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紙の本
中国の不気味な実態と尖閣問題の今後が手に取るように分かりました
2012/12/22 23:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書によると、日本と中国2国間の貿易額は年間3400億ドル(約28兆円)余りに達し、日中国交正常化時の1972年の10億ドルの340倍に増えた。両国は互いに重要な経済・貿易のパートナーであり、中国は日本にとって最大の輸出市場となっている。
こうした中、中国では「尖閣諸島国有化」を理由とした日本製品不買運動が広がり、自動車、家電を中心に売り上げが激減。さらに中国人観光客が大きく減り、ホテル、デパート、家電販売店、航空会社など日本の観光産業は大打撃を被っている。一方、中国にとっても日系企業で働く約1千万人に上る労働者の雇用にも響ているという。
日中間の喉元に刺さったトゲである「尖閣諸島問題」の真相など新たに発掘した事実や解決策も随所に散りばめられており、大いに参考になった。日本のマスコミが伝えない不気味な大国の光と影が活写されており、一読に値する書といえよう。
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