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世界のしらないパンがいっぱい。西アジアで生まれたパンは、ギリシャをへてローマへ。そして世界中の人がパンを食べるようになった。
おもにアジアの地域のパンが紹介されている。焼き方や売り方、食べ方など3か月以上保存できるパンもあり。トルコのピデがギリシャでピタになり、イタリアのピザとなった。
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パンというと、西洋食文化のイメージが強いですが、本書では西アジア周辺のオリエンタルなパン文化が、「え~っ!」とびっくりしちゃう写真とともに紹介されています。
文章も写真家の大村次郷。キレのある明快な文体です。
本書は、大人数相手の読み聞かせには適しません。
いちおう本書は「小学校低学年向け」というコンセプトながら、まー、賢い一年生なら大人のガイドなしで読めるザマスって感じかな。
とはいえ、家にさりげなく転がしておくにはちょうどいい知識の本です。
夜、親子で布団に寝っ転がって、つらつら眺めて楽しんでください。
頭の上に何十個ものパンを載せて自転車で走るエジプトのパン屋のおじさん、小石の上で固く焼きしめたイランのサンギャク、ほかにも驚異(私たちから見て)のパンが、たくさん紹介されています。
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パンといっても日頃はお目にかかれないような、西アジアの珍しい(といってもその国の人にとっては日常的な主食)パンがいっぱい。
どれも人の手でこねられ、土がまで焼かれていて、日本で売ってる工場製品のパンとは全然違う。
すごくおいしそう。カイロでエイシという丸いクッションみたいなパンを板の上にいっぱい載せて自転車で運ぶ人の写真もあるけど、今どうしているかな・・・。
こういうパンはレシピ通りに日本で作っても同じ味にはならないだろう。
旅行してみたくなる本。
でもランドセルブックスとしては、どうかね。
「たくさんのふしぎ」で良かったんじゃないの?
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パンの起源となったメソポタミア地方を旅した筆者が写真で紹介する異国情緒溢れるパンたち。
トルコでピデと呼ばれる具材を載せたパンが、ギリシャでピタ、イタリアでピザになったんだって!
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こどもと一緒に読了。西アジアのパンが紹介されている。日本のパンとは全然異なるシンプルで生活に密着しているパン。写真も多くて、楽しく読めた。