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おそらく仮面ライダーW最後のエピソードとなるであろう本作。TVシリーズでのBとYの間に起こっていた欠番Zの事件。映像作品でやり残したネタ、ぼやけていたディティールを補完している。出処が不確かだったあの「贈り物」の秘密も明らかに。文章表現に拙さは否めないが、脚本的な文体とも言える。何よりメインライター著だけあって各シーンで映像がはっきりと頭に浮かんでくる。読んでいるだけでキャストの芝居とBGMが聴こえてくる。もはやフィルムであると言っても過言ではあるまい。全ての映像作品を視聴し、本作を読破することで「Wのすべてを閲覧した」と言えるだろう。 ってゆーかまた悪女かよ!!ホントセレブ悪女好きだな三条!!本当にWらしかった。いつかどこかで「その後」が読みたい。
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勧善懲悪の話はやはりスッキリしていて楽しい。Wはヒーローものプラス推理ものの要素があって考えながら読める。謎の部分は簡単だけど。クサい台詞回しが多いけど、「探偵」という設定に落とし込むとしっくりハマっちゃう。物語の伏線をちょこちょこ入れててニヤッと出来た
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作者さま、東映様、本当にありがとうございました。
脚本家ご本人が書かれていらっしゃるだけあり、Wの世界が文章からよみがえるようで読んでいるだけで幸せでした。
お話はTVシリーズよりも大人向けにできており、犯人探しなどもなかなか考えさせれる出来栄えに!
個人的にはフィリップ視点で書かれているので、普段アレな彼がどんな基準で行動してるのかが分かったのがすごくよかった。
翔太郎のメソメソぶりも原作通りだし照井が意外とあきちゃんにメロメロでゆるさない
読むと必ず本編が見たくなる一冊です。W大好き!
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仮面ライダーWノベライズ、「B」と「Y」との間に起こった物語、フィリップの出会った事件とは…
こんな形でまた仮面ライダーWの物語に出会うことができて幸せ。TVシリーズでメインライターをされていた三条さんの仕事ということで、キャラクターたちのセリフ回しなども自然で脳内再生できるほど。時系列的にはサイクロンジョーカーエクストリームの登場直後といったところ、TVシリーズの補完的な要素もうまく組み込んであり、またフィリップ視点での話ということからも、ダブルが好きだった人には是非読んでほしい。もともとが探偵ものであったため、ミステリとしても読みごたえがありバトル描写の見せ場なども満足できるものだった。叶うならば、是非映像で見てみたい。
余談ではあるが、デザインが公開された「仮面ライダーサイクロン」、ダブルマフラー装備にして欲しかった。
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翔太郎の風邪を治す描写はやはり映像化不可能か(笑)冗談はさておき、Wの間にあった話として無理なく挿入できるエピソードでもあり、ファンは必読の書といえるでしょう。
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読んでる間中、まったく違和感なくフィリップの声が脳内再生され続けていました。
シナリオライターさんが書かれているからなのか、それとも意識されてなのか、文体がシンプルなので、いい意味でTV画面を見ているようでした。
どちらかというと、シリアスな展開にまとまるのかな?…と思っていたら、翔太郎のまさかの「あーーーーーっ!」と、それを知らずに感動しているフィリップに――吹き出すのを耐えるのに必死でした。(^^;) ←外出先で読んでいたので。
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W好きな人は読むべき。
各キャラ、テレビシリーズのキャストで脳内再生余裕でした。
文章も読みやすく面白かったよ。
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これは是非映像化してほしい。フィリップが主役。
TVシリーズのライターさんの仮面ライダーWノベライズ。うちの子も大きくなって今は仮面ライダー見てませんがWの探偵仮面ライダーは本当に良かった。また見たい。
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2013.5.31読了
こんなシリーズあったのか、ということで好きだったWを読んでみた
まず、小説としてダメ
地の文が酷すぎる
物語もイマイチ
ドーパントの正体も真の敵も
最初の方で検討ついてしまう
普通の小説として読むのではなく二次創作として楽しむべき?
