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ほろっとした気持ちになる短編集。
出来過ぎだな と思うところもありましたが
どの短編も読後、カサカサとした気持ちが
なくなるような優しいストーリーでした。
あとがきに、話のリンクのことが触れて
いましたが、最初と最後の話がかぶさっていること
しか気が付きませんでした。
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ひどい、ひどすぎる。小説家という職業を愚弄している。森浩美、何らかの理由でこのような作品を世に出さねばならぬなら、許す。そうでないなら、潔く軽蔑しよう。読者を馬鹿にするにも程がある。コンビニ弁当を「頑張って作った手作り料理です!」と醜い笑顔で出された気分。
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「ほのかなひかり」という前作を読んで、この本に行き当たった人もたくさんいると思う。
もしくはこの本が、森さんの小説第1弾で読みますという人もいると思う。
森さんの小説の良いところは、優しい文章で心が温まるところ。
刺々しさが増す現代の世の中で、こういう本はとても重要だと思う。
忘れてしまった心を取り戻すことができる、そんな一冊です。
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1、ひかりのひみつ 2、シッポの娘 3、迷い桜 4、小さな傷 5、Fの壁 6、押し入れ少年 7、ダンナの腹具合 8、お日さまに休息を
8つの短編が収録されています。
森さんの小説には大きな事件や殺人など一切出て来ませんが読後感は心に残り余韻に浸れ温かい気持ちになれます。
森さんの「家族シリーズ」もお奨めですが、この短編集もとても良かったです。
ネットや新聞で人の嫌な面を見て落ち込む事もありますがこの小説を読むと、人間の優しさに触れる事が出来てホッとさせられます。
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8つの短編集
「人のこころに
行き止まりはありません
その先に······明日に······
必ずつづきがあります」
○結婚式をひかえて実父にこっそり会いにいく女
○愛犬を亡くした男
○病気の伯母の代わりに伯母の同窓会に参加する
女
○昔の弱みにつけこまれて言いなりになる少年
など
傷ついたり弱くなった心に寄り添う優しい作品達
良い作品がつまっています
「ひかりのひみつ」
「シッポの娘」
「小さな傷」
「Fの壁」
が好き
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「家族の絆」をテーマに8つの物語があります。私が心に残ったのは、「ひかりのひみつ」「Fの壁」「ダンナの腹具合」です。特に「Fの壁」は父と息子の関係や絆について、自分の状況と重ね合わせてしまいました。鼻の奥がツンとする物語はもう読みたくないと思っても、ついつい手を伸ばして読んでしまいます。