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"くだらないものなんて、ない。
この世のどんなものにだって、それが存在する意義が絶対にあるはずだ。
この本を読んで、出雲さんって面白い方だなと思いました。
最初はミドリムシってそんなにすごいの?ということから、この本を手に取りましたが、読み進めていくと、著者の心情や行動に引かれていきました。
一番はコンプレックスを感じながらも同志の方々を巻き込み進んでいくところが心に残ります。
私は会社を経営していないのですが、出雲さんの姿勢は社会人でも実践できると考えています。
信じるものを追求して、人びとと共感できる方法を試行錯誤しながら、行動したいと思います。
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「パンが無いならミドリムシを食べればいいじゃない。」そんな時代が来そうです。
食料問題、エネルギー問題、環境問題、貧困問題、あらゆる社会問題の解決につながるであろう新たな発明!人間の未来はミドリムシにかかっている。
「へぇ、ミドリムシがそんなに役に立つと。どういうしくみで何に役立つのかな?」
という思いで読み始めたら、ちょっと思ったのとは違った。社長さんの出雲さんのこれまでのベンチャー経営ストーリーでした。
将来ベンチャーを夢見る人が読むべき経営本だね。経済方面の人が楽しく読めると思う。
ミドリムシ事業の詳しいしくみと活用法はお仲間の鈴木さんとか福本さんとかのほうが詳しいのかな? ミドリムシのことを詳しく描いた本も出してほしいです。
あとミドリムシ食ってみてぇ。やきそばにかけたらうまいかなぁ?
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p42 「ハイテクを作っても、それを使ってもらえる環境を整えなければ意味はない。」的なことを書いてあったけど、すごく納得できました。
たとえばおじいちゃん、おばあちゃんがやってる古いいい感じのお店にパソコンを持ち込んでも間違いなく埃をかぶるだけだよね。
東日本大震災の仮設住宅に住む人に一家に一台タブレットPCを配布しているんだって。仮設住宅に住むのはほとんどが高齢者、いろんな情報を行政側は送信しているんだけど、充電すらできていないらしいよ。
技術と人の力バランスよく発展させるのが大事だよね。私は人の力を伸ばせる存在になりたいなぁと思う。
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素直に人を天才と呼べる出雲さんがすごい。
研究者というよりもコーディネータとしての考え方を人生で学んでいきたいと事務系の自分は思った。
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単細胞生物ミドリムシを扱うバイオベンチャー企業、「ユーグレナ」を創業した出雲充氏の自伝。
とにかく出雲氏は周りの人に恵まれ過ぎである。学生時代の仲間、留学先の友人、就職先の先輩、研究者、共同経営者、出資者などなど挙げればキリがない。
ただそれは決して偶然の産物ではなく、きっと出雲氏の人柄が伝染したのだろうと、読み進めるうちに感じた。
一時軌道に乗りかけたビジネスだが、あのライブドア事件をきっかけに、続行不能の一歩手前まで追い込まれてしまう。事業継続についてどれほど悩んだのだろうか、それはきっと起業を経験した人にしか理解できない深い苦悩だったと思う。でも出雲氏と彼の仲間たちの、「ミドリムシで世界を救う」という大きな目標が心の支えとなって、危機的な状況をも乗り越えることができたのだろう。
自分もしょっちゅう仕事で悩み立ち止まるが、多分それは彼らのように大きく明確な目標が無いからなのだと思う。もちろん会社で決められた営業目標はあるが、その目標をクリアすることにより世の中がどう変わるかなんて、知りたくても知る術が無いのが現実である。おそらく同じ想いを抱いている人も多いのでは・・・
彼らの事を少しうらやましく思うとともに、今更ながら目標という言葉の真の意味について、考えるヒントをもらったような気がする。もし機会があれば、鈴木氏と福本氏の視点からもお話を伺ってみたい。
本書の中で出雲氏が指摘しているような、日本人の極端すぎる空気のブレ方や、出る杭は打たれるという様な風土は、残念ながらなかなか根強いものがある。おそらくそのような空気は、これからも消えることは無いだろう、自分も加担する側にならないよう注意したい。今後も強烈な逆風に晒される時があるかもしれないが、ミドリムシとユーグレナ社の更なる飛躍に期待したいと思う。
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kindleにて読了。
最近、大注目のミドリムシベンチャーで有名なユーグレナのお話。
社長の出雲さんがひとがらがよく現れている一冊。
冒頭の
「くだらないものなんて、ない。僕がこの本を通してお伝えしたい事は、この一言に尽きる」
というのがとても印象的でした。
なにより出雲さんのすごいなと思った所が、自分の弱点をしっかりと見つめている点です。その弱さを認めて、助けてくれる友人が見つかったからこそ、ミドリムシの培養に成功したのだと思います。
何か事を起こす時に、ずっと同じ人がリーダーでいる必要はないし、雑用みたいなことこそリーダーが率先してやるべきだと言う事、とても共感しました。
失敗を恐れず何事にもチャレンジしていきたい気分になれて良かったです。
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これは本当に面白かった。始終、興奮しっぱなしでした。
妙なタイトルから惹かれ、読みましたが、もうワクワク感がたまらない一冊です。
本書はユーグレナという東大発バイオベンチャーのユーグレナの起業までの流れを綴った作品であり、現在進行形の話でもあります。
著者はそのユーグレナの創業した現役の経営者です。本書では、著者の子供の時から半生を語る内容でもあり、学生時代までのユニーク性のある思考と行動力で非常に好感が持てます。そこから、起業への道へ。
起業家の本でこんなにワクワクしたのは初めてだろうと思ったくらいで、一種の冒険小説を読んでいるかのようです。
そして、非常に、モチベーションも上がる内容でした。
