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人並みはずれて丈夫な体を持つ天木啓。彼には自閉症気味で、人付き合いの苦手な妹がいた。その妹が、この春に啓と同じ高校に入学してくる。物語はそこから始まる。
甘木兄妹に両親はすでになく、啓は兄として、妹の杏梨花を大切に守り育てたいと考えていた。
妹に、幸せな高校生活を送らせてやりたい。女子高生らしい幸せとは何ぞや?・・・恋か?
「杏梨花、学校で評判の恋占いがあるから、お前ちょっと行って来い」
「・・・嫌」
「夕飯、お前の好きなチーズフライにしてやるから」
「行ってくる」
(若干省略)
そして恋占いに行った杏梨花は、結果を兄に報告する。
「私、勇者だった」
「・・・・・・・・・あ?」
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中学時代、周りから魔王と呼ばれた兄。
占い師に、魔王と戦う勇者と告げられた妹。
そしてその占い師が、魔王を象徴する存在と呼ぶ幼い少女。
物語は混沌とし、向かう方向すらわからない。
まだ途中だけど、そんな感じ。
基本的に、文章レベルは低い。
ただ俺としては、ライトノベルに巧緻な文章はそれほど求めていない。
へったくそな文章でも、物語が面白ければそれでいいと思う。
ということで読み進めているんだけど、どうも出てくるキャラクターが電波過ぎるというか、理不尽すぎてイラッとさせられる。
理不尽なキャラに言いたいだけ言われて、一言も言いかえせない主人公にもイラッとさせられる。
が、妹を守る兄、妹のためにがんばる兄というコンセプトは大好物。
さらに、この兄性というより父性に近い主人公のキャラクターも非常にそそられるものがある。
兄妹ものって大好きなんだけど、俺が「兄キャラ」に求めてるのはたぶん父性なんだ。
そういう意味で、このラノベにはちょっと期待している。
それにしても・・・キャラのセリフが支離滅裂でめっちゃくちゃだなぁ。
唐突で脈絡がないし、キャラクターの個性もふわふわと定まってない。
とある場面では饒舌に反論するくせに、別の場面では失語症に陥ったかのように何も言い返せなくなる。
まあ、全体的にレベルが低い、ということなんだろうか・・。
読了。
・・・・っっっぅっつっまらねぇ。 (;´д`)
文章が下手すぎる。orz
バトルも冗長すぎてくどい。
ダメだ、お話としてどうしようもないほどお寒い。レベルが低すぎる・・。
強靭な肉体を持つ兄が、全能力を妹を守るために傾ける、とか、兄に依存しきった妹、とかいった要素は基本的に好きなんだけど。
立場的に妹が上位に立つラノベが多いなか、兄が上位に立つ設計も好きなんだけど。
悲しいかな、文章力が低すぎて、文章センスが稚拙過ぎて、読むのがつらかった。
残念だ。