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噂のニンジャスレイヤー。予想以上に面白かったです。アメリカ人による勘違いニンジャ物語という見方も確かにできるし、ワッショイ・ゴウランガ!もサヨナラもドーモもユウジョウ!も非常に面白かったのですが笑、思った以上に確信犯だよなという感触を得ました。
日本のことを良く知っているというか、日本の「空気」をよく知っていると思います。その上で、それを、いうならば少年ジャンプ的に、あるいはアメコミ的に誇張エンタメ化しているのじゃないかな〜と。ストーリーや設定も、その点から言えばとても典型的というか、王道です。駄目な少年が素敵な少女に憧れてがんばるとか。落ちぶれた悪役が実は良いやつとか。主人公が復讐キャラとか。
少年漫画にしたらいいのにと思いました。その観点から、とても上手な作品だと感心しました。
逆に考えて、日本人が他の国を舞台にこういうものが作れるんだろうかな〜と。どうだろう。
ツイッターで皆で翻訳して、という現象がまた興味をそそるんだろうな!実はそんなに大したことではないんだろうけど、これこれ、これだよ最先端は、みたいな気持ちが確かにしますものね。
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巷で噂のニンジャスレイヤー=サンの冒険はずっと気になっていた。
単行本の分厚さに躊躇していたが、今回イヤー!とキヨミズ・プラットフォームから飛び降りるつもりで買ってみたら大正解だった。
ツイッターに投稿された時とはストーリーの順序が変えられているようで、第一話にあらすじがあった時点でこれは普通の小説ではないことを実感した。でもまあ、基本ノリで読んでいくものだと思ってたので特に気にせず一気に読み進んでしまった。
140文字以下の短文が並んでるだけだが、登場人物とか誰が喋ってるのかとか案外分からなくならないものなんだな。
そしてやはり忍殺語は大変ワザマエである。
独特の忍殺語だけじゃなく、女性キャラが出たら「胸は豊満であった」とかさらっと書かれてたり、色々と新しい小説で全く読み飽きない。
続きも読みたいが、全巻揃えた時には本棚の一列を占領してしまうことを考えると…
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どことなくブレードランナーを彷彿とさせる世界観。そして独特なキチ○イじみた文章ははまる人はとことんハマる、と思う。
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友達に薦められて。
看板の文字とか、戦う前の挨拶とか・・・いちいち笑える(*≧∀≦*)
でもクローンヤクザの件は、日本人の無個性さを指摘されてるようで怖かった。
話の時系列がバラバラなので時系列表が欲しい^^;
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あちこちで見かけて気になってたニンジャ小説、
ついに手を出してしまったw。
妻子を殺された男が、
ニンジャスレイヤーとして復讐のため復活!
悪のニンジャ達と壮絶な闘いを繰り広げる!
って、お話は結構まとも?な
近未来サイバーパンクアクションで、
結構読み応えはあるんだけど、
随所に散りばめられた勘違い日本像が笑いを誘う…(^^;。
何だか妙なバランスの面白さを持った作品。
いかん、続き読みたい(笑)。
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中毒者続出!
全世界を震撼させる、サイバーパンクニンジャ小説!
一見珍妙に見えて、その実やけに的を射た日本描写!
原作者とほんやくチームの化学反応が織りなす、異常にクセになる奇天烈な日本語!
どう考えても「忍者」とは合致しない、エキサイティングかつエキセントリックな「ニンジャ」観!
そして、これらの要素を内包しながら、決して単なるイロモノの域にとどまらないストーリィテリングの妙!
起承転結?否、起承ニンジャ結!
ニンジャが出て殺す!
さあ、貴方もニンジャアトモスフィアを体験しよう。
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トンデモ日本近未来SFです。
外国版2ちゃんねる連続小説みたい。インパクトは十分だが内容がおもしろいかと言われると…ちょっと難しいかな。
日本語訳がとても軽妙。使いたくなる言い回しが満載。原文読んでみたいな~(ネットで見つけられないんですが)
外国から見た日本ってこんな感じなのか~。確かに看板「安い」が多いわな(笑)
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巷でうわさのアイエエエエ!ニンジャ!ニンジャナンデ!?です。
記念すべき一巻の話の最初が「これまでのあらすじ」・・・
どうやら時系列バラバラの一話簡潔みたいです。それでも読者そっちのけで話がぐんぐん進んでいく勢いはすごいです。
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妻と子供をニンジャに殺された主人公がニンジャスピリットによって力を得てニンジャスレイヤーとなり特殊な技をもつニンジャ達を次々と倒していく。
次々と出てくる日本語ワード(”ボンボリ””スモウ””センター試験”)に笑ってしまう。各章の時系列が違う小説であり、まぁ個人的にこういう小説は好き。
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トンデモ日本近未来SFです。
外国版2ちゃんねる連続小説みたい。インパクトは十分だが内容がおもしろいかと言われると…ちょっと難しいかな。
日本語訳がとても軽妙。使いたくなる言い回しが満載。原文読んでみたいな〜(ネットで見つけられないんですが)
外国から見た日本ってこんな感じなのか〜。確かに看板「安い」が多いわな(笑)
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巷で話題のニンジャスレイヤーを今更ながら読む。その魅力というか時代劇のお約束みたいなものを感じて、日本の文化はちゃんと海外に流れているのだなと感じてしまう。
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「ウシミツ・アワー」「スモトリめいた」「カチグミ」といったカタカナ日本語の乱用、
「Washooi!」「アイエエエ!」といった定型文の闘い、
エセ日本文化でニンジャが暗躍する設定、世界観と独特の文体に浸れるとやみつきです。
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一体どんな話なのかと戦々恐々としてたのを、ついに読んでみました。
いやいやいやいや!おいおいおいおい!ちょっと待ってまってまっ…の嵐!
正しい日本語や日本知識をすべて粉砕していく珍妙さですが、先が気になってしまう面白さ。○○めいた、と、バク転の必然性に吹いてしまう。
アメコミ調ですが、女性の絵は日本的で可愛いし。
高校生たちの話が気に入りまして、ヤモト=サンとアサリのゆり加減とアフロとの一瞬の邂逅など、ツボでして。
予想以上に気に入りましたわ。
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独特すぎる文体、時系列ではない物語の並び、当然のように出てくる「それなんなの?」な単語(特にニホンゴもどき)、などに慣れてくると楽しく読める。
中毒になるか、受け付けないかのどちらかに分かれる人が多いのではないかと。
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サイバーパンクディストピアSFニンジャ活劇。
悪の組織に妻子を奪われた男が、古代のニンジャの力を獲得し、その力の闇に呑まれないよう抗いながら復讐のため戦う、という筋の、王道なダークヒーローもの。「Wasshoi!」「のっぴきならぬマッポーの世」「インガオホー!」「ヨロコンデー!」など独特の言語センスに貫かれているため分かりにくい(し、そのような部分は読んでいて笑ってしまう)けれど、ドライでハードボイルドで、時には人間の業のままならなさを描いてしんみりとさせたり、少年少女の淡い恋や友情を描いてみせる懐の深さを感じる。
あえて時系列をバラバラにして並べてあるけれど、1巻の巻末に、すべての始まりとなったエピソードを持ってくる演出も良かった。