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ウルトラマンマックスや牙狼シリーズの脚本を手がけた著者による
特撮ヒーロー番組のエトセトラを脚本家からの視点で描いた本。
特撮愛に溢れ、特に冒頭20ページを読んで不覚にも目頭が熱くなって
しまった。やはり私も特撮で育ってきた少年だったと再認識した次第。
表紙はふざけているが中身は至極真っ当。特撮ファンならぜひご一読
をお薦めする。
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人気シリーズを中心に、それぞれの違いやお約束、そして舞台裏等も踏まえて描かれた、特撮裏話の入門的な書。なかなか示唆に富んでていて面白かった!
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ウルトラマンや仮面ライダー、戦隊ものの歴史や分析。その後に、特撮番組の裏を話してくれる。
そう目新しいものではなく内容はやや薄いが、友達もなく半引き篭もりな子供の頃の著者が、ヒーローに救われたので、星一つプラス。
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続けて特撮関連を読みました。著者は、「ウルトラマンマックス」や「餓狼」(私は未見)の脚本で有名な方らしい。
「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」各シリーズの特徴や進化を分かりやすく紹介している。
わが子が大きくなったので、最近は特撮ヒーロー番組からは遠ざかっている。でも、きっとこれからも続くんだろうな…。
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平成仮面ライダーをきっかけに特撮作品に興味を持ち始め、もっと知りたいと思い購入しました。
著者は、円谷プロに東映そしてそれ以外にも、特撮作品の脚本を書き続けている方なので、内容も一方に偏ることなく双方の舞台裏についてきちんと一冊にまとめられていて、双方の特撮ヒーロー番組の特徴についてよくわかりました。
本書の序章によると特撮ヒーロー番組に縁のない方でも理解できるようできるだけわかりやすい記述を心がけたということもあり、特撮視聴歴の浅い自分のような者にも、とても読みやすく勉強になりました。
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・特撮ヒーロー番組について
1) 主として円谷陣営の最新作品の裏事情
2) 仮面ライダー陣営の平成事情
3) 戦隊もののこれまでの来し方
というポイントで読みやすく解説してくれている。最近の特撮事情にあまり詳しくない人にオススメ。ちなみ著者は1979年生まれで、既にウルトラマンマックスの脚本なんかも手がけてる。そんなわけで、ウルトラマンゼロが登場してきてからの円谷サイドの考えなどについて語ってくれてるのは、なかなか得がたい資料。だからと言って、ゼロのキャラクター設定にはまだ首肯できるものではないが。
・「人間態を持たないゼロのやんちゃで人間臭い口調やキャラクターは、子供たちにとって親しみやすい存在になった((P108)」とはホント?
・「特筆すべきは、バット星人という従来の宇宙人のあとに「グラシエ」という個人名を付けたことにより、俄然、個性が生まれたことだ(P237)」って、「バット星人・グラシエ」という新たな種族かと思ってました...。
・ロボコップを製作する際、バーホーベン監督がギャバンのデザイン引用許諾を求めた手紙を送ってきていたとは知らなんだ。
・「私は自分の書くストーリーが子供たちに夢を与えていると言い切る自信はない。また、「夢」という言葉を安直に使うこともはばかられる。(中略)だが、これだけは断言できる。特撮ヒーロー番組には、人の心を救う力がある、優れた作品は誰かにとっての希望になり得るのだ(P266)。