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なんといっても、表紙がすばらしい。(^^
実はラヴクラフトというかクトゥルー一辺倒ではなく、ダンセイニのペガーナの神々あたりも下敷きにしているところが、ファン的には嬉しいところ。
主人公たちのかわいらしさ加減とは裏腹に、人体変容とか、割とクトゥルーの匂いが濃いところも良いですね。
もちろん、クトゥルー神話を読んでいる人向けなので、クトゥルー知らない人が表紙のイメージだけで買ってしまわないか心配ですね。(^^;
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少年は迷い込んだ異世界でラヴクラフトと名乗る美少女と出会う。意外にもしっかりした本格ファンタジーでした。くどい冒瀆的な描写はクトゥルフらしさがよく出ていた。
邪神蔓延るカオスな世界観がとても魅力的。エルリックサーガのようと感想書いている人がいたけど、自分も連想した。
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続きを読みたい。
御大を美少女にするとは、邪神が美少女とか荒唐無稽ロボットどころじゃない。
クトゥルフ神話の単語や固有名詞を知っているとニヤリとさせられる。
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ラヴクラフトな表紙に惹かれて買っただけだったんですが、あたりでしたw
内容に関してはラヴクラフトオマージュなラブコメか何か程度にしか思ってなかったので、内容が割りとしっかりとしており読み応えもあったのは予想外でした。
ただラヴクラフト作品を一つでも良いので読んでからこちらの作品を読むべきです。私もこの本を読むために1冊くらいはとラヴクラフト全集1巻をちょうど積んであったで、それを読んでから読みました。
実際には固有名詞に見覚えがあるな程度で読んでただけですがw
個人的に驚いたのはジェンキンの容姿でしたw
本屋で買った時点でカバーを掛けてもらっており、イラストをちゃんと見てなかったので、文章からかなりグロいものをイメージしてたのですが、読み終わってイラストを見ると割りとファンシーな感じで拍子抜けでしたね。
もっと禍々しいものをイメージしてたのですがw
例えて言うなら本物のハツカネズミの胴体にフクロウの顔面だけを貼り付けただけみたいなw
もっとやせ細って泥臭いのがよかったなー。
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よくある美少女化ラブコメと思いきやそういう展開はほぼなし。主人公の惰弱な青年(あらすじでは少年だけど19は青年ではなかろうか)カンナくんの、行きて帰りし物語。
ページ下部に解説がついてクトゥルフ初心者にも優しい作りです。
私、クトゥルフは 窓に!窓に!とかニャルラトホテプとかヨグトヨースとか旧支配者 などのキーワードしか知らないんですが、そしてだいたいみんな発狂したりして終わる話なんだと思ってたんですが。そうでもないのかしら。ネアさんお気に入りの「闇に囁くもの」読んでみよう。
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ラノベの体裁をとってはいるが単なるパロではなく、正しく暗黒神話の精神を受け継ぐ作品である。
卒のない萌え描写を、要所に配置したりする目配せは心憎い。
全体としては若干散漫な印象であり、主人公を直球で強くしてしまったあたりは少々残念である。
が、全編を通して流れる、物語を愛する人、そして物語を紡ぐ者達への敬意と愛が溢れているのは大変に好感が持てた。
もしあるのであれば、続刊に期待したい。
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黒史郎先生のファンなので読みました。
中を開くまで、
この本がクトゥルフ神話と関係していることを知らなかったくらい無知でしたが、
知識ゼロでもじゅうぶん楽しめました。
ジェンキンやミゴ…サブキャラクターが可愛かったです。
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ちまちまと読み進めていたもの。えらく時間がかかってしまった。
なんていうかオマージュ?リスペクト、とは違う気がする。
パロディが近いのかな?でもパロディってコメディのイメージがあってなぁ。
・・・横文字カタカナばっかで何言ってんのか自分でもわけわかんねぇ(苦笑)
2巻も出てます。自分は読まないけど。合わなかった。
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1巻読了。
うむ。ラノベの皮を被ってはいるものの、これは正統派クトゥルー神話大系である。
確かにキャラクタの設定にいわゆる萌え要素があるものの、それも最初だけ。終盤にかけての怒涛の展開、夢幻的なオーバードライブ感は、まさに正調暗黒神話。むしろ硬派ですらあった。
ちなみに、ラヴクラフト御大ご自身も、幼少の頃は少女として育てられていて…写真も残っており…(笑
http://p.twipple.jp/gw35Q
こういうのが隠れているから、ラノベ読みはやめられない。今年一です。
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購入した。
書店で表紙を目にした瞬間に受けた衝撃で思考停止し買ってしまった。
内容はクトゥルーに触れたことのある人であれば面白く読めると思う。用語には脚注が入っているから初めての人でもそこそこついていけるような気がする。
歳なのか好みが変わったのか、人生や世界を肯定する発言が出てくると頬が緩むようになったことに気づかされた。
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ラヴクラフトの女体化というネタの印象が強烈な本作だが、読み進めれば丁寧に書かれた王道ファンタジー作品であることがよくわかる。
序盤こそ主人公カンナの臆病で身勝手な有り様に不快を感じることもあるが、中盤以降の盛り上がりは素晴らしいし冒険の仲間たちも魅力的だ。
当然ながらクトゥルフ関連ネタが多いのだが、それにとどまらず神話体系全般に手を伸ばしているところは挑戦的だし、女体化もただの掴みには終わらせないので出オチを訝しむ諸兄は安心して手にとってほしい。
脚注が数多く用意されており、わからない用語があってもだいたい説明してくれる辺り、著者たちのクトゥルフ愛を感じる。
有名な児童文学と構成が似ているのは意識してのことだろうと思う。たぶん。
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本家の全集も2巻しか読んでいないのですが、読んで見ました!面白かったです。表紙に釣られて読んでみました^^
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この表紙デザインを思い付いた時点で、本作は9割勝利だっただろう(笑)。この真っ黒な表紙の元ネタを知っている人なら、店頭でこれを見た瞬間、手に取るしかない。
中身もちゃんと(ライトではあるが)クトゥルフしてるのもポイント高し。