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知っている話も数編ありました。
ただ「伝説のジャンプ」を頭に持ってくるのは、反則なようなそれしかないような。
本物の「伝説のジャンプ」を見たことがあります。この秋マンガのイベントに行ったら展示されていました。あると思ってなかったので、いきなりの対面にはっとしました。この号のジャンプは、私は関東であまり苦労することなく入手して読んでいたと思います。印象が薄いから、多分そういうことでしょう。でも、目の前にあるジャンプは、何十回も何百回も、尚且つ次の人へ思いやりを持って丁寧に読み込まれたのがよくわかるものでした。それを思い出したから、いきなり持っていかれた。そういう意味で、反則なような、しかしこの本の掴みとして必要なようななんともずるいポジション。
後ねぇ、Story10の版元さんですね。
私の勤務している(書店外商の)営業所はこの版元さんと、震災前に一度だけ取引があったんです。で、震災後また受注があり、問い合わせたら前回のデータがあるという。個人的にこの版元さんも被災されて、一時山形に避難されたことを知っていたから、今回の取引はともかくまさか震災前のデータが残っているなんてびっくりしました。○○○さんすげー!それ以降個人的に大ファンになり、有名になった伊坂さんのエッセイ集は当然として(?)、「仙台学」や「遠野学」や「その時ラジオだけが~」などを読ませていただきました。
震災(しかも仙台)ばかりになりましたが、書店がどんどん閉店していることについて。行政単位で市区町村で無書店になっているところが増えてきていることもそうですが、私の住んでいる私鉄沿線では、3駅に渡って書店の無い街が繋がっています。私としては、小学校低学年の子どもが、子どもだけで小銭を握り締めてジャンプを買いに行ける距離に本屋さんがあって欲しいと思っています。
いつかまたそうなることを願って。
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ちょっと前に店頭で見つけて、その表紙のほっこりさが印象に残った状態で、
その後すぐにエビカツ読書会でも紹介いただいて、とっても気になっていた一冊です。
全部で28のエピソード、そのすべてが「本屋さん」にまつわる話となっています。
どれもが心に染み入る内容で、あらためて「本の力」を感じました。
中には『復興の書店』でも見られたエピソードもあって、
人は極限状態であっても(だからこそ?)、「文化」を求めるのだな、とも。
一つ一つの話は短くて、とても読みやすく、一気に読破。
せっかくなので、「旅」に出してみようと考えています。
ん、大きく育ってくれるといいなぁ、、なんて。
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東日本大震災後、本屋さんに届けられた一冊の「少年ジャンプ」を、被災した子供たちが夢中になって読む姿。
片や、本屋さんで見かけた素敵なお姉さんに淡い恋心を抱く男の子は高校生かな?
本屋さんを舞台に繰り広げられる、どこにでもある日常に隠れた小さなドラマ。
本好きじゃなくても、心がほっこり温まる物語。
「しろくまちゃんのホットケーキ」が登場するお話を読んだら、たまらなくホットケーキが焼きたくなってしまいました♪
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いいなこの本。自分が本が好きだからなおさら。
3.11の震災後、100人以上に読まれた一冊の少年ジャンプの話、
ジュンク堂新宿店の閉店時の最後のフェアの話、
本を読まなかった人が、本屋で店員さんが丁寧に薦めてくれたりといったきっかけで、本を凄く読むようになった話もいくつか。
どの話もよかった。
最後に著者は
今は書店がどんどん減ってしまっている。
書店を残していくために、
・お客さんとの接点を増やす
・コミュニティをつくる
・期待値以上の驚きを与える
と挙げてる。
どこで買っても同じ本を、書店で買ってもらうために。
コミュニティをつくるでは、
読書会
ビブリオバトル
シェアリーディング
が挙げられてる。
読書会はやってみたい。
そして、ビブリオバトルは初めて知った。
http://www.bibliobattle.jp/
本を紹介しあうゲームか。
HPもしっかりと作られてて凄いな。
実際にやってるとこを見に行きたいな。
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本屋さんの素敵が詰まった1冊☆
本は人生だ!そう信じて疑わない私です。本が人と人とを繋ぎ、人生を支え、成長させる。なんて素敵なことなんだろう。
