというのは、説得力がある。
日常においても、世代差や生活環境の異なる人達との課題共有には、効果的だと思う。
命令権者が課題に対し熟考しなければ、目標をシンプルに置き換える事が不可能である事をこの作品は訴える。
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ミッションリーダーシップの理論に基づいた仕事をすることになりそうなので読んでみました。なるほど、明快です。ミッションを達成するための具体的なhowの部分はそれぞれのプレーヤーに任されるということですね。
国対国から、国対ゲリラの戦いとなった。中央からの司令に従うだけの作戦では成功できなくなり、ビジョン、ミッションのもと、プレーヤーが自分で判断をして行動をしなければならなくなった。それをビジネスに応用したのですね。
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昨今の組織運営におけるミッションリーダシップの必要性が書いてある。非常に内容がわかりやすく充実しており、組織のリーダーの方にオススメです。
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The job of the leader on the battlefield is not to train his subordinates, but to properly set and complete the mission of the stage.
戦場でのリーダーの仕事は、部下の訓練ではなく、舞台のミッションを適切に設定し、完遂することだ。
If the mission is clear, people will not panic.
ミッションが明確であれば人はパニックにならない。
So leaders should get into the habit of organizing, communicating, and sharing information in simple, clear language.
だからリーダーは簡潔明快な言葉を使い、情報を整理して伝え、共有する習慣を身につけるべきだ。
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ミッションリーダーシップについて非常にわかりやすくまとめた本。
中央集権からミッションリーダーシップへ。
・昔の軍隊は中央集権による組織運営だった。
・なぜなら帝国軍同士の国対国の戦争が多かったから。総合で敵国に勝つために最初に計画を立てて、それを遂行することが求められる。
・ところが近年、戦争のあり方が変わってきた。
・国同士の戦いは少なくなり、対テロリストや対ゲリラの戦い。
・事前に想定していた通りに計画が進むことは少なく、現場で起こる不確実な事態に対応していかなければならない。
ミッションリーダーシップとは
・3つの要素で構成される。
・ビジョン=達成したい夢。分かりやすく明確に示す
・ミッション=達成していくために一つ一つ達成していく必要があるステップ
・リーダーシップ=リーダーが示すべき言動
ミッションを明確にする意味
・戦場では「明確なミッション」がなければ死ぬ。
・なにをすればいいか分からない状況では、兵士はパニックに陥り動けなくなってしまう。
・逆に何をすればいいかが明確であれば、死ぬかもしれない状況でもパニックになることなく動くことができる。
アポロ計画
・ケネディが宣言したことで大きく動いた。
・明確なミッション「10年以内に人類初の月面着陸を成功させる」
・期限が明確、分かりやすく、皆がモチベーとされるもの。
・そのためのミッションを明確にして任せていく。
・清掃員「私は掃除をすることで、ロケットを月に飛ばしているのです」
福島のハイパーレスキュー隊
・原子力発電所に放水をするミッション
・ビジョンは日本の平和と安心を守る。
・ミッションとして「危険と可能性を見極める」「海水をプールに放水するチーム」「危険水域に達しないかを判断するチーム」
・特に3つめのミッションがあったことで成約が明確になった。逆に成約が曖昧であればパフォーマンスが落ちる。
・「毎時20〜40mシーベルト」という曖昧な基準だと30mを越えたあたりでみんなパニックになる。
・「毎時30mシーベルト未満」という明確な基準にしたことで、越えるまではパフォーマンスを出し切ることができる。
・ビジネスでも一緒。「予算は30万までなら自由に使っていい」と明確に基準を設けることで、自由を作ったほうがパフォーマンスは上がる。
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ビジョン→パーパス→ミッション(→タスク)。
簡潔な内容で設定し、メンバーに権限委譲し、裁量の余地を残した形でミッションを定義することで組織を牽引するという手法。
目的・状況・計画を明確に伝え、フィードバック等を通じて再確認等を促して成長に繋げて行く。
意識していくことで少しずつ血肉に変えていきたい。