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たまにこういうのが読みたくなるんですが読後は大抵読まなくてもよかった、になるんですよね…。
今、二次創作の方で微妙な三角関係のお話を楽しみで書いているので、どんなものかと読んでみたのですが、なんか全然三角関係でもなかったし、いわゆる3Pを共有するなら、もっとダメな人間であったりしてもいいかなと思うんだけど、弟からのよい兄さん評価にプレッシャー受けた兄と、実は普通のまともでいいひとな兄の部下で、いささか拍子抜け。
とはいっても、兄たちは、警察官なので、そういうひとの非常識な裏稼業とかに特に興味のない私としてはそれでよかったです。
強烈な煽り文句とやばそうな表紙にしてはまともという裏切りで星は少なめ。
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3Pものなのかと期待して読んだら三角関係で、にーちゃん鬼畜すぎる(汗)。
弟は兄が好きだけど兄は……という話で、受兄弟で攻を奪い合い、
地味な弟に嫉妬する華麗な兄というのはBLでは珍しいけど(たぶん。私には思い浮かばない)、
これ、受兄弟が姉妹だったら、少女マンガでありがちなパターンでは。
でも出会いは最悪、でもいつしか深い信頼関係で結ばれる関係は大好物です♪
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表紙買いです。小山田あみセンセの色気たっぷりなイラストにで思わず購入してしまった。警察官×コンビニバイト。それに受の美形兄が絡んでいるので、まあ3Pもあるんですが、実際のところは三角関係だったりします。
白斗は、美形で何をやらせても優秀な兄の利一に昔から憧れていて、密かに恋心も抱いています。それは利一が何のとりえもない白斗に対していつもやさしく接してくれていたから…というか、そう思い込んでいたんですよね。
利一はとんでもない利己的なヤツです。冴えない弟を引き立て役にして、自分より下に見ています。好きな男が白斗を選ぼうものなら、嫉妬に任せて手段を選びません。
利一は、自分になびかない後輩の玖珂の気を引こうと、白斗を騙して3Pに巻き込みます。遊びならのってくる玖珂を狡猾な手を使って自分の男にしようとするお兄ちゃん。
でも、ちょっと意味不明でした…
利一は玖珂に本気なら、もっと誠意ある方法で愛を告白したほうがよかったんじゃないかと思いましたね。
白斗も、いくらお兄ちゃんに負い目があって、気を遣うとはいえ、そこは回避すべきではなかったのかと疑問に思ってしまいました。
エロはかなり鬼畜で濃厚。白斗はドSにあれこれ責めまくられます。大半が愛のないエロですが、とても扇情的。イラストがまたエロスなんですよね~
玖珂は身体のみのHなら、職務中であろうが道端であろうがおかまいなしに大胆不敵にサカります。
なのに、自分の気持ちを伝えるのはとても下手くそ。
どうして白斗があんな酷いことをされた玖珂を好きになったのか、理解できませんでしたね。そこをもう少し掘り下げて描いてほしかったです。
ただ、玖珂がまじめで純粋な白斗に心惹かれたのは納得かな。
利一は性格悪いけど、ちょっと不憫。どうみても当て馬だし、肝心のおいしいところは全部弟に持っていかれちゃうし。
精力抜群の相手にめぐり合って、是非幸せになってほしいです。
エロに持ち込むためのご都合的な展開が見えすぎで話に入り込めなかったのが難点。すごく惜しいです。
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本庄先生の作品は、設定が好きで割と読むんですが、毎回どこか惜しいと感じます。
今回は、兄が弟を憎む理由と弟が兄を慕う理由が弱いかな…と思いました。
兄の全て許してしまう理由が「家族だから」というのは、納得できるような納得できないような…
エロは毎回濃厚なのですが、濃厚過ぎても途中で飽きてしまいます。
まだ一回しか読んでないので、読み返してから追記します。
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三角関係、3Pあり。
どんな内容かと思ってみたら、すっごいわたし好み。
お兄さんにとある負い目のある主人公が、あるマンションに呼び出されてのこのこ出ていくと・・・3Pを強要される。まあ、出だしはそんな感じです。
3人とも人間臭いキャラクターで、共感できるところも多くて面白い小説ですね。
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篠田白斗は、警察官である兄の利一に急に呼び出され、意気揚々と指定された住所に向かっていた。
実は白斗は、兄の利一に恋心を持っていて、そんな利一に久々に「会おう」と言ってもらえたことが嬉しくてたまらないのだった。
ところが、出向いた先で待っていたのは残酷な現実で。
いきなり利一に押し倒され、白斗が自分の想いが成就したのだと思ったのも束の間、そこにはもう一人の男がいて、利一に押さえつけられたままもう一人の男・玖珂に犯されてしまう。
あまりの事態にショックを受ける白斗であったが、白斗と利一の間に、ある確執があり、白斗は二人がかりで犯された現実さえも、「仕方のないこと」受け入れてしまう。
そんな白斗に対して、玖珂は「堕としてやる」と言うと、わざわざ白斗の職場まで訪れ、白斗にいたずらしていった。
それ以来、白斗は玖珂の言うことを聞かざるをえなくなり……
という話でした。
最初、私の苦手な「3Pものだ!?」ってなったんですが、最初の一回以外、利一はほぼ出てこず。
もちろん、白斗の心理面としては利一の存在は大きいんですが、3Pものだ、と期待して読むと残念な思いをすることになると思います。
ただ、メンタル的な話か……と思えばそういうわけでもなく。
利一も白斗も、「こういう人間だ」という設定が先走っている感じがして、それに伴った行動をしているので、「いやいや、普通こんなことしなくね?」という行動を取っている点もままあって、イマイチ納得できなかったり。
全体的にちょっと言葉足らずな印象かなあ……と思いながら、読んでました。
確かに、オモチャ使ってたりとか、エロいはエロいんですが、根底にあるのはもうちょっとセンチメンタルなもので、それをうまく生かしきれてない感じがして、もったいない小説だなあ……と思います。
ハードなものをお好みの方にはいいかもしれませんが、それにしてもちょっと中途半端、かな。