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・太平洋戦争死者230万人のほぼ半数が餓死。(想定の甘さ。準備の欠如)
・中国は豊かになる前に高齢化し、インドがこれからの新興国リーダーとなる。
・地理的に世界人口のツートップがインドと中国であるという事実は、2000年前から変わっていない。
・インドリーバースイノベーションの衝撃と、先進国R&Dのインド進出。(心臓バイパス手術に特化した病院)
・日本人の学習力と受験産業の力は世界有数。
・世界はあきれるほど学歴社会。(エリートの超有名校出身者寡占状態)
・自分の意見に対してもクリティカルな見方をせよ。
・日本のメディアの商業メディアとしてのジャーナリズム機能の限界とメディア劣化(広告主への配慮)
・最も重要な学問(知性)は「歴史」
(人間の性は変わらない。。。)
・「君子豹変、小人革面」
・今の投資家の多くは投資を数学だと思っているから失敗する。投資は歴史学なのだ。歴史を学べば投資は成功する。古典から教養を学べ。
・信仰心の強い人間はあてになる。
・贅沢をしたいという気持ちより、神の前で恥ずかしくない人間でありたい(ユダヤ)
・ルネッサンスの三大文明(羅針盤/活版印刷/火薬)は宋代の中国で生まれた。
・言語を学ぶことで、その民族の思考回路が学べる。
・日本語のあいまいさは日本人の抽象能力の高さであり、それはそれでテクノロジーに駆逐されない高度な評価されるべき能力だが、英語の論理性がテクノロジーに乗りやすい点も評価すべきだ。
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世界・グローバル化。準備、タイムコスト、多様性、失敗、ポジティブ。
教養、英語、古典、朝型、健康。
巻き込み力、巻き込まれ力。
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映画で英語を勉強するのは飽きなくてよいかもしれない。健康は最大の資産というのも当たり前のことですが、ビジネス書ではあまり触れられないことでよい指摘でした。
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ここに書いてあることは難しそうだけど、出来ないことではない。
やれば世界をもっと楽しく生きることが出来るかもしれない。
【入手経路】
前の会社の先輩に本の題名は釣りっぽいけど、内容はいい感じと言われて勧めてもらったので
Amazonで購入し読破!
【概要と感想】
24歳の自分は世界を迎え撃つ準備が出来ていなかった。
世界を迎え撃つ準備とは
英語は最低限で、自分の強みを確立し、
古典を学び、多様性に身を置く。
科学的な考え方も感性もあって貯金して投資活動もする。
投資は円だけではなくて他の通貨にもしないといけない。
健康でなければならず、朝型で人脈も大切。
大切なのは分かっているけど、出来ていない世界を迎え撃つ準備。
そろそろ始めないと世界を迎え撃てずに路頭に迷うかもしれない。
そのために必要な準備が分かりやすく網羅的に記されている。
筆者はエール大学やハーバード大学の元研究員で所謂、”グローバルエリート”と触れ合ってきた人物。
元参議院議員でもある。今はシンガポールとアメリカのシンクタンクに所属してる模様。
だからこそ、信じてみてもいいと思う。
文体も分かりやすく組み立てられている。
筆者は準備をしっかりすることで日本人は世界で「大活躍」できると断言している。
今の時代、世界を迎え撃つ力を持ってないと厳しい。
日本国内で日本向けの仕事をしていても日本人ではない人と突発的に仕事をすることがある。
そんな中、世界でもっと楽しく生きるために必要なことが具体的に書かれている1冊。
【引用】
しっかり準備をすれば日本人は世界で「通用」するどころか、「大活躍」できる。(18)
最悪を想定する事こそがポジティブ志向の原点だと思う。ただし、それには、最悪を想定して準備することが絶対条件だ。準備のないポジティブ思考は単なる思考停止の蛮勇(21)
世界を見ることは、視野を広げるとか見方を変えるとかそんなものではなく、当たり前にやらなくてはならないのだ。(22)
皆が平等だった時代はとっくに終わった。準備が人生を大きく左右する。今からこれだけの準備をすれば大丈夫!そのつもりで書いた。(25)