作者、Wのメイン脚本家だったけど(ーー;)
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ガイアメモリ犯罪から風都を守る、二人で一人の仮面ライダーWとして活躍する私立探偵・左翔太郎と、その相棒にして地球の本棚と繋がり莫大な知識を検索する不思議な少年・フィリップ。しかし今回の依頼は翔太郎がまさかの風邪でダウンしてしまい、翔太郎の名を借りてフィリップが捜査することに。遺産相続を巡る兄弟間のトラブルにズー・ドーパントの襲撃、そして依頼人の事情――「今、探偵はお前しかいない」 翔太郎なりの励ましを受け、フィリップは亜樹子・照井と共に事件解決に奮闘する。しかし相手を無力化させてしまう能力を持った謎のゼロ・ドーパントの出現により絶体絶命のピンチに陥った時――フィリップは“一人”で、ライダーへと変身する。「……僕は、仮面ライダーサイクロンだ!」
唐突に仮面ライダーの小説などぶちこむブクログ。はい、こないだ一気に最終回まで見た為、結果Wにドハマリいたしました。なので小説もすぐに手を出しちゃったのだ。
時系列では32話と33話の間に入るお話。なのでエクストリーム登場すぐのエピソードで、その時の翔太郎の葛藤などが話(基本フィリップ視点の一人称)に組み込まれてたりして、他にも犯人の正体を暴くのに他のエピソードを使っていたり、シュラウドが出てきた時のフィリップの心情描写など、Wを見てきた人ならおおっと思う仕掛けや本編の補足説明など結構あって面白かったです。メイン脚本の三条さんによる小説化だからでしょうね。三条さんは最近知ったのだけどダイの大冒険の人だったのね…! 基本はライターや脚本家さんなので小説の文章はシンプルイズベストって感じで読みやすい……人もいれば逆にこういうの読みにくいって人もいるかも。私は後者だったんですけど、それを上回る面白さがあるのであんまり気にしませんでした。これ映像化もされればいいのにねえ、フィリップのサイクロン変身見たい! てりやき萌え見たい! ミステリの方はそんなに難しく書かれてないので、すぐズードーパントの正体や香澄の母の正体などわかりました。フィリップが翔太郎の言葉を理解して「これが翔太郎だ!」って奮起するところ感動したぜ…! やっぱ二人の絆熱いわー>< すきすき。
そんで最後まで翔太郎出ないのかしら…と思ったらすごい古典的な方法で風邪直して出てきたーw 笑ってしまったww これが通用するのがWである… やっぱりWはサイクロンジョーカーだしエクストリームだし決め台詞だって言ってくれないとね! それにしても最終回で登場したロストドライバーの出所はここだったのね…とニヤリとしてしまいます。他のライダーも見終わったら小説読みたいなー響鬼読みたいなー。。。フォーゼは出ないのかしら。
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メイン脚本の三条陸さんなのでWの世界観はよく表現されてるし、面白かった。原作見てるのが前提にはなりますが。
もう一回W通しで見たくなったわ
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本編の中の後半の、描かれなかったとある事件というポジション。エクストリームが完成したことを受けつつ、後半の財団Xとの戦いへの布石も描いていてストーリーとして非常に秀逸。なによりメインライター三条陸氏が直接書いた事で登場人物の言動に全く違和感無く読めるのが嬉しい。文章的には若干のブツ切れ感を感じる部分も無くも無いが、和製ハードボイルドの大家・北方御大の文体もそのような面があるのでご愛嬌かと(笑)
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面白かった。やはり格好良い。しかも仮面ライダーサイクロン。そう来たか。Wの仕組みや秘密がよく分かった。フィリップもなかなかやるなあ。
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本作の時系列は本編31、32話「風が呼ぶB」と33、34話「Yの悲劇」の間に起こった出来事を描いたものです。
ストーリーは風邪をこじらせた翔太郎の代わりに、ある一族をめぐる難事件に挑むことになったフィリップの視点で進行します。ファングジョーカーに変身して、アクセルとともに活躍をするフィリップですが、敵との戦いは激しさを増し、たった一人で仮面ライダーサイクロンに変身することとなります。ロストドライバーやガイアプログレッサー等、劇場版や本編の最終章につながる単語も出てくるので、読んでいて「なるほど」と感心させられる箇所もありました。
作者は本編のメインライター・三条陸氏なので、本編と寸分違わない登場人物とのやり取りやストーリー展開で、ぜひ実写で観てみたいと思わせる仕上がりでした。
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Wファンにはたまらない作品。
著者がメインライターの三条陸さんだったので、あの世界観や設定に矛盾もなく、安心して読めました。
フィリップ目線での翔太郎や亜樹子や照井への思いなど、本放送では描ききれなかった内容や、小道具のことなどが垣間見れて面白かったです。
これも映像で観たいなあと思うくらいでしたが、実写にするには難しいシーンもありますね(笑)
たまに映画も含めてWを観ていますが、32話と33話の間で今作をまた読みたいと思います。