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文書の書けない若手全員に配って読ませたい一冊。配ります。
わかりやすさ、読み手の存在、目的の明確さというビジネス文書に必要な三つの条件、私が業務上指導する上で伝えたかったことがまとめてあります。
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黒さんの本は,他にも数冊読んだことがある。
本書も,コンパクトによくまとまっている。
日本におけるビジネス文書は,
腹芸的で,いかにも日本(人)という感じがする。
本書も,ロジカルというよりも,
日本人的,腹芸的なビジネス文書な要素が強い。
「ビジネス・コミュニケーションに人間性を取り戻す」と
ご本人もおっしゃっているので,
意図的に腹芸的なものを盛り込んでいるのでしょう。
一般の人が文章を書く場合,
大抵,日本人に対して書くことになるので,
本書の方法論は有用だと思う。
しかし,訂正された文章を読んでいて,まどろっこしさ
――兎に角,文章が長い――や,
論点がボヤけた感じがしてしまう。
「わかりやすい文章」とは一体,どういった文章のことを言うのか。
私が思う二つの要素は以下のとおり。
①文章を頭から読んでいって,一度も読み返すことなく,
文章の意味が分かる――流れるように読み進めることができる。
②文章の意味が一義的である――1つの解釈しかできない。
「わかりやすい」文章であって,
「趣や深みがある」文章ではないので悪しからず。
本書には,色々と使える表現ネタがあるけど,
1つ,いい表現と思ったのをご紹介する。
返信不要→お返事お気遣いなく。
これ,結構,使えるよね?
つい先日,「レス不要」とピシャッと
シャッターを下ろしたように書いてしまったことを反省しております。
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非常に丁寧な日本語を書くための本.
前半はまじめに勉強してきた大学生であればすらすら読めると思うが,
後半はけっこう知らないビジネス用法等がありたいへん勉強になった.
日本語には日本文化の考え方が深く根付いているが,
そこもきちんと説明されているため,
留学生の日本語訓練としても最適だと思われる.
身の回りの留学生はみな日本語検定1級だが,
句読点等引っかかる部分がまだまだあるので薦めるつもりだ.
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読了。「あなたの足りないところは何?」って上司に聞かれて、「文章力!」と答えてしまったので、積み本にしていたものを読んだというか、書き込みながらお勉強しました。
問題と答えと例文、解説があり、細かく行き届いた本です。
書き込みとノートを取りながら読み進めれば読み終わる頃には少しは成長している!はず。
長ったらしい文章が嫌いなので、嫌いで済まさずにちゃんと丁寧な文章書かないと駄目だなって思ったです。
次は語彙力つけよう。