投稿元:
レビューを見る
Microsoft創業時の話が面白かった。没頭することで積み上げた稀有なプログラミングスキル。チャンスをつかんだ会社とそうでない会社。チャンスをつかむには時代の流れを読む力が必要だな!
投稿元:
レビューを見る
Microsoftの共同創業者、ポールアレンが子供のころからMicrosoftをつくり、やめてスポーツチームのオーナーや宇宙開発ベンチャーに投資をするまでを語った自叙伝。なぜビルゲイツともめたのかが面白かった。
投稿元:
レビューを見る
本書は「マイクロソフト」の創業者の一人である「ポール・アレン」が人生を語った本であるが、その前半部の「マイクロソフト」創業に至る経過と勃興期は実に面白い。
まさに「なんでもあり」の混沌とした中から、新産業を創り上げた実情が実にリアルに語られている。
その結果、著者は結果として全米50に入る「大富豪」となり、その後「NBAのオーナー」にもなり、アメリカンドリームを実現した。
本書の後半部分は、内容が「成功と賞賛の声」に満ちているにもかかわらず、あまり生き生きとは感じられない。
著者にとっては、20代でマイクロソフトを創業し、混沌とした世界で「ビル・ゲイツ」と怒鳴り合いながら、苦行のような労働をしていた時のほうが、「真の人生」だったのではないだろうかと思えた。
少なくとも、本書を読んで、著者が光っていた時代は20代の前半部だけであり、「大富豪」となったその後ではないと思えた。
投稿元:
レビューを見る
マイクロソフトの共同創業者の自伝的な本
なぜマイクロソフトがアップルやグーグルの後塵を拝することになってしまったのかがよく分かったのです
投稿元:
レビューを見る
前半は、私の人生とクロスするので最高にスリリング。後半は、病気自慢&金持ち自慢になっちまった。結論:頭が柔らかい若いとき稼ぎ、健康が一番大事だということだ。
投稿元:
レビューを見る
マイクロソフトの共同設立社、ポール・アレン氏の回顧録です。ゲイツとの出会いとマイクロソフトの創業期、そして袂を分かって自らの人生を歩む姿が本当にドラマティックな筆致で語られており、楽しく読めました。
マイクロソフトの共同設立者として、現在でも世界の富豪トップ50に名を連ねる男。ポール・アレン。本書は彼の執筆した自叙伝であり、僕はアメリカで刊行された際、ずっとこれを読みたいと思っておりましたが、邦訳化されるまでに少々時間が経っていたのでその気持ちが揺らぎ始めていた頃に、この日本語版が出版されたので、早速入手して読み進めてみると、これがやっぱり文句なしに面白かったのでございました。
産業の歴史を根底から覆したIT企業、マイクロソフト。ビル・ゲイツのイメージが強いこの会社をいかに彼とともに創業し、発展させ、ビル・ゲイツとのパートナーシップが解消された後は世界有数の億万長者として、惜しみなく自らの得た富をNBAやNFLなどのスポーツ、宇宙旅行、 音楽、人工知能、脳地図―などに惜しげもなく注ぎ込み、また将来へのヴィジョンに思いを馳せる。まさにケタ違いの人生を歩んでいる男の姿がありました。しかし、その道は決して平坦なものではなく、長く険しいものであったということを忘れてはいけないと思っております。
大体この内容をざっくりと分けると、幼少期。ビル・ゲイツとの出会い。マイクロソフトの創業。やがて、ビル・ゲイツとの別れ、自分の人生を歩む時期であります。創業者の2人がいるという会社はアップル。ヒューレット・パッカード。最近ではグーグル。日本ではソニーが挙げられますが、その多くは技術者とセールスマンという組み合わせありますが、マイクロソフトの場合は2人とも技術者であるということでございました。
ただ、現実主義者のゲイツと『アイデア・マン』のポール。これが結果としてマイクロソフトの成功に大きくつながって行ったのでしょう。ビジネスのヒントを次から次へと思い浮かべるポールと、それをあらゆる角度から分析して実行できるかを検証するゲイツ。この二人がうまく行っているうちはよかったのですが、やがて2人の間に埋めがたい溝ができるようになっていきます。