そもそも、なぜミドリムシかというところの着眼点としても面白
く、藻の一種であるミドリムシは、植物と動物の栄養素の両方を作ることができ、また、体内に葉緑素を持つため、二酸化炭素を取り入れ、太陽エネルギーから光合成ができるといった、
ことから、エネルギーとして、食物として、環境保全として、あらゆる点から、ミドリムシでビジネスをしたいという著者の強い想いから、ユーグレナという会社、ミドリムシビジネスが始まった。
また、本書の内容にもある培養するといったことについての大変さもひしひしと感じる内容。
全体的に非常に読みやすく、読んでいて楽しい。わくわくする。
オススメできる本だと心から思いました。
”くだらないものなんて、ない。”
”いま、起業に迷っているのであれば、ベンチャーを起こす意味があるかどうかは、その分野で一番をとれるかどうかにかかっていると僕は思う”
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ベンチャー企業の成功物語。
企業するなら一番になれる分野で勝負ですね
本当にミドリムシで世界が変わるのかも知れません。
そんな思いを抱かせる一冊ですね
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最近注目の会社ユーグレナに関する本です。
ミドリムシの可能性を感じます。
最近スポーツにしてもビジネスにしても成功したばかりの若い人が本を書く傾向が強くアマゾンの書評にもある通りということも思うこともあるのですが、彼らはまだまだ挑戦している過程が振り返りということもまだまだ冷静にできないのもしょうがないのではと思います。
そういうことも差し引いても泥臭い起業の現場の一端も見えます。
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非常に面白く読ませていただきました。ミドリムシそのものもそうですが、物事を進めるに当たってのヒントが散りばめられている良い本だと思いました。
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トントン拍子に成長していると思っていた、ユーグレナ社の大変なストーリー!登場人物一人ひとりに個性と才能があり、まるでRPGみたいな展開です。
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『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦』というタイトル。僕は本書のなかのキーワードでは「ミドリムシ」にもっとも興味があった。のだけど。読んでみると「東大」「僕」「ベンチャー」「挑戦」の順かなあ、という印象。まあ、そもそも「僕は」ではじまるのだし、ミドリムシのことをあまり詳細にやっても読者は喜ばないし、また秘密もあるのだろうし、そもそもダイヤモンド社の本だから、そっちの視点なのだろう。そのつもりで読めば、楽しい本かもしれない。
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彼は自分自身をフツーの家庭で育ったフツーの人間で、何のとりえもない というように言うが、そんなことは無く東大に入れるまで勉学を努力し、大学時代もバングラディシュからインセンティブを得て、明確な目標を定め積極的に将来の準備をする活動をしてネットワークを広げている。
実はすでにこの時点で フツーではないのだ。 かなり優秀なのだ。
フツーの人なら東京三菱銀行に入れたら、もったいなくて1年なんかじゃ辞めない。 かじりつく。 かれはそれすら思い切って自分の夢に飛び込めるだけの勇気ももっていた。
会社を興しても心が折れそうになりながらも、学生時代に培った人脈に助けられ、自らの芯の強さもあいまって這い上がってこれた。 そのときは本当に大変だったと思う。 しかしフツーの人は そこまでの人脈はなかなか作れず、フツーならこころ折れてしまう人のほうが圧倒的に多いのだ。
彼は相当優秀なんだ。
そうは言ってもかれは素直に弱音もはいて、自分が弱い人間だと思いながらもかろうじて泣きそうになりながらビジネスを続けてゆく。 そこには共感できるところもある。
そうこう思いながらも話の展開が早く、彼のホンネ、弱音にも共感を覚えながら読んでしまった。 読み終わっていれば、 ドラマチックな展開の成功物語。 面白かった。 出雲さんは弱くないな、 実は相当な実力者だと思う。
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出雲氏の能力、人柄、信念、それらを以て成し遂げてきた実績、人脈、これから成し遂げていく予定の事業などが詰まった一冊で、心揺さぶられました。
非常に謙虚な語り口でいながら、入社1年での退職という決断力、多くの先輩を相談相手に持ち応援者とする魅力、多くの優秀な仲間を見つけていく信念の強さなど経歴だけではなく、非常に優秀な方だということが伝わってきます。
自身もフィリピンで衝撃を受ける光景を目にしましたが、書くことがはばかれるくらいに、出雲氏がバングラディシュで感じたことと、今成していることの素晴らしさに驚嘆します。
よく言われることですが、同じインプットを得たとしても、何を感じるか、アウトプットするかがその人の優劣を決めると思います。出雲氏の感受性、思考、行動など非常に勉強になりました。
チャレンジをしていこうとしている状況で読んだ一冊だったので、これからの行動の一つの指針となりました。
心かき立てられる一冊です。オススメの一冊です。
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出雲さんが創業される前、また創業初期のご苦労を知ることができました。また、出雲さんを支える周りの方も素晴らしい方ばかりです。貧困解決や新燃料の事業の成功を祈りたいです。
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結局行動力なんだなと思った本。(もちろんいい意味ですよ)
本人の努力と行動力で、出会った人の意見を真摯に受け入れることができたから成功したんだと思う。
もちろんライブドア・ショックは大きな出来事であったけど、それまで知りえなかった人間の負の面を見ることができたのは収穫だったと思う。