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図書館ソファーで読了(38/100)
最近新聞でよく見かける「北上産地への国際リニアコライダー計画」が気になり借りて見たものの難…自分の理解不足を棚に上げて☆ひとつ。
工学大学出てるっつーのに(涙)
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昨年のヒッグス粒子の発見から、さらに注目を浴びている素粒子だが、この本は恐らく素粒子についてもっとも平易に書かれた書籍のように思う。素粒子論や宇宙創造研究について、この本で大枠をつかんでから読み進めるといいように思う。
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Twitterの企画でブルーバックスさんから
書籍(ゲラ)を頂いて読んだのですが、
副題にもあるようにこれは実は最新素粒子論入門なのですね。
どちらかというと表題に惹かれて読んだのですが、
素粒子論を突き詰めてゆくと、地球や私達といった
物質の存在の起源に大きく関わってくるようです。
普段宇宙や物理化学に興味を持たない人でも、
近年ニュースで取り上げる事の多くなった
ニュートリノやヒッグス粒子のことについて
優しい解説があり、最終章に表題の
”宇宙になぜ我々が存在するのか”に対しての
ヒントが明かされます。
手軽に読みやすいページ数ですし、
日常を宇宙に想いを馳せるのが楽しいです。
書評漫画ブログも描きましたので、
よろしければご覧になってください。
(記事の掲載と漫画の内容もブルーバックスさんの許可を頂いています)
http://fourclover.blog.so-net.ne.jp/2013-01-17-1
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ニュートリノとかヒッグス粒子という言葉は、よくニュース等で耳にするが、実際には何なの?という疑問にとってもやさしく答えてくる1冊である。非常に簡単に言ってしまうと、宇宙を構成するために無くてはならないものなのだ。
しかしながら素粒子は目に見えないものなので、やさしく解説してくれているとはいえ、なかなか実感として理解するのはむずかしい。ちなみにヒッグス粒子が凝固する温度は4000兆℃だそうだ、耳から煙が出そうになるのをチョットこらえながら読んだ。
宇宙が誕生してから137億年、そして地球が誕生してから46億年なんて言われているが、誰も見たことがないものを計算によって調べてしまうなんて、人間ってのはつくづく欲張りな生き物だわ。
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ニュートリノとヒッグス粒子を主役とした素粒子論の本。
とても難しい内容を、やさしいことばでわかりやすく説明していて、理解できたという気持ちにさせてくれる。
大事なことは数回で出てくるので頭に残りやすい。
特に、第7章の最後の方で、宇宙のはじまりから現在にいたるまでを、わかりやすく説明しているのがとてもすばらしいと思った。
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大統一理論という言葉を知ってからかなり経ちますが、でもきっとそれは完成するに違いないというポジティブな予感に包まれました。宇宙物理学の進展を一気に語り尽くします現在進行形レポートです。その主人公がニュートリノ。宇宙を埋め尽くす素粒子ニュートリノの面白さもさることながら、でもその秘密をどんどん解明していく人間という存在の凄さにも感動しました。ここで題名の「宇宙になぜ我々が存在するのか」が意味を持ちます。物質と反物質のバランスの揺らぎから宇宙が生まれ、人間の「材料」になり、そして、今、宇宙を認識している、というできすぎなぐらいうまくできた物語。宇宙というマクロと素粒子というミクロを繋ぐ「ウロボロスのへび」。それにしてもスーパー難しい話を平易にワクワクを持って語る著者に敬服しました。
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後半のCP対称性が、、、というあたりから難しくてスンナリは理解できなかった。でも、一線で研究している人がブルーバックスという形式で、このペースで最先端の話題を紹介してくれるのはありがたいことです。
・真空にはヒッグス粒子が詰まっている。弱い力を媒介するウィークボソンはヒッグスにぶつかるので速度が落ちる(光速よりも遅い=質量をもつ)
・ビッグバンの時、エネルギーから物質が生み出されたが、その時は必ず反物質とペアになっていたはず。しかし、それであれば生まれたばかりの物質は反物質と対消滅してまたエネルギーにもどってしまうが、現在の宇宙が物質ばかり。これは対称性の破れがあったからで、ニュートリノが大きな役割を果たしていた。
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非常に面白かった。最終章、宇宙誕生から物質と人間が生まれるまでを概観。原子より小さい誕生直後の宇宙が、インフレーションを起こし、ビックバンを経て、宇宙が膨張する。物質が生まれ、星が生まれ、そして死んでゆき、その過程で、様々な元素が生まれ、それを材料に、人間も生まれてゆく。眩暈で呆然となりそうなイメージ。
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宇宙が誕生したばかりの頃には物質と反物質が同じ数だけ存在し、物質と反物質は結合して消滅するので最後には何もなくなってしまうはずなのに、現在なぜ我々を含む物質が存在するのか。それにはニュートリノが関係していること。また物質が素粒子に分解してしまわないのはヒッグス粒子が関係していることなど、やや強引な比喩はあるもののわかりやすく解説してあり、読み物として面白い。
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宇宙の起源。諸説あるが、年々インフレーション前に迫っている。
わかりやすく解説してくれる本は読んでて楽しい。
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難しかった。
ニュートリノの理論などの説明をわかりやすくかいてくれているとおもうのですが、わたしには、少々難しかったです。
でも、宇宙の成り立ちが少しわかったように思います。
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素粒子の研究を分かりやすく説明してくれた本。
最後まで読んでも理解できていないものも多数あるが、高校時代の物理に楽しかった記憶がほとんどない私にとっては、物理学や素粒子物理学にすごく興味を持って接することができたという体験がまず素晴らしい。
ニュートリノやカミオカンデ、対称性の破れ、暗黒エネルギーなどニュースで見てもよく分からなかったものについても少しずつつながってきた。
できれば物理を学ぶ前に出会いたかった本。
もっとちゃんと内容を理解したいので改めて再読したい。
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想像できないくらい大きい宇宙の起源を考えていくと素人では想像できないような存在のちっぽけな素粒子を考えてなければならないという表裏一体な科学。どう思いめぐらしてもSFにしか感じないけど、まさに奇跡の上に自分がいるんだなと思うと感慨深いです。これからの解明に更に興味がわきました。
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宇宙の成立にニュートリノとヒッグス粒子が関係している。ニュートリノを中心に宇宙論について知ることが出来た。
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ヒッグス粒子の働きがホールデンの名言「クレージーな崖のキャッチャー」を思い起こさせました。(笑)
村山斉さんの文章は読んでいてとても気持ちよくなります。