人生で考えるべきは自身の差別化である。自分にしかできないことを考え抜くのだ。(79)
限られた時間を意義あるものにするなら数百年、数千年の歴史を超えて生きてきた書物を読もう。(201)
私が知る限り、ほとんどのエリートは遅くとも日付が変わる前に就寝する。(231)
【紹介図書】
『啓蒙とは何か 他四篇 (岩波文庫 青625-2)/カント』
未成年の状態から抜け出ることを考える。
『生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)/セネカ』
時間の大切さがテーマ
『自由の条件I ハイエク全集 1-5 【新版】/F.A. ハイエク』
ハイエクのススメ。
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チェック項目10箇所。私がこの本を書こうと思った理由は1つ、日本人に、これからの時代への準備の大切さを知ってほしいからだ、大げさに言えば、自分で自分の救命ボートを用意してもらうその術について書いたつもりだ。意外に重要なのが、”健康”だ、この手の本では勉強の仕方や意識について書いてあるものがたくさんあるが、実は成功しようがしまいが人生を意義ある楽しいものにするのに、最も大切なのは健康だと思う。寿命が延びるこれからの時代は、自分に投資し、自分で自分を養っていく時代になるだろう、すでに、次世代が面倒を見てくれる人口構造にはない、その中で平均寿命は延びていく、将来、人々の寿命が延びたとしても、それは健康な状態を保ったままとは限らない、すなわち、寿命ではなく健康寿命を延ばさないといけないのだ。これかrなお時代を生き抜く第一の掟は「自立・責任・決断」だ、日本の内と外で、人々の姿勢の違いを端的に表すなら、「自立・責任・決断」があるか、ないかだと思う、もちろん、地域によるし、個人にもよるが、ざっくりと分けるなら、日本は「自立・責任・決断」がない世界、日本以外はそれらがある世界だと言える。タイムコストを意識しよう、自分が1時間に生み出せる価値をお金で測ってみる、つまり時給である、1日の行動の価値がこのタイムコストに見合っているかどうかを常に考えるのだ、タイムコストを上回る時間の使い方をしていれば貯金ができ、タイムコスト以下の時間の使い方だと借金ができる。易経の原文には「君子豹変、小人革面」とある、これは「立派な人物は、自分が誤っていると分かれば、豹の皮の斑点が、黒と黄ではっきりしているように、心を入れ変え、行動の上でも変化が見られるようになる、反対に、つまらぬ人間の場合は、表面上は変えたように見えても、内容は全然変わっていない」という意味だ。日本の「就職」は「就社」に近い、職に就くと言うより、人生の大切な時間を特定の会社に売り渡しているように思う、その間に成長は止まり、会社の外で通用する能力を磨く時間は失われる。人生最大の財産はなんといっても健康である、私が尊敬する80歳を越えても現役で活躍する世界中の素敵なシニアは身体を鍛えている、いくら経済的に成功しても、大きな権力を持つことができても、健康でなければ幸せではない。私は「人生全ては準備しだい」だと思っている、うまくいかない人のほとんどは準備をしていない人だ、私もその一人なので自戒を込めてこれを書いている。
(世界と戦うのになんで家族の対話が必要なの?)……多くの動物には帰巣本能がある、皆、生まれた場所に帰っていく、それを迎えてくれる場所が必要なのだ、人間関係も同じだ、激変の時代の激流に流されても、最後まで沈まない船は家族だと思う、家族を大切にし、対話によってお互いの成長の糧としていこう。
(右脳を刺激していけとは?)……・同じ道は通らない、・食事の相手は毎回変えろ、・頭が働かないときは脳に栄養を与えて活性化、論理をつかさどる左脳の鍛錬と違い感性をつかさどる鍛錬は”論理的最短コースを攻める”とはいかない、リラックスした環境の中で鍛錬という意識を抜いて活動することがベ���ーのようだ。
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今の投資家の多くは投資を数学だと思っているから失敗する。投資は歴史学なのだ。歴史を学べば投資は成功する。
