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あと2週間もすると箱根駅伝なんですね。
天気さえ良ければ、今年(来年か?)も蒲田の交差点辺りで観戦したいと思いますが、1区だとまだバラけていないので、実際に観られるのってほんの数秒なんですよね。
そういう点では、現地に観に行くよりもテレビ観戦した方が、長時間楽します。
で、テレビ観戦していると目に飛び込んでくるあんな場所、こんな場所を泉麻人さんが歩いたエッセイがこの本です。
箱根をテレビで観るときには、是非手元に置いておきたい本です。
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箱根駅伝についての薀蓄などはそれほど多くはない。
泉麻人氏の時代背景を軸に箱根路のぶらり旅。
流石にTVの関係者、カメラ目線が随所にあり、TV画面に映っていないものを思い起こさせてくれた。
映っているもの、映っていないもの。距離感を感じるために、箱根駅伝の道を歩いて見たくなった。東海道五十三次の一部を、自分の生きた時代を振り返りながら。
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車夫の替玉ラン話など箱根駅伝の歴史も楽しい本でした。選手はどんな風景を記憶しているのか、聞いてみたい気がしました。
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はずかしながら毎年正月の寝ぼけアタマで見ていたせいか、ただしい箱根駅伝のコースをじっくり見ることはなかった。近所が最後の10区に近いことから毎年見学していたけれど、藤沢や辻堂のセクション、箱根の登りなどからっきしダメだった。
しかしこの本はランナー目線ではなく、丁寧な散歩者の視点から寄り道を含め、ゆっくりと全区間を歩いているので、歴史や謂われなどをきちんと知りながらポイントを押さえたコース紹介をしているのがとにかくすばらしい。
全駅伝フリークの皆様にはぜひとも一読することをオススメしたい。走る人も走らない人も楽しめることまちがいなし。
GoogleMaps片手ならなお良し。
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路上観察的視点もあればやんわりと闇の歴史に触れたり、歩く速度故の沿道のお昼ご飯や、地名から想起する事件に触れたり東海道や箱根今昔など幕の内弁当風に程よく盛り込まれて楽しめる一品。最後に記された資料一覧を読書目録にするのも楽しそう。装丁も愉しい。
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去年発行され、ずっと気になっていた本。
思っていたより、「ああ、そこそこ!」というような内容ではなかったものの、
箱根駅伝フリークは面白く読める一冊。
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箱根駅伝ファンなら一度は考えるコーストレース。改めて、歴史ある東海道を行く箱根駅伝の新しい楽しみ方を知った。独特の視点による描写も面白い。
この時期に読む物としては最適。
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毎年クギ付けになるお正月の箱根駅伝。テレビで見る風景も、歩けばじっくり見られて、面白いかもと思い手に取った。現在の町並みから、一昔前の町並み、さらに、歴史的事実まで内容盛りだくさんで、読んでいて行った気分になった。一区間とか、好きな区間とか夏休みにハイキングコースで歩いてもいいかも。
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コラムニスト泉麻人さんが,実際に箱根駅伝の区間を歩いてかかれたコラム。
1区(10区)大手町から,5区(6区)の箱根芦ノ湖まで。
随所にある,史跡やら,昭和レトロな看板や建物まで。
泉さんが歩きながら見たもの,感じたものが書かれています。
駅伝の区間,108km全部歩き通すのはなかなかできることではないですが,本を読みつつ,擬似的に駅伝のコースを歩いた気分を堪能できます。
オイラ京急と併走する1区(10区)を歩きたいなあ。
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何気なく毎年正月に観ていた箱根駅伝の歴史、名シーンと共に1区から著者と歩いている気分だった。東海道沿いの品川、鶴見、戸塚、平塚、小田原の情景が泉麻人ならではの描写で記載されており、引き込まれた。
とても良い刺激をうけ、自分も箱根駅伝を部分的にでも歩いてみたいと感じた。来年の箱根駅伝は例年とは違う観点で観戦できそうだ。
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箱根駅伝のコースを読売新聞社前から芦ノ湖のゴールまで歩いてみた話。
街歩きの分野では名を知られた泉麻人の作品。
箱根駅伝のコース、1区から5区まで各2日ずつ、延べで10日ぐらいかけて歩いた内容。
八ツ山陸橋、六郷橋、権太坂、遊行寺、鈴廣かまぼこ、函嶺洞門、大平台ヘアピンカーブ、小涌園前など中継でおなじみの地点を歩き、気になるスポットを散策する。最近はやりの街歩き本としては、なかなか良い発想。
久しく読んでなかったが筆者の泉麻人本は、一時期、はまったこともあったので、波長が合うのか実に楽しく読める。
筆者は慶大出身、湘南についてアドバンテージがある。ちょっとした思い出話に楽しかっただろう学生生活が垣間見える。
サザンの歌の題に出てくるラチエン通りとか。
全コースとまではいかないけど、箱根駅伝ファンとしては、少しでも実際に歩いて(走るのは無理(**))みたいと思えてくる。
中継でも一番の見どころの5区を筆者は1日で歩こうとしたが、無理だったとのこと。実際に走る選手の肉体は素晴らしいと思う
。
本書片手に、沿道で応援や散策を楽しんでみたいと思いました。
箱根駅伝を見て、気になる建物や看板などのある方にはぜひともオススメです。
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箱根に向かう道行きを軽妙に書き連ねていて、一緒にてくてく歩いているような感じでとても気楽に読めました。
「あえて季節感を出さずに書くようにしていた」ことが最後に記されていて、なるほど〜、だから自然と読めていたのか〜、と感じ入りました。