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IIから読んでしまいました。
やっと話がつながりました。
主人公がとても魅力的です。
色々と迷うことはあれど、いつも目標に向かってまっしぐら。
ここぞというときの決断力。
時代が時代なだけに殺伐としていて、不幸なこともたくさんあるけど、どんなときでも幸せを求めて努力している姿はとても読んでいて清々しいです。
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7月1日~10日
「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷…煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!?…女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕
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2012.12.31 推薦者:大佐(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-253.html)
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長らく積んであった本ですが、
それを後悔してしまうほどに面白かったです!!
舞台は、日露戦争後の満州ハルビンが舞台。
「大陸一の売れっ子女郎になる」という夢を抱いて
この土地にやってきた少女フミ。
そして女郎を忌み嫌いながらも売られてしまった親友のタエ。
フミとタエの固い友情、そして彼女達の芯の強さ…
思わず応援したくなっちゃうんですよね~><
「酔芙蓉」の女郎達は皆、美しく逞しくて、
女性とはこんなにも強いものなのかと悲しくなってしまう程。
フミが幼い頃に出会った、危険な香りのする男・山村や、
華族出身の青年実業家・黒谷との関係もドキドキさせられます。
女郎屋が中心となるだけに、なかなか悲惨な描写もありますが、
フミの明るさ、打たれ強さに救われる感じですね。
続編を読むのが楽しみ!!
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読み返し。普段本を読まない家族まで、面白い、と言って読んでいた、奇跡!
漫画が本になることを、どこかで連載再開になることを切に願います。
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新刊の文庫本コーナーにてジャケ&時代設定買い。
20世紀初頭の激動の大陸を舞台にした歴史物というだけで買って損はないですね。
女郎と芸妓の友情と恋がメインですがところどころに歴史がひょいと顔を出して面白い。
大陸と桜の組み合わせがどこか哀しいのはどちらも悠久の営みがありつつも、凄い勢いで時間を消費していくせいなんだろうか。
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旅芸人の娘として生まれたフミが流れ着いた先はハルビンの妓楼「酔芙蓉」。女郎になるという目標を持った彼女だったが、彼女の天賦の舞の才能は、違う道へと導いていく…
フミの波瀾に満ちた半生、夢と恋と友情の物語…といったらどこか薄く感じられてしまうかもしれませんが、どっこい(古い)活力に満ちつねに前を向こうと踏ん張る彼女の生き様はまったく飽きさせません。
かけがえのない友達のタエ、凛と美しくも心中を明かさない蘭花、蓮っ葉な態度も妖艶さをまとう千代たち女郎のキャラクタも個性豊かで物語を彩ります。男性も物静かな黒谷に、あきらかにいわくありげで怪しい山村、となかなか女性が惹かれるような人物造形でした。
シリーズは次巻以降も続くようなので、機会があったら読んでみたいなと思います。
だいぶ方向性が異なっている感じらしいですが…
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気分的に吉原とか、芸妓さんのお話が読みたかったときに、本屋さんでたまたま売り出し中だったこの作品。
日清、日露戦争を終えて、日本が大陸侵略を進めるなか、大陸に渡って哈爾濱(ハルビン)で女郎を目指す女の子フミの話。
特に印象的だったのは、フミの心理描写。
嫉妬だったり、過去のキズだったり、コンプレックスだったり、初恋のトキメキだったり……
女性ならではの心の動きが的確に表現されていて、思わず感情移入してしまった。
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2人の少女が、女衒に連れられて、日露戦争が終わった頃のハルピンの妓楼を向かうところから物語が始まる。
女郎と聞くだけで過酷な暮らししか思い浮かばないのだけど、こんな時代の異国となると、もはや想像の埒外。
激動の時代を背景に、主人公フミの強さが、心地いい。
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面白かったです。
二人の幼い少女の人生のクロスがよかったです。
てか、続きあるのねー!
2018.6.18
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フミの性格はきっぱりしてて好きなんですけど、元気がありすぎて、女郎屋の雰囲気から終始浮いてたなーと思いました。いろいろな人物が出てくるのは面白いですが、登場人物が多すぎて、参りました。その原因は、主に日本語と中国語とロシア語の表記が混ざってて、こちらが覚えられないからです。すべてルビふってほしいくらいでした。
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二十世紀初頭のハルビンにある遊郭を舞台にしたお話
一巻部分は上製版からの再読
改めて読むと『帝冠の恋』を思い出させる急展開
必要なところは十分に描かれているのではあるが
一切脇に逸れなさすぎで恐ろしい
出来過ぎ感をもちろん感じるが
強引に力技でねじ伏せる
『アンゲルゼ』はゆっくり過ぎたのかいや違うな
これでも成り立っているのが奇形的
内容には関係ないが解説が酷く本としての価値を大いに損ねている
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面白かった!
最近何かとこの時代の朝鮮に触れることが多い気がする
歴史の勉強にもなるなぁ
髪型とかいちいち調べたりして…
このおフミが千里をかけるお話。これから先どんなことが彼女をまっているのだろう。
続きが楽しみ
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芸妓とか遊郭とか聞いたことはあっても、実際その中がどうなってるのか知らなかったから女郎たちのあまりの人権のなさにびっくり。
続きも読みたい。
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シリーズ1~4巻全てを読んでの感想。相変わらずこの作者の書く女性像は格好良い。波乱万丈で、時代的背景も含めて壮大な物語だが、ちょくちょく乙女心を刺激する面白さもある。フミは誰と一緒になるのか、と気になっていたがそこは須賀さん。そんな単純な話ではなかった。え、そうなるの!?と思いつつ1巻のシーンを思い出すと感慨深くなったり。