素敵な本屋さんの話を読んで、「本屋」というものが人々に与える影響というものを改めて感じた。今全国で「本屋」が減っているのがなんとも悲しいです。新しい本を見つけるワクワクやドキドキ、気になる本を見つけた嬉しさ。フェア台を行ったり来たりして迷ったり…この楽しさは本屋にいかないと感じることができないのに。
これからも「本屋」には、人と人とを繋ぐ大切な場所であり続けてほしい。そして、人と人とを繋ぐ媒介として、素敵な書店員になれたらいいなって思いました。
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読めば本屋さんに行きたくなる本。「心温まる」系の書籍はあまり好みではないが、この本は楽しくすぐ読めた。小規模書店の今後の可能性が見えてくる。
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2012/12/28-2013/01/03
宮城の本屋で一冊の少年ジャンプが回し読みされたという。本を買いに本屋へ行くのではない。本に出会うために行くのである。ネットで本を購入してはいるが、本屋へいくとなぜか胸の高まりを感じる。
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何度か泣きそうになった。 くすりと笑ったりも。
本屋さんいいな~と思いました。こんな本屋に出会いたいな。
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書店にまつわる色々なエピソード集。入浴中に第1話の「少年ジャンプ」を読んでいたら、あまりにいい話で涙ぐんじゃった。新宿のジュンク堂が閉店になったのは残念な限り。もう、家電量販店は充分にあるのに。あと、新宿のブックファーストで子供向け絵本コーナーが縮小されたことも。子供が遊べるスペースがあったのに、もうなくなっちゃった。
中学生の頃、小遣いを貯めて「おれは鉄平」を毎月商店街の本屋で買うのが楽しみだったことを思い出した。
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本屋さんをめぐる心温まるエピソードが満載です。
本屋さんにあまり行ったことのない人にこそ
読んで欲しいなと感じた1冊。
本屋さん大好きな私ですが、
この本を読んで、さらに本屋さんが大好きに
なってしまいました。
今日も、本屋さんに行ってみようかな。
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しょっぱなで泣いた、泣いた,ジャンプ。
あと。「しろくまちゃんのほっとけーき。」のん(うちの娘)も大好きだったな。わたしも読むの一番すきだった。
あと。読書感想文のプレゼンしてくれた本屋さん。
そんなに本屋さん、行ってないのに、なんで、こんな懐かしく、涙出そうになっちゃうんだろう。
読んでいて気付いたが、私が住む北海道室蘭も、徒歩圏内に本屋さんがない。
なので、娘と二人、毎週、タクシーか,超不便なバスで図書館通いである。
車の免許を取れ、と言われればそれまでだが、娘を本好きにしようと画策している心も、この真冬、萎えてしまう。
この本の、北海道留萌市のように、本屋を作ろう運動が起きたらいいな♪と、他人任せ。
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こういう本を読みと本屋で働きたい!と思わずにいられない。現実、心暖まる物語より心折れる物語の方が多いのだろうが、こういった物語に遭遇するとまだまだ頑張ろうと思うのでしょうね。本屋と図書館で通じるところもありもっと精進しなければと思った。
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本好き、本屋好きは絶対損しないと思う。オススメ。
なぜか本屋さんでもあまり目立つ所に置かれていないのが不思議。。。
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図書館で働いているので、共感できる部分が多々あった。
モテる書店は、モテる図書館につながるところも多いので、早速取り入れていきます!
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本屋さんで本当にあった28の物語がおさめられた本。
本当にあった話だからこそ心が温まり、幸せな気持ちになる内容だ。
特に、書店が一軒もなくなってしまった北海道留萌市の「S書店を留萌に呼び隊」活動の話が印象的だった。
私は都心付近に住んでいて、本屋が0になるということを意識したことはなかったが、それがいかにさびしいことかが伝わってきて、もっと本屋の存在に感謝して大事にしたいと思った。
本屋っていいなぁ(^-^)