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2月-5。3.5点。
長い腕続編。三部作らしい。
前作の登場人物が、中心。過去の建築家の呪いが。まあまあかな。
暗いが、謎の脇役がミステリアスで結構魅力的。
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「長い腕」の続編。後書きを読むと3部作の予定らしい。舞台は前回と同じく愛媛の早瀬村。敬次郎がかけた呪いを再び追いかけています。
前回の呪いのトリックが衝撃的だっただけに、今回はそれほどでも、という印象。もちろん呪いとして成立はしていると思うけれども。前作の記憶が薄れているのか、石丸さんがどういった人物だったのか曖昧。こんな謎な人だったっけ?
時代が行ったり来たりするけれど、読みにくくはなかった。テンポ良くラストまで一気に読めた。
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汐路と敬次郎シリーズの第2弾。第1弾は色んな話を繋ぎ合わせる面白さだったけど、第2弾は2つの時代を行き来しながらのユニークな作風が面白かった。けど相変わらずオチが唐突w
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今と昔、いろんな時代が入れ代わり立ち代わり出てくるのは新鮮でした。
が、今一つ活かしきれてなかったような気も。
小吉&長谷川とおじいちゃん勢がかっこよかったので残念です。
また、石丸ファンの自分としては不完全燃焼でした。もっと汐路とからんでほしかったし、もっと石丸自身の闇も描いてほしかったです。
なので次回に期待します。汐路VS石丸が見てみたい!
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前作を読んだのが2004年・・・。
かなり前作から空いていますが、
話の中ではそれほど時間が空いてません。
ほんとに続編です。
ですから、私のように内容忘れちゃってる方は、
読まれる前に前作をおさらいしといた方が楽しめます。
で、内容ですが、今回も変わらず面白かったです。
前作はなんとなくホラーな怖さが強いように思ったのですが、
今回はその手の怖さよりサスペンス色が濃くなってます。
色々複線の巡らし方は変わらず面白くよく出来てるなぁと・・・。
最後にまとめてではなく順につながっていくのですが、
その都度引き込まれていく感じです。
いくつかあるプロットの中で、
関連する、しかし時代も話自体もちょっと違う物語が
平行して進んでいくのですが、
それも違和感なく馴染ませてるところが上手いです。
更に続編が出るらしいので、楽しみです♪
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長い腕の続編。過去現在。3つの物語がリンクしていく。多少無理があるにしても続編はつまらないことも多いがこれは次回作も期待される。
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「長い腕」の続編。
展開の早さと幕末と現代を行き来して謎解きが進むところが面白くて、一気読みだった。一作目より読み応えがあった。
前作が横溝正史ミステリ大賞受賞だったが、この作品の方が横溝正史色が強いように思う。あちこちに撒かれた伏線が一気に回収されるまで犯人の予想がつきにくい。
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一気に読めた。最後の最後にバタバタっと終わった、という印象は前作とかわらず。勝海舟パートが面白かった!
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過去と現在で同時に出来事が進行していくのが面白い。
終盤、周りの人々が次々消えていくのはドキドキしたが、最後の展開がイマイチ。
前作の方が面白かった。
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長い腕のまさかの続編。文庫が平積みされているのを見つけたときは、数秒突っ立ってしまった。十一年ぶりらしい。凄い。前作から思っていたけど、本当に淡々と何も進行していないようでいつのまにか何かが変わっている、不思議な文を書く人だなぁと思う。今作も読み始めて、そして読み終わっていた。 歪み、呪いだとかがテーマだけれど、気持ち悪いとは余り感じないのも不思議。私だけかもしれない。そして勝海舟が格好いい。どの小説読んでも勝さんは格好いいのが多いなぁ。
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3部作になる予定みたいですね
前作同様、難解で分かりづらいところも多々あるのに、面白くて一気読みに近い状態にさせてくれました♪
サブキャラが謎のままなのは、本当に3作目への伏線なのか?
例の“呪い”の結末も気になるけど、更に気になるのはやっぱり冷酷探偵な“石丸”の正体♪ 3作目も、買わざるを得ないw
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長い腕の第二弾。
続き物だと知らなくて、前回あやふやに終わってしまって不完全燃焼でしたが、本第二弾を読んで、敬次郎の呪いが、一層濃厚かつ明瞭に描かれていてスッキリしました。
呪い歌=かごめ歌。この歌が江戸末期から巷で流行ると、悪いことや災いが起きると江戸の町民が騒いでいた。。と言う江戸末期の時代背景を、勝海舟親子を用いて丁寧に描き、現代では、女子高生の着信メロディーから事を発し、色々なところで聴かれる様になった『かごめ唄』の不気味さを背景に、東京では大きな地震が発生。また前回の主人公汐路の故郷での敬次郎の執念から察する次の呪いの恐怖。。
と過去と現在、東京と愛媛といった形で,さまざまな角度から呪い唄が交差していくのが,読んでいて引き込まれました。
敬次郎の自分の家族を心中に追いやった地主達への復讐、末代まで呪うという恐怖が丁寧でかつリアリティをもって描かれていて、前回よりも詳細まで丁寧に描かれている感じがしました。お化け的な呪いではなく、人間の弱みに付け込んだ呪いがある意味現実でも有り得る内容でゾクッとさせられます。
汐路の姉が唯一の癒しキャラwフィンランド料理店主の人と、うまくいってほしいな(´∀`)
さくいんで、三部作になると書いてあったので、次がとても楽しみです。
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終盤に入ってからの加速感がいい。
主人公も含めて、ちょっと歪んだ登場人物達の不安定な理由は、最終編で明かされるのか期待。
汐路が呪われない、の意味が気になる
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長い腕シリーズ。
呪い歌はかごめ歌。
あの歌はすごく不気味だなーと昔から思ってたので
題材になっててちょっと嬉しかったw
現代の早瀬と、江戸時代とを「かごめ歌」でつないで収束させていくのはおもしろかった。
けど、肝心の敬次郎の罠が微妙だった気が・・・。
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100年以上も前に、まさに「末代までの呪い」ともいえる罠を仕掛ける復讐の敬次郎。前作は建てた家に微妙な歪みを持たせ、日常的なストレスで異常者を育てる離れ業を見せ、本作では唄に仕掛けた「徳川埋蔵金」伝説に早瀬の末裔がおどらされ、厄災の種となる…。
オカルト要素を強くもたせるのかと思いきや、前作同様に敬次郎の復讐の策であり「作」でした。
ミステリーとして巧い手法は多くて、結構一気に読み進めたい衝動に駆られますが、いかんせん最後の石丸達の余裕というか、手を回して万事解決される立ち回りがねぇ…。
最後まで読み終え、作者後書きで語られる三部作宣言…。同じようなパターンと石丸が最終ボスパターンだけはやめてけれ(笑)