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時代物ミステリーの得意な作家さんなのかな?この本が面白かったら他の作品もちょっと手を出してみよう。
表紙の装丁がお知り合いのイラストレーターさん。
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ということで拝読しました。表紙に描かれている主役二人が可愛らしいもんだから、作中の「グロテスク、性的」である事件の被害者もちょっとコミカルな絵で想像しちゃったから変態的な絵図が苦手な方ならいい緩和剤になると思うよ。
物語の主人公はいわゆるちょっと頭のキレる知識の豊富な一般人。
その設定から「安楽椅子タイプ探偵」かなと思い込んでいたけど照れ屋の割りには行動力もあり実地検査、フィールドワークを面倒がらないよく動く人物でした。
展開はつっかかりを感じさせずトントンと進みます。
手元に日本の東海道の古地図や広重の浮世絵があればどんなに楽しく読めたことか。
五十三次という言葉で「まさか53人が次々と殺されるの?」なんてゾッとしない想像も膨らみましたが流石にそこまで酷い大量殺人は行われないのでご安心を。
難があるとすれば……女性の描き方に物足りなさがあるかなぁ、という所。
ヒロインの過去の経歴は語られても、小柄であるということ以外サラリとしすぎてつかみにくかったなー。他の脇の女性達もやや無個性に感じました。
その代わり、ちょっとミステリアスだった主人公のラストでの感情表現が印象的でした。
読みやすく、変なわだかまりも持つこと無く、時代物作家さんのイメージを見事に払拭してる読みやすい本です。
表紙買いが本音だけど、面白いミステリーが読めたと素直に思えました。
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300ページにいるいる詰め込まれていた感じ。イケメン歴史研究家のどこがイケメンなのかがあまりわからずで残念。やっぱ見た目の描写必要ですよ。足の短いのだけはちゃんと書かれてましたが。
状況が悪化するのを楽しいと感じる人。そんな人いるのかと思うのは、それだけそーゆー人が特殊なのか、私の見識が狭いせいなのか。
自分の破滅をも恐れず、さらに周囲を巻き込んでいってなおそれを愉快と感じるなんて、まるで悪魔のようだと思います。
お話の大切なとこはそこじゃないと言われても、読後その事が酷く気持ちが悪く、不気味で心に残りました。
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おや?時代小説でも鋭い謎と合理的解釈で
小気味よい作品がおおいのですが、現代物
でも主役の人柄の良さがさわやかです
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時代小説を書いてる風野さんの現代物のミステリー。観点は面白いんだけど、どうも犯罪の動機やトリックがイマイチって印象でした。
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新しいタイプの時代小説
東海道53次と春画の掛け合わせでの、ミステリー小説
設定の面白さにストーリーが勝てていないので、ちょいと厳しめの内容。。。
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事件のトリックと動機にびっくり・・・。いや、確かに伏線(?)というか、関係することは出ていましたが・・・。月村と夕湖のキャラは好きですが、う〜ん。事件の重要な部分を月村に持っていかれて警察無能すぎないか?
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後半の展開は面白かったですが、なんだか全般的に中途半端な感じでした。歴史を謳うならもう少し歴史的背景があってもいいと思いましたし、探偵役と主人公が異なるので推理描写が少ないと感じました。
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2012年間初版の本。面白かったです。
風野真知雄氏の本の主人公としては珍しい?28才イケメン歴史探偵月村弘平クン
2作目を読みたくなりました
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奇妙な格好をした死体が、東海道五十三次で発見される。
どういう殺人事件? と思って進めて行けば
想像もしなかった方向になっていました。
予想できるとか、そういう問題でもないような…。
いやしかし、誕生日にヘリという発想もなかったです。