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主人公である女子大生インターンが不振のファミリーレストランを立て直すストーリー。時々見かける気軽な経営戦略(バランススコアカード)本。
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流行の会計解説本(?)。すごく内容は薄いけど物語形式になっていて、分かりやすい!
この本は会計の解説をメインに置いているわけではなく、会計の数値データだけみていては、逆に業績を悪化させてしまうことがあるよということを訴えかけている。
あるあるな駄目なアクションプラン。
結局はお客さんが何を望んでいるかを知り、自分の強みは何か、顧客の求める物をおろそかにせず生産性をあげるようなイノベーションを。
あれ、どこか聞いたことある話だなと思ったら、あとがきにこの本の根底にある考え方はドラッカー理論と書かれていた。。。
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経営、管理のビジネス書初心者入門編という感じでとても分かりやすかった。
特に、寿司屋のアンコウとフォアグラのどちらが儲かるかというのを例に出した比較は大変面白く、利益ポテンシャル(PP)の重要性も理解できた。
結局本紙のタイトルの答えははっきりとは出されていない。
限界利益で考えるのか、限界利益率で考えるのかで、変わってくる。
在庫回転率を目指すには個数を売らなくてはならない。
そんな単純なことを、数字を分かりやすく使って説明してくれた。
シンプルな式を用いて、自分の会社の全体像を計る方法を教養。
これに当てはめると自分の会社は完全に、限界利益率を上げるのに必死で、回転率を無視しているように思う。
回転率をひもといて、シンプルにしていかなくては未来はない。
とにかく、利益ポテンシャルを計算して、それを集中的に売ること。
これが一番の利益。
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小説仕立ての管理会計の指南書。貸借対照表や損益計算書を読むだけでなく、そこから何を読み取り、さらにどう経営改善につなげていくか。門外漢のわたしでも理解はできる。ただ作中のセリフの通り、その価値を完全には理解できなかった。会社の会計を手にすることができ、さらに経営に携わっている立場にいる人が読むべき本。
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前著よりも読みやすかった。
ファミレスを舞台にしたストーリーが、限界利益 人時売上 利益ポテンシャル 他 会計の視点をザックリと掴み易くしている。
参考文献になっているドラッガーの著書にも興味が湧いた。
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ベストセラーとなった「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」シリーズの続編です。
今回も、物語仕立てになっており、また図表も各所に盛り込まれ、読みやすく分かりやすい内容となっています。
会計の本というとなかなか理解するのが難しいものが多いですが、ドラッカーの「顧客を創造する」という理念と管理会計の考えを使って、主人公菅平ヒカリの目を通し噛みくだいて頭に入ってくるようになっています。
全体を通して使われているのがバランススコアカードです。バランススコアカードとは「財務の視点」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「学習と成長の視点」の4つの視点から戦略を練り、行動を起こすことです。
どれか一つ欠けていてもダメで、バランスよく進めていかないとうまくいきません。
この本の題名となっている「50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?」の答えも当然ながらでてきますが、それは読んでからのお楽しみです。
物語仕立てのビジネス書の登場人物には、共通点があるように思います。(まったく勝手な解釈ですが)
まず『主人公』―女性が多い、知識・経験は少ないがそれを補う一生懸命さがあり、ちょっとのことではへこたれないタフな性格。学習意欲も高く、ドンドン問題を解決し前へ進んでいく。
『指導者(上司・先輩など)』―主人公にアドバイスを送る人。人生経験豊富で、主人公の現在の成長段階・環境を理解し、そのレベルにあった適切な助言を与えてくれる。少し高飛車な感じの人が多い。
『敵』―目に見える敵だけでなく、問題であったり課題であったりもします。そして敵は外にいるとは限りません。内部、自分の仲間だと思っていた上司・同僚も敵になることもあります。
『周りを囲む人々』―同僚・後輩がちょっとしたヒントを与えるなどして主人公を盛り立てます。
とまあ、全部がこのパターンに当てはまるとは限りませんが、今まで読んだ中ではおおむねこのような感じの物語が多かったように思います。