対立、裏切り…。そのときにゲイツがスティーブ・バルマーとともにとった行動の数々はこれまたひどいもので、ポールがここで当時のことを恨みがましく書いているのもわかるような気がいたします。ゲイツと袂を分かち、マイクロソフトを離れた彼に待っていたものは『ホジキン病』という「死にいたる病」でした。幸い命に別状はなかったものの、これによって自分の命が有限であると悟ったポールは、その莫大な資産をつかってNBAやNFLなどのスポーツチームを買収し、その経営に乗り出したり、個人所有で豪華客船を所有し、それで世界中を旅して回ったり、趣味のギター演奏を通じて、U2のボノやストーンズのミック・ジャガーとのジャムセッションを行ったりと、本当に洋楽が好きな人にはたまらない贅沢な時間を過ごしているなぁと思ってしまいました。
さらに、ITの成功者には『ネクストステージ』になる民間の宇宙事業に乗り出したり、敬愛してやまないジミ・ヘンドリックスのミュージアムを建設したり、また彼の音楽について語っているくだりは、僕自身もジミの音楽が好きなので、このくだりを読みながら僕の頭の中にも『パープル・ヘイズ』や『アメリカ国家』が頭の中を流れておりました。
彼が現在率いているバルカン社は主に資産運用や投資を主に行っている会社だそうで、その中の一つには『脳の地図を作る』という趣旨の基で設立されたアレン脳科学研究所をはじめ、自らのことや人類のこれからについて、『アイデア・マン』らしい様々な発想は本当に素晴らしいものばかりでございました。
趣旨が少し外れてしまうかもしれませんが、彼とゲイツとの関係について、ビジネスパートナーとしては終わりを告げたものの、ポールが病に伏していたときは幾度となくお見舞いに来たそうですし、ウォーレン・バフェットとビル&メリンダ・ゲイツ財団の呼びかけに応じて自分の資産を死後に寄付をする旨を発表したり、またゲイツのツイッターを見ても、『フォロー』のところにはポールのアカウントがあったり、二人がマイクロソフトを創業した際に撮影した写真を30年後に全く同じ場所、同じ構図で撮影されたものが公開されたりと、いろいろ山あり谷ありの2人でしたが、そこには余人がうかがい知ることのできないものがあるんだなぁと、そんなことを感じずにはいられませんでした。最後に、全てを変革させた巨大な会社、マイクロソフトを創業したもう一人の男。ポール・アレン。今までは『知る人ぞ知る』存在であった彼が、本書の刊行をひとつの契機としてもっとこの『アイデア・マン』の人となりとその人生が世の人々に知っていただくことができればと、そう願ってやみません。
投稿元:
レビューを見る
前半はMSの創立期の話。後半は、MSの主流から外れた後のポールアレンの自伝。正直なところ、前半はわくわくして読んだが、後半はあまりまじめに読んでいない。
批判の多いゲイツだけど、ジョブズ、ライナスと並んで、コンピューター史には名前を残す人だと思う。
必死でコーディングして、疲れ果てて気絶するように机につっぷして寝てたり、必死に自分の製品を売り込んだり、決して楽してあの地位にたどりついたわけではなく、不撓不屈の精神で取り組んだんだなと、思う。
物静かそうに見えるけど、ゲイツも「やるときはやる!」タイプの人だったんだなと、そう思う。
投稿元:
レビューを見る
前半はマイクロソフトの話で、自分も若いころプログラムを書くことに夢中になっていたので共感できてワクワクしながら読めた。今まで知らなかったマイクロソフト立ち上げ時の実際の状況が別の面から知れてすごい良かった。
自分との違いは、パソコンやソフトウェアに世の中を変えるとか可能性があるとか、そういう思いは自分は持ってなかったなってこと。そこは読んでるとアメリカの大学とか社会が恵まれているのかもと思った(一部だけね)。あとプログラマとしての能力は恐らく歯が立たないレベルだってことも分かった。残念。。って当たり前か。w
後半は戸惑いながら読んだ感じです。率直に語ってるところに誠実さを感じますが、プログラマがお金持ち過ぎるとこんななのかという。。。最近、戦艦武蔵を発見したとか、ちょっとつながってるなという部分はあったかな。
投稿元:
レビューを見る
マイクロソフト共同創始者のポールアレンの自伝。前半はビルゲイツと共にマイクロソフトをどう発展させていったか、後半は大金持ちになったポールが色んな事業に挑戦するという話し。前半はパソコン黎明期の話しもあって興味深かったです。
投稿元:
レビューを見る
マイクロソフト創業メンバーの自伝。序盤のエネルギッシュな起業シーケンスはとても面白い。大学生くらいの若者がアメリカ中を駆け回り、最先端の技術にのめり込み、がむしゃらに働くシーンは圧倒される。ただ、後半は、一転して、隠居生活のやや退屈なエッセイという感じで、ほぼ読み飛ばしてしまった。前半と後半は別の本にしてもいいんじゃないかと思うほどである。