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ゲッチョ先生がご自身のスケッチの技法を披露!なんて贅沢な本だろう。先生の緻密なイラストに加え、下書きやペン入れ途中のものまで満載。イラストを堪能すると同時に、先生の生き物観察や理科指導に対する真摯な姿勢も垣間見える本でした。スバラシイ。
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盛口さんが小さいころからの経験を踏まえて、
生き物を書くことの意味から、どうやって具体的に書くか、
まで詳しく紹介してくれた本。
これまでの、身近な生き物のいろんな暮らしやびっくりを紹介というスタイルじゃないけれど、読み終わるとなんか、絵を描いてみたくなってしった。
詳しい紹介はこちら→http://monogatarigatari.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
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スケッチをする事は「ウソをつきとおすこと」という冒頭の言葉にあるが、物を描く事は「自分はこれをこう見る」という発露であると思う。
その物に対する好奇心、探究心、深い知識、世界観などが、一枚の絵の中に込められていて、読み物としてもグイグイ引き込まれる面白さだった。
ロットリングのペンを駆使してるのも、親近感を抱くところ♬
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絵心のない僕には無縁の本かな、などと思いながらも、サブタイトルの「自然観察の技法」に惹かれる。骨を例に生き物のれきしとくらしを見る、という導入部。メガネをかけよう、長靴をはこう、トーテムをつくろう。これらは比喩だが、なんとも期待が高まるではないか。
観察眼の準備ができたところで、スケッチの技法が出てくる。もともと著者は不器用だといい、絵心に自信がない人に、という風に書いてくれていて、もしかして描けるのでは、という気にもなってくる。心構えと技法の両面で素晴らしい。ありがとうございます。
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生き物の描き方は、生き物と自然の見方でもある。冒頭の骨の話からぐいぐいと引き込まれる。世界の秘密と不思議は、見る目がなければ秘密でも不思議でもない。気づかない。
ぼくたちは見ているようで、見ていないんだなあ。
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スケッチの方法の説明というよりも自然観察の楽しさについて書かれた本(描き方の話ももちろん入っているけど)
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点描の付け方。陰影はクッキリ。
描き込みすぎない嘘。
時と場合で、描き方を変える。
ただし、1つの絵は最初から最後までいっしょ。
げっ歯類の前脚の指は四本。ミッキーさんも。
昆虫は、左右対象。節のある生物。
観察してわかること。
バラの歴史。野ばらは5つの花びら。薔薇は変異種。八重の花。雄しべ画、花びらに。虫は赤より白を好む。
野菜の歴史。
キャベツの仲間。
花を見せびらかさないイチジク。
ゴキブリ・ムカデ・クモ・ダンゴムシ・カニ・サソリ…を、4つの分類群に分ける。
昆虫は、翅がある、足が六本、頭・胸・腹の3つに、分かれている「昆虫ルール」
本来は体の一節ごとに脚が生えている→脚が退化した。→ムカデなどは、原始のルールに、沿っている。
歩けなくなるので、イモムシは、昆虫ルールを、改定している。
クワガタやムカデの顎は、脚の変形したとのと言われている。
翅が退化→他にエネルギーを振り替えている。
キノコの本体は地下に張り巡らされた菌糸。
生き物の描き方とういタイトルであるが、生態についても深く紹介されている。