投稿元:
レビューを見る
大伴家持が万葉集を作り上げた、ということを主軸にして、描かれた物語です。
おそらく、古今和歌集仮名序の柿本人麻呂が平城の天子と云々~のくだりから、平城天皇の時に世に出た、ということになっていて、最後は家持亡くなった後まで続きました。
家持が掘り下げられていると言うよりは、展開を追っている話だと感じました。
投稿元:
レビューを見る
死霊、怨霊、生霊‥物の怪だらけの世界で、こんな風に祟られるというのは、それ相応の悪逆非道をした自覚があるということ、、それなのに‥‥天皇の地位は魅力的だったということなのですね。
万葉集が世に出るのにこれほどの苦労があったとは知らなかったです。
投稿元:
レビューを見る
篠崎紘一の新作「言霊」を読んだ。かなり面白い。最後まで一気に読み終えてしまった。「悪行の聖者 聖徳太子」も好きだが今作も素晴らしいと思う。スピリチュアリズム小説という非常に珍しいジャンルのようだ。
投稿元:
レビューを見る
万葉集を世に出すための様々な困難が描かれていて、史実だけでなく当時の人間の霊に対する姿勢や思想が非常に興味深く、面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
なかなか詠み応えのある作品でした
薩摩や大宰府には任官していないストーリーにしているけど大丈夫かな?でも、歌や言葉に対して、この時代にありそうなパワーや妖しどもの世界・・・うん、良い作品だと思う
また、別の作品を追いたくなる作者さんでした