『人生の短さについて』は名著だ。「人生は短いと嘆く人間は多いが、それ、そのひとがみじかくしているからだ」とセネカは言い切る。「無意味なことにかまけていると、人生などあっという間に過ぎ去ってしまう、自分自身と向き合おうともしないで、年老いてから、まっとうな生き方をしようとしても手遅れなのだ」と辛辣だ。
これからはパソコンを使いこなすと言うより、「コンピュータで繋がった世界でいかに事故プレゼン能力を高めていくか」がより重要となる。
path、Uber
「既存のメディアの情報をクロスチェック」するという意味で世界の情報を知るならNHKのBS1の朝のワールドウェイブがオススメ。
【新聞】フィナンシャルタイムズ、ウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズ
【雑誌】エコノミスト、ビジネスウィーク、ニューズウィーク
【映像】CNN、BCC、アルジャジーラ
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plan for the worst,Hope for the best
最悪を想定して準備をして、
最高の結果を目指して実践する。
人口ボーナスを最も受けるのはインド
中国は、もう人口増加が止まることがきまっており、
高齢化が始まる。
インドは、増え続ける。
高齢化→公共福祉費増→財政の硬直化。
死ぬまで働き続ける社会。
悪魔の代理人
タイムコスト。情報のクロスチェック
ぶれる、圧倒的な試行錯誤の後を振り返ると
理屈ができる
年下からこそ学ぶ
英語は継続できる形でよい。
読み、書く。
マキャベリの君主論
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歴史はずっと中国とインドだった。
自分に投資し、自分で自分を養っていく時代。
時代は変わった。現代のエリートは一生現役の準備をしている。
人の10倍考える。粘り強く感gなえる。
考える材料である知識をつける
知識の中でも鍵となる数字は性格に記憶する
考えるフレームワークを体得する
古典を学ぶと自分が社会に果たすべき役割がはっきりしてくる。
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何事も準備が重要という内容。古典を読む重要性を認識。本末にある本のリストに上がっていたものは、今後ぜひ読もうと思う。
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データを元に話がすすんでいき、説得力がある!
国内にいても、もう日本の感覚だけで生きていくことはできない。
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●Plan for the worst, hope for the best ~最悪を想定して準備に励む。そして最大限の準備をした上で最善を期待する~
準備の鉄則は最悪を想定すること。最悪を想定することはネガティブ思考ではない。実は最悪を想定することこそがポジティブ思考の原点だと思う。ただし、それには最悪を想定して準備することが絶対条件だ。準備のないポジティブ思考は単なる思考停止の蛮勇である。最悪を想定して準備していれば、最悪の事態が起きてもショックは少ないし、手は打ってあるので最悪にはならない。準備のおかげで最悪を回避できれば自信にもなる。最悪の想定は悲観主義とは違う。
財政破たん、人口の減少と高齢化、企業の空洞化、隣国との領土問題の悪化、日米同盟の変化、次なる大地震・・・最悪の事態を想定する。そうならないようにしっかり準備する。あらゆる準備をしたら、そこからは最善を願いながら行動を起こす。
●自らを高めていく必要がある
今の日本国内の教育インフラでは、世界で戦える人材を育成することはできない。日本の受験戦争をいかに勝ち抜いても、残念ながら世界では高い評価を受けることはできない。日本の教育のシステムの中にいては、いつまでたってもグローバル人材にはなれないのだ。日本の教育の犠牲者にならないためには、常に目線を高くして、知識やスキルを、自分を追い込んで詰め込み、世界で戦う準備に励んでいくしかないのだ。自らを追い込み、追い込み、そして高めていこう。
●どんどん失敗をしておけ!
