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売れてるみたいですね、この本。
古事記を概要を知りたい人にはオススメ。個人的には、古事記自体がフィクションか?ノンフィクションか?って感じ。難しいところだったり、昔の習慣だったり、要所要所で著者の解説があるので良かったです。
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『古事記』に出てくる神たちの、とても神さまとは思えないこの人間臭さはどうだろう。まるでどこぞのスキャンダル記事のよう。人間だってもう少し理性があるのに、なんて思うこと数知れず。
『古事記』の記述は、天地が分かれ高天原と呼ばれる天上界に神々が次々と立ち現れるところに始まり、聖徳太子を摂政として用いた第33代推古天皇の記述で終わる。初代天皇とされる神武天皇は海彦山彦の山彦の御子らしいが、神話としての神武天皇から実在がはっきりしているとされる15代応神天皇まで、筋立てとして違和感なく繋がっているのは興味深い。
『古事記』の作者・編纂者は何を想い、どんなふうに一つ一つのパズルを組み合わせて、神話と歴史を繋いでいったのだろう。その意図や作業の現場をあれこれ想像するのも面白いと思う。
ただしこれらはあくまで『古事記』そのものについて感じたこと。この本についていえば、『古事記』の面白さはなんとなく伝わってはくるものの、総じてスキャンダル本との印象しか残らなかった。
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眠れないくらいは面白くはない。
読みやすいと言った方が良いかも。
古事記のスキャンダラス部分を面白おかしく選んだだけのような感じがする。
かえって原文に興味を失う人がいるのではないのか??
卒業論文作成で原文を読んだ身としてはいたたまれない。
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神話や伝説なんかは敬遠してきた今までだが、ふと気になって読んでみると面白い。
もともと日本人は自然崇拝たったわけだが、様々な災害や幸福を恐れたり崇めたりするうちに、様々な神様にしてしまったんだろうな。
本当かどうかはさて置き、地名の由来なんかも興味深い。次は古事記の口語訳でも読んでみるかって思わせる一冊。
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日本誕生初期の物語が生き生きと描かれており面白い。確かにまぐわうことばかりを追い求めて神々が生き死にを行っているのが少し滑稽でもあり、後世へのたすきリレー上、大事なことなのかもしれない。土地のゆかりも知れて、現代の日本を探索するうえでも知識が増えてよかった。色々なところに神が宿る日本ならではの神道を知る上でも参考になった。
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古事記は読んだ事があるけど、神々の名前がだんだんわけがわからなくなってきて、途中でギブアップしたんですが、これは読みやすくわかりやすい。
でも眠れない程面白いかと言えばそうでもない(笑)
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苦手な分野で避けていたが、イラスト入りで
面白おかしく解りやすく書かれていて、大凡を知るには
いいかもですが、詳しく知りたい人には物足りないかも。
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古事記のメインストーリー部分を抽出しわかりやすく現代語で書かれています。
序盤はまだ神話の部分であり国産みなどの聞いたことのある話で面白いのですが、終盤に近づくにつれて天皇を中心とした権力争いの話ばかりになり退屈かもしれません。しかし、神々の系譜から天皇へどう繋がっているのかを知るには良い本だと思います。
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分かりやすい物語になっていて、読みやすかったです。ただ、あまりにも神々が多くて、途中で誰が誰なのかが分からなく…。もう一度登場人物んを追いながら読みなおそうと思います(*´∀`)
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"眠れないほど"面白いわけではなかったので、読み終わるのに1か月以上を要してしまった。。
思い返せば国語国文学科に在籍していた大学時代、後に専攻となった近世文学の次に好きだったのが上代文学、すなわち古事記の世界でした。
天地創造にはじまる神々の時代から、史上初の女帝、推古天皇までの系図を物語調に紡いでいったのが古事記の概要。その中でも色恋をメインによりスキャンダラスな話を展開したのが本作です。
基本的に登場人物(神々や天皇たち)は美しい乙女と出会い、契り、まぐわい…(^-^;
完全に本能の赴くままに行動した結果親兄弟などから怒りや反発を買って殺されたりしているわけです。
もう近親相姦のオンパレード♪笑
神々が主人公の時代はすべてのスケールがデカすぎてなかなか楽しめます。国生みとかさすがに人類にはできないことだ!
悲劇のヒーロー、ヤマトタケルの悲しみはつい読み返したくなりますね。あぁマニアックだ。笑
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眠れなくなるほどじゃないけど、日本の国のなりたちが、わかりやすい言葉で書いてあって、読みやすかった。
途中から、神様がたくさん登場してきたため、名前を追うだけで大変でした。
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人間は神様を明確に想像、創造できない。だからこそ、古事記に出てくる八百万の神々は、エロくて、バカバカしくて、憎むことが出来ない。神様が、恋をして、悶えて、泣いて、セックスのことに夢中です。
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学校で習い名前は知っていた「古事記」。たまたま本屋のお勧めコーナーに山積みとなっており、また「眠れないほど面白い」というタイトルに引かれて購入。「眠れない~」というのはいいすぎな気もするが、普通に楽しめた。内容では、とにかくヤリまくるところが軽い衝撃を受けた。特に冒頭の「私の体は成り成りて、成りあわないところが一ヶ所あります。」「私の体には、成り成りて、成りあまったところが一ヶ所ある。」「私の余計な出っ張りで、あなたの裂け目を指し塞ぎたい。どうだろう」とストレートな表現の連発に昔の日本のイメージが少し変わった。ただ登場人物の名前が覚えられません。ヤマトタケルは有名なのでわかりましたが、それ以外は微妙。とりあえず古事記というものにどんなことが書かれているか一通りの知識を得るには本書で十分かも。
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日本初期の勢力争いが判り面白い。しかし、天つ神が官軍、国つ神や各国が賊軍、というのは判るのですが、天つ神とは??何処から来たのでしょうか。そのルーツを改めて知りたくなります。しかも、日本書紀とも比較してみたい。しかし、昔の人は自分に素直で羨ましい。一目惚れで契って(まぐわって)しまうので。笑
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古事記の概要の羅列?
子供のころに読んだ『やまたのおろち』や『因幡の白ウサギ』などのお話形式だと期待していたので、がっかり。
『~なのだろう』の表現の多すぎて、前半から既にイライラです。
推古天皇までの流れはそこそこ掴めた…か?
というところです。
“眠れないほど”でも”面白い!”でも”エロス”も期待してはいけません。