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電王の小説版のようなテレビ本編の一部のような内容になっています。
ただ、電王の時とは異なり、具体的テレビ放送のどこで挟まる話という情報が
公式に示されており、放送時に未回収だった伏線を回収している上に
オリジナルライダーまで出してきます。
ここまでの小説・仮面ライダーシリーズの中ではクウガに継いで良かったです。
園咲家の登場はほぼなかったですが、それ以外のサブキャラもきちんと
活躍していて、オリジナル要素が無く、原作のファンにも安心しておすすめ
できる内容でした。
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今更ながら私の中では空前の「W」ブームだ。
実ははじめ、緑と紫の半分?しかも体が縦に分かれてキック?そりゃねーよ!!!とか思ったそのままの認識で来てしまったのだ。
ところがどっこい!!見れば見るほどオリジナルの石ノ森ライダーへのリスペクトに溢れてることが見えてきた。食わず嫌いする理由はもう、どこにもない。
そんなわけで最近立て続けにTVシリーズや映画のDVDを見て、心はすっかり風都市民。勢いに任せて小説版まで買ってしまいましたよ。メインライターの三条さんがお書きになってたのもポイント高かった。
んで、肝心のストーリーといえば…申し分なく面白い。本編のエピソードでいうとちょうどエクストリームが登場してほどなく、というところ(冒頭の作者の言葉が味わい深い)。TVシリーズや映画の設定とも絡めて、小説版のエピソードを読めばより理解が深まるような“仕掛け“もある。
何より、読み進めるにつれて登場人物たちの声が、姿が、脳内再生されるのだ。メモリの起動ボイスも含めて。
個人的に、愛するフィリップがメインだというのもツボではあったが、そうは言ってもやっぱり二人揃わなければ。そうだ、行こう、相棒。
「僕たちは、二人で1人の仮面ライダーだ!」
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大人になってからこんなに仮面ライダーが好きになってしまうとは・・・思いませんでした^^!
翔太郎、フィリップ、照井竜、所長・・・。それぞれがキャラクタリスティックに振る舞い、ストーリーが進んでいくのですが、そのキャラに隠した本当の弱さが見え隠れして、それが彼らの魅力をグッと増しているのです。
そんな、彼らの活躍がテレビシリーズを手掛けた三条陸さんによってノベライズ化されるというのなら、読まないわけにはいかないですよ。
あるとき、探偵・左翔太郎はとんでもなく風邪をこじらせてしまう。
そして、ひょんなことからフィリップが左翔太郎を名乗り、依頼を受けることに。
ガイアメモリの組織からの刺客、依頼人を狙うズー・ドーパント。
彼らに翔太郎なしで立ち向かい、依頼を達成することはできるのか!?
そんなお話でした。
一本の映画を観たような、満足感がありました。
楽しいエンターテイメント小説でした。
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ちょうどニコニコ動画で配信されていた仮面ライダーW、32話を観た後に33話との間のエピソードであるこの小説をこのタイミングで読んでみた。
映画やテレビシリーズ終盤への伏線などもありとても面白かった。
小説オリジナルの仮面ライダーサイクロンも登場。なんとかこの姿を実写で見たいと思った。
ただ、文章がちょっと今一だったかも。台詞部分での改行が逆に読みづらかったかも。
フィリップの一人称だったのは役者さんの声で脳内再生されてそこは楽しんで読めた。
出来れば翔太郎主役の番外編小説も読んで見たいな〜。仮面ライダージョーカー書いてくれないかな三条先生。
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【ノート】
・既にエクストリーム化を果たしつつ、最終回まではたどり着いていない時期での鳴海探偵事務所のエピソードという位置づけ。アクセルは既に登場しているが、既に正太郎達とは良好な関係にまでなっている段階。正太郎がひどい風邪にかかり、フィリップが正太郎になり代わって探偵稼業のフロントマンを務めるというお話。
・語り手はフィリップ。星の本棚の構成などが本人の口から語られているのが「興味深い」。あれって、テレビ見てるだけだとどういう仕組みになってるのか今一つ把握できなかったのでね。
一方、本作では終盤まであまり出番のない正太郎。それでも、彼の存在意義がフィリップによって再確認される描写があり、正太郎ファンにとっても、なかなかに嬉しい構成。
・園崎一家がほとんど出てこないのが残念ではあるが、オールスター出演を意識するあまり、学芸会的になってしまっては本末転倒なので、これはこれで正解。文章的にも安定しており、入り込めるかどうかは別にして、仮面ライダーWの世界観を何とか把握するぐらいのことはできる。平成仮面ライダーの小説シリーズの中ではなかなかの良作だと思う。
・ところで本作の作者は亜樹ちゃんを一番愛しておるね。登場キャラの中で最も映像が浮かんだのが彼女だった。Wではフィリップ役の菅田将暉がその後、活躍目覚ましいが、正太郎や亜樹ちゃん、照井竜があまり活躍してないのが残念。
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中学生くらいの時にWをテレビで見ていたから俳優さん達の演技を思い出せて楽しかった。
特にフィリップと亜樹ちゃんの描写は声に出して笑うことが多かった。
実写化はされていないだろうがどんな(美男)美女達だったのか気になるところ。
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多分無理であろうが是非映像で見たい作品の一つ。でなくとも脳内で再生余裕な出来。特にフィリップがメインの小説です。
内容はダブルファンならば是非読んで下さい。
嗚呼、仮面ライダーサイクロン!
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平成ライダーで唯一全話見たのがWだったので、登場人物についてはすぐに顔が浮かんで、映像をイメージしながらスラスラ読めました。
しかし本編の内容はほとんど忘れてしまっていたので、散りばめられた小ネタにあまり反応出来なかったのが悔しい。もう一回本編を見直したくなりました。