シリコンバレーには「失敗コンファレンス」なる失敗自慢会議がある。名立たる企業家たちが、今までに犯した数多くの失敗を皆の前で自慢するのだ。「失敗に対する恐怖こそが挑戦の敵」で「挑戦のない世界に前進はない」とするのがシリコンバレーの哲学だ。
驚くかもしれないが、明治から大正にかけての日本経済は、現在のニューヨークとシリコンバレーのハイブリッドのように、流動的でチャレンジングな社会だった。ベンチャーがどんどん育ち、年功序列などない実力主義で人々は会社を移動し、会社の買収や合併も盛んで、今のアメリカの経済に近かったのだ。現在も、こうした時代のように「失敗を恐れない」風土をつくっていかなければならない。
●人脈づくりはギブギブギブから始めよ
自分の1.5~2倍の人と付き合う
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世界オーダーで戦う人予備軍に向けた、準備の大切さを説く本。
最悪を想定することやタイムコストなど、日本ではなかなかされていない考えが学べた。
名言紹介は、作者の解釈があるといいな。
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日本人がグローバル化を迎えている社会・世界に対して今準備しておくべき内容を記載した本。
とてもハードルが高いが正論だと思う。逆にこうした努力を積み重ねないと国内にとどまり、衰退する世界の中でしか生きられなくなってくるのだと思う。何年後、何十年後かはわからないが。
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オーディオブックにて視聴。
失礼ながら田村耕太郎氏のことはこれまで存じ上げなかったが、なるほど長らくグローバルに活躍されている方が、自らの経験に根ざして「準備」の大切さを説いている本書は、かなり耳に痛い。
僕のいる通信系のシステム業界でも、グローバル化の波は容赦なく迫っている。お客さんは日本人でも、グローバル調達で競合他社が海外だったり、規格や標準は全て英語で書かれている。海外の開発部隊と一緒に開発することは日常茶飯事だ。
そして、今、自らの「準備不足」を痛切に感じて居る。
Plan for the worst.Hope for the best.
(最悪を想定して準備する。最大限の準備をした上で最善を期待する)
本書を貫く姿勢だが、兎に角この本は色んな角度から「準備」の大切を説く。
いくつかポイントを書き残しておく。
(オーディオブックを聴いた記憶から書き起こしているので、過不足あり)
・英語はできて当たり前
⇒目標はTOEFLにすべき
⇒読むのに飽きたら書く。沢山書くことが話す力になる。
・「リベラルアーツ」を身に付けよ
⇒古典を読むべし
⇒宗教や歴史の知識を付ける
⇒センスの良い場所に行ってセンスを磨こう
・身体を鍛えよう
⇒海外ではマッチョがモテる
⇒健康が全ての資本であり、成果の源泉
・考える力を身に付けよう
⇒人の10倍考えて、考える力を付ける
⇒考える材料の知識を付けることを大事にする
⇒考えるフレームワークを身に付ける
・正しい情報を仕入れる仕組みを作る
⇒海外の英語メディアをクロスチェックする
⇒各地に信頼できる知人を作る
⇒メディアは盛るので、どれぐらい間引くべきかを常に考える
・自分の能力をマネタイズする力を付ける
⇒ブログを書くことも有効
数ある仕事の中では、グローバル化しないものもあると思う。しかし、様々な業界でグローバル化は着実に進んでいるし、縮小する日本市場の中で生き残りを賭けて海外に進出する企業は、今後も増え続けるだろう。
日本では詰め込み教育、受験戦争は過去の物となったが、世界ではかつての日本以上に詰め込み教育、エリート教育が行われている。今後、僕らは否応無しにそういったグローバルな人材と対峙し、競争をする必要に迫られる事になる。
できればこの本はこれから社会に出る世代に読んで貰いたい。僕ら世代の多くは、今将にグローバル化の波にさらされながら、準備不足を埋めに掛かっているが、同じ轍を踏む必要はないだろう。
学生時代に、リベラルアーツと自分の専門分野の知識をしっかりと身に付け、語学力を磨いておくことで、不要な苦労を避け、一段高い活躍ができることだろう。
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読み終わった現在23歳。
あと1年で社会人になるが、やる気が出る本だった。
学生生活の残り1年を有効に使おうという気になった。