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Episode0とのことなんで、今巻は過去話。
伊佐と千条がコンビを組む経緯ですな。
所々に今までの作品に出てきた登場人物の名前が出てきてて、何のどこに出てきたっけ?と考えてしまった。
考えても出てこないのが、自分の記憶力のなさの悲しいトコロ…。
だれか、時間軸と相関図を作ってくれないかな、と本気で思う今日この頃…。
ここ最近の上遠野さんの作品では、これが一番自分好みだったな。
最後に事態をひっくり返すってのが特に。
ところで。
「ロボット」の奥に潜んでる、本当の「千条雅人」の登場は、今後あるんだろうか?
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エピソード0という心構えなしに読み始めたので、あれ?あれ?となる。二人のスタートはこうだったのね。
終わってみると、思わずシャッターアイランド……と呟かずにはいられなった。
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命と同等の価値あるもの〈キャビネッセンス〉を盗む怪盗ペイパーカットを巡るソウルドロップシリーズ6冊目。
今回はエピソード0とのことで過去の時間軸での、伊佐と千条の馴れ初めを描いたものに。前の巻で伊佐と飴屋の接触があったことからも、ついにこのシリーズも終わりに向かって大きく動き出すのだろうか。これまでの千条がまだ人間味があるように思えるほどの“ロボット”探偵ぶりや、お茶目に役を演じていた飴屋など楽しめたが、ナオセお嬢のデレが無かったのが残念。
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過去話。なんかデウスエクスマキナを思ったのだけど、あながち間違いではあるまい。
もともとクロスする作者だし、この作品もアレとかアレとかクロスしてたけど、今回は露骨に出してきた。
もういっそ死神さんだせばいいのに。
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伊佐がサーカムの下で働き始めるキッカケとなる話。今までの話の前日譚で番外編みたいな位置づけなので、ペイパーカットが出てくるのかどうかも含めてよめなくまた、最後のどんでん返しもあり、面白かった。
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伊佐がペーパーカットと遭った直後の物語。伊佐格好良い。あとサーカム財団は某機構の関係機関であることが明かされた。まあだから釘斗博士がいるわけか……。
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上遠野さんの本は図書館じゃなくて全部買い揃えたいと思う。
でも全シリーズ完結してからかなぁ。
いつになることやら、だけど。(笑)
今回はサーカム財団に入った伊佐の話。
千条がロボット探偵になった話でもある。
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相変わらずの上遠野浩平。
この独特の世界観と、むしろ言語感覚に惹かれて何年起っただろうか。「プギーポップは笑わない」からもうちょうど50作品というのを見て結構驚いた。やはり、面白い。
村上春樹の「ハードボイルド・ワンダーランド」とかの不思議な言葉選びと世界観が好きな人なら、もしくは、クトゥルー神話の人智を越えたコズミックホラーが好きなら、もしくは「戦闘妖精・雪風」の様なスペース・SFが好きなら、上遠野浩平はハマると思うんだよなぁ。
と、これではまるでステマではないか。
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ライトノベルは上遠野の書いたのくらいしか読まなくて本棚入れないでおこうと思ってたけど、いい加減忘れそうなので入れておく。
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ペイパーカットシリーズの最新刊。
絶海の孤島アルバトロスの秘密施設。
研究内容はペイパーカット。
研究対象はペイパーカットと遭遇し、奇跡的にも生き残った者たち。
伊佐俊一もその中の一人。
閉ざされた研究施設の中で次々と死ぬ「被験者」たち。
その謎に伊佐が挑む。
シリーズの時間軸ではかなり初期の段階のお話。
ロボット探偵と伊佐の初めての出会い。
以下ネタバレ感想。
シリーズの中で一番面白かった!!!!!
ここまで、なんとなく惹かれて読み進めてきましたが、ここにきて「これだよ!」となりました。
大層楽しかったです、本当に。
これまではペイパーカットの「現象」を追う話でしたが、今回は根幹に迫るお話で、これまでなんとなく曖昧だった世界観がはっきりと輪郭を持ったという印象。
なるほどね…。伊佐さんってこういう人だったのか。
この物語の主人公は、間違いなく伊佐俊一であると実感した一冊でした。面白かった。
しかし、面白いね。以下、読みながら考えたこと。
ペイパーカットは、その人が命よりも大切にしているものを、どうやって、いつ知るのか。
出会うということ自体、命より大切なものがあるという証拠、というような描写があるのですが、では、飴屋さんはいつ知るのかな。
いや、たぶん、飴屋さんと出会うことで、大切なものをこれと定めるのでしょうけども…。
ということは、だ。
飴屋さんは何のために姿を現すのかな?
卵が先か、鶏が先か、というような状態になるね。
しかも、飴屋さんはどうしてそれを奪うんだろうか。
奪った後、どうするんだろうか。
なんのために奪うの?なぜ?
理解できない…。
飴屋さんはもうひとつ大きな視点で人類を眺めている節が見えるので、彼は人間ではないのかもしれないね。
意思の集合体…?みたいなものなのかもしれん。
ますます謎が深まりました。
なんだか哲学書を読んでいるような気持にもなります。
続刊が楽しみです。
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伊佐がペイパーカットと出会った後、千条と会いサーカムに所属するようになる話。あと、やっぱり釘斗博士はいいキャラだなー。
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伊佐がペイパーカットの影響を受け、ロボット探偵となったばかりの千条と出会う話。つまり、エピソード"0"。うー、騙された。イマジネーターなあの人やら、某機構やら、またいろいろな繋がりが。お嬢様、それ、あの人のであってる。
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伊佐がペイパーカットと出会ったあと、サーカムの秘密研究施設に連れて来られた時のエピソード・ゼロ的な話。千条との出会いもあるし、ミステリ仕立てなのでシリーズの中ではわかりやすい面白さ。
まだこなれていないロボットの千条が楽しい。
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(あらすじ)絶海の孤島アルバトロスの秘密施設。そこは一枚の紙切れで生命を奪う謎の怪盗ペイパーカットに遭遇し、九死に一生を得た人々を収容した研究所だった。元警察官・伊佐俊一もまた怪盗に負わされた傷を癒すべく、島を訪れた一人。人に言えない過去を持つ患者ばかりの、不穏な空気が漂う所内で、ついに連続殺人が! 次々に生け贄となる患者たち。犯人とその黙テクは? スパイの存在も囁かれる中、容疑は伊佐に向けられた! 後遺症の幻覚に襲われながら、独り不可解な事件に挑む伊佐が掴んだ驚愕の真実とは!?
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ソウルドロップシリーズその7。
過去編。今までの作品と同じテイストであり、普通に楽しめる、、、のは良い。しかし、過去編って色々な疑問が解消される作品だと思っていたのだけれども、読んだところでなんの疑問も解消されないのはこれ如何に。
過去編があって、本編でなにか展開してシリーズ終了、だと思うのだけれども、その8は発刊されていないんだよね。