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二組の男女の恋愛が交差していて、初めはよくわからなかったけど、読み進めるうちにどんどんはまりました。
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一つづつ交互に綴られる、恋愛の形。どちらもが不倫であることで、半ば重なり、不思議な色合いを持つ。ある意味不幸な終わり方とも言えるけど、不倫ということを考えるならこれで最善かも?
植物図鑑の出てくるお話が好きです。
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ベタベタの不倫小説だった。
物語の中で不倫小説を読む不倫カップル。そのカップルの話と物語の中の不倫の2つの物語が並行して進んでいく。
いやあ、この世界も濃いですね。
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杏子もみずきにも、感情移入すると、
もう少し違う展開で幸せを掴んで欲しいと思うのだが、
やはり、最終的にはこうなってしまうのか???
あまりに多くの幸せを掴んでしまうと…
いけないのかなぁ。静かに歯車が狂う。
二つの話の交互展開に楽しめた作品です。
もうひとつの「家」に帰る彼を、今日も見送る杏子。
病身の妻を持つ彼の訪れを、ひたすら待つみずき。
彼女たちは、“男の嘘”を許しながら、自らも秘密を
重ねていく。それは破滅か?前進か?家族ある男を愛し
てしまった女に必ず訪れる“あの苦しみ”が、二人の
“恋濃き女”を静かに狂わせた―。恋愛小説家・
小手鞠るいが禁断の恋の、強烈な官能と孤独を描き切
った衝撃作。
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面白いストーリー展開
不倫の良さも悪さも描かれてる
個人的にはMizuki&Akinoriのほうが好き
嫌でも思い出してしまう傷を、なぞるような話
誰かの人は、どう足掻いたところで・・誰かの人
砂漠のように乾いた人生よりも、涙で潤っている人生をわたしは選ぶ。
待たない人生よりも、待つ人生を。
絶望するとわかっていても、待ち望みたい。
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二組の不倫カップルの話を交互に。
どちらも不倫だけど、最初は一緒にいることが嬉しくて、楽しくて、幸せそう。
だけど、まぁ当然のようにじわじわと
自分だけのものではないことに
ちょっとずつ不満や寂しさが募っていく。
結局は不倫なんだから
結末は見えていて
互いに唯一無二ではないから
いつか終わる。
二組とも同じ結末。
世の中には違う結末もあるだろうけど
この本の二組は終わる。
不倫だからこそ盛り上がる部分もあると思う。
しんどいから、より愛しい感じが伝わる。
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Anzu & Mickey
Mizuki & Akinori
ふたつのお話が交互に。
不倫。
よくないことではあるのだけど嫌な話ではなかった。
好きっぷりが見事で「参りました」という感じ。
男を好きになった時の勢いと忍耐を懐かしく思う。
はぁ。
あんずの関西弁とみずきの本好きにもやられた。
気持ちが前のめりになるのを堪え、味わって読んだ。
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大恋愛。不倫という言葉が似つかわしくない幸せそうな二組。
でも不倫の恋の幸せは長く続くわけはない。せつなく思うけど、どういう形に落ち着いても誰も幸せになれないんだよなぁ・・・。
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もう一つの「家」に帰る彼を今日も見送る杏子。病身の妻を持つ彼の訪れをひたすらまつみずき。彼女たちは”男の嘘”を許しながら、自らも秘密を重ねていく。それは破滅か?前進か?家族のある男を愛してしまった女に必ず訪れる”あの苦しみ”が二人の”恋濃き女”を静かに狂わせた・・・
不倫の話だけど、ドロドロしたものはなく、純粋に誰かを好きになる気持ちは人を輝かせる。でも・・・やっぱり、家庭を持っている人を好きになるということは、辛い思いや悲しい思いがたくさんある。できれば、一人の人と相思相愛で幸せになるのが一番いいよなぁ~。
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不倫の話。
ミッキーと杏の方はイタイ感満載。
ミッキーと呼んでる時点でイタイ。
でも、みずきからしたらミッキーと杏は本の中のお話って事?
まぁ、私からしたらどっちも本の中の話しなんだけど。
どっちのカップルも四六時中セックスセックスで気持ち悪い。
男も女もバカだなぁと思う。
不倫がしたくなくなる本。
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帯の「私の一週間には曜日がありません。会える日と会えない日があるだけです」に惹かれて読んでみた。
二つの恋愛が交互につづられていく、どちらも不倫。
はじめは何の不満も不安もなく、楽しく幸せで(なばかりではないだろうけど)数年間。でも、その状態で続くわけないんだろうな。現実を垣間見るような瞬間が幾度とあって、苦しくなる。
それでも幸せだったのならいいんじゃない、と思う。
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妻子ある男性と不倫をしている女性2人の視点で、交互に物語は進む。
片方からはもう一方はフィクションとして、もう一方からは反対側がノンフィクションとして存在し、
どちらにおいてもそれは≪無人島≫と称されている。
最終的に両方の世界は崩壊し、その発端となるのは≪子供≫だ。
妻に子供ができようと、愛人に子供ができようと、
妻と愛人が密やかに対峙していようとも
それを知ってか知らずか、男たちは甘い世界を持続しようとする。
その狡さが腹立たしかった。
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二つの婚外恋愛の話が交錯。時々微妙に混ざり合う。どっちも切ない。人を好きになるって、たいへんだし、しんどい。読んでて思わず、好きにならなきゃ楽なのに…という気持ちになった。でも恋ってうっかり落ちちゃうものだからな…仕方ない。落ちようと思って落ちるのは、もはや恋じゃないだろうし。
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不倫かぁ。覚悟があるならそれもアリなのか?
ちゅうか、自分だけのものにしてしまいたくなるんじゃなかろうか?
この二人はだんながいるという設定ではなかったから、彼氏的なノリなのか?
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「恋って、まず、相手を見つめるところから、始まるんですね。」
「私の胸のなかで、涙の塊が弾けたのがわかった。心が、体ではなくて心が、ぶるぶる震えてました。とうとうこんな日が来てしまった。とうとう来てしまった。来てしまった。
もうあともどりはできないとわかっていました。心細くて、嬉しくて、気が狂いそうなほど不安で、嬉しくて。」
「恋する女は椿と一緒、まっ赤に咲いたあとは、首からポロリと落ちるだけなんよ。 」
「言った言葉を、それだけを、あなたは信じなさい。信じて待ちなさい。
不毛な問いかけは、しないこと。不毛な問いかけをした瞬間、あなたは不幸になる。」
「好きな人の不在を耐え抜くために、わたしたちには、夢中になるものが必要なのだ。」
「どんなに愛し合っていても、ふたりのうち片方が「終わりや」と思ったら、その関係は、終わりなんやね。」