また、ちょっとした謎があったり、脇役のキャラが立っていたりすると物語がさらに盛り上がりますね。
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顧客視点と業務プロセス改革 実践編って感じかな。
できすぎなストーリーだが、こういう本をたまには読んで意識するのはいいことだ。
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確かに読みやすくてよくわかる。ただ本の中でも書かれているように実際の事業をするのと紙の上での知識は同じではないと思う。
まあ、それを加味しても小気味よい経営本は読んでいて楽しい。
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他の方の評価は低いですが、管理会計の素人である自分にとっては、基本を押さえるためには、有益でした。
確かに内容的には、1時間程度で読了できるくらい平易でしたが、管理会計だけでなく、バランススコアカード(BSC)の考え方を取り入れ、顧客志向で課題解決に迫る姿勢は、なかなかリアリティでした。
人は、なかなか自分の立ち位置での視点で考えてしまいます。"顧客志向"を具体的に思考して、行動に落とし込むことの難しさを感じました。
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2年連続赤字レストランを改善する話。
標題の結論としては、50円のコスト削減の方が限界利益率が上がる。
限界利益とは会社が生み出した付加価値そのもの。それを高いものを売れば儲かる。
人件費削減だけではCVP分析の固定費を下げて利益が出やすくなる。
ただそれは会計上だけのことで実態の営業は厳しくなり、売上高そのものが下がる危険性がある。
コスト削減ばかりに主眼が行き、サービスが悪くなると変動費が減るがそれもまた売上高が結果的に下がる危険性を伴う。
アンケートボックスで顧客の声を聞き改善していた。
改善策としては、変動費のムダを削減する(材料のロスを減らす)
ムダな在庫を保有しすぎないようにする(在庫を早く資金に変えて回転させる)
赤字覚悟でも客寄せメニューを導入する(本では昔に仕入れた高級食材が賞味期限切れになりそうなため打ち出したお得メニューがあるという特別な状況であった。
期限切れになりそうなら、限界利益率は低くとも広告宣伝のために出してしまったほうがいいということ)
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安曇ゼミに所属する菅平ヒカリは、ゼミのクラークシップで、ファミレスのロミーズで働き、
生きた会計を学ぶように言われる。
乗り気のないヒカリだが、働きはじめ、お店が火の車だということをしり、
安曇先生にレクチャーを受けながら、店舗の改革に乗り出す。
生きた会計に視点を当て、図や例をあげ説明しているため、非常にわかりやすい1冊。
ロミーズの行方は、ヒカリの成長は・・
バランススコアカードの4つの視点
?財務の視点(決算書)
?業務プロセスの視点(イノベーション)
?顧客の視点(マーケティング)
?学習と成長の視点(人材教育)
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2015年36冊目
タイトルと著者名から会計を物語を通じて、解説してくれる本かと思うと、そうではない。
本書では、赤字続きのレストランをBSC(バランスドスコアカード)の手法を使い、立て直す物語
自分の仕事でもそうだが、ともすれば売上拡大を目指そうとすると売り手側の視点で考えてしまう。本書ではBSCを活用しお客様の視点業務プロセスの視点でどうビジネスを変えていくかということを教えてくれる。
自分の仕事でもBSCは使っているが、なるほどこういう風に使うのかと改めて気づかされた。
また、最後にも書かれているが、本書の根底はドラッカー理論の顧客創造でもある。
たいへんわかりやすいストーリーで実際にはこんなに上手くはいかないだろうが、色んな気づきを得られた一冊であった。
章ごとの途中にある、レシピの紹介も参考になる。
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BSC(バランススコアカード)を実ビジネスに適用しながら、業績改善の策を解く。今回は業績不振のファミレスを女子大学生が立て直すというストーリー。いつもの必ずハッピーエンドだけど、管理会計の勘所をつかむには、良いテキスト。
Kindle Unlimitedで愛読してたドラッカーをネタにした会計小説の林さん。再開図書館の棚で単行本をたまたま見つけたので借りてみた。
「50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?」(ダイヤモンド社、林あつむ著)
Day173
https://amzn.to/2YksM3Z
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赤字脱却への分かりやすいストーリー。切り口は管理会計。
実践と理論の乖離を分かりやすく表現している。