紙の本
いや、おもしろい!よくまとめてる!
2016/09/15 14:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
いや、おもしろい!よくまとめてる!そしてなによりポンチ絵的な邪神たちがいい!もともと邪神は名状しがたいもの、イラストで表現しようとすればするほど物足りなさを覚えていたが、ここまで記号化するとかえっていい!本当にクトゥッルフ超入門である。
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昨今、何度目かのブーム?となっているらしい"クトゥルフ(クトゥルー)神話"。ではクトゥルフ神話ってそもそも何なの?という基本的な疑問に対する、非常にざっくりとした入門書w
系統立てた構成でそれなりに細かいところも突いているので、初心者ではないけれどそうコアなファンでもない、自分のような読者には十分に愉しめたし、参考になる部分も少なくない。
簡略化されたギャグ漫画っぽい線の挿絵がところどころに挿入されるが、作品世界ではあくまでも地の文の描写から想像するしかない邪神や眷属の姿形が、そういうタッチのイラストで出ていると……いや、これはこれで楽しい。
詳細はこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2013-07-22
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割と軽い読み物なのに、けっこう網羅的に書かれていると思います。
RPGするのは、これぐらいの知識で充分かな?
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クトゥルフの基礎の基礎。ふむふむ、これで読み進められると思う反面、ネタバレもたくさんくらってるからなー
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入門の更に前段階。
そもそもクトゥルフ神話って何?という所から始まる本。全く知識のない人向けで、ある程度知識がある人には向かないかと。
当然ですが、シナリオとか書く人向けでもありません。
内容は全編通して会話形式で進みます。
全7章ですがあとがき含めて127pという事でお察し下さい。
ちょっと高いかなと思いますが、個人的には楽しく読めました。
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クトゥルフ神話を概観できる入門書。TRPG はもちろん、エロゲーへの言及も怠りない。
脱力系のイラストもイイ味を出している。
ラヴクラフトは落語家でいう楽屋真打なのか、同業者からの支持は高いものの、読者からの人気に恵まれなかった。
文中より引用―
「決定的なのは、ヒロインがまったく出てこないところ。女性キャラが登場しても、実は魔女だったり怪物だったりして、色恋沙汰には絶対発展しない。色気が足りないというのも、読者受けしなかった大きな理由じゃ。」
それは問題だろう。ラヴクラフトのホームグラウンド「ウィアード・テールズ」といえばブランデージ女史によるセンジュアルにして扇情的なカバーアートが金看板。
あれを目当てに買う全米のローティーン〜ハイティーン男子にしてみれば、ラヴクラフトの短編は名状しがたいほど圏外だ。