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少し躓いて、また歩きだす。人生の小さな岐路を描いた短編集。
印象的な瞬間の魅せ方が本当に上手いです。間の取り方も絶妙。主人公たちの小さな変化、覚悟、決意を絵が伝えてきます。ドラマチックではないし、アクションもないけど、爽快です。
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良質短編集。
十数年ぶりに再会した同級生が女装でゲイになっていて二人でタイムカプセルを開ける話とか、夢に出てくる庭を探しに(歩いて)行く話とか、淡々として感情の起伏がないお話たちです。
良い意味で大人向けだなーと思う。
同人誌からの再録があるとのことですが、同人でコレ読んだら天才だ!と思ったろうな。
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どこで勧められたのか何の記事で読んだのか、一切忘れてしまったけれどショッピングリストにずっと残ってた本のひとつだった。こういう質感の短編集はざっくり言えば「いっぱいある」ので、本当はかなり飛び抜けたものがないと少し難しい。その意味ではインパクトに物足りなさがあったけれど、テーマの選び方も、作劇のテクニックだけでない所でキャラクターの心情を積み重ねてゆくところも丁寧で、やわらかなグラフィックも相まりとても良かった。個人的には「THE WORLD」がお気に入りです。
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雰囲気がめっちゃ好きです。庭に行くお話のちょっとした冒険と、なんにもないけど楽しかったみたいな雰囲気が特にええな〜思いました。
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全ての短編が私好みでした〜
当たり前の日常が角度をかえて非日常になったり、ふとした瞬間にちがった世界になっていたりと頭の想像力をシャッフルしてくれます!
「あしたの今日子」がよかったな〜
「加古里・スズシロ」も好き〜
ぜひ〜