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一読。これは名著だ。個々のパターンも良いけど、その先のビジョンが良い。生き生きとした、心地よい全体的な組織のビジョンが浮かんでくる。
ただ、向こうのIT組織のコンテキストに強く依存している感じはする。
パターンランゲージについて学ぶにもいいと思う。
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正直なところ、パターンのなかには状況が想像できないものがあった。私が経験したことのないものは理解が難しい。そのあたりを補うような説明があると嬉しかった。
いくつかは「既にそのパターンを当たり前のように実施している」と感じるつもりだったが、残念ながら私には想像していたほどにはなかった。
また、第6章にあるように、変革の準備ができているかどうかは重要な問題だと個人的に感じている。ムリに形だけ適用しようとしても、よくて自己満足を得るだけだろう。
当たり前だが、パターンをどれだけ適用したかではない。本当にそのパターンの恩恵を得られているだろうか。生暖かく曖昧に起こっていることと、明確な名称を持って実施されたこととは少し違う。そんな意味で、この本から得られる知識は貴重な価値がある。
理解できなかった部分は、最終章にあるパトレットを手元に持っておいて機会をうかがい、読み直して理解を深めたい。
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ピンとこないパターンは自分が弱いところなんだろうなとか思いながら読みました。巻末のまとめは便利かな。
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3月くらいから会社の同僚たちとちょっとずつ読み進めていったのが、今週の木曜日にやっと終わった。
正直なところ、やや文意がとりずらいところがあったのも事実で、これは元の文がもともとややこしいことを言っている部分もあろうかと思う。
4つのパターン言語体系のすべてに於いて「信頼で結ばれた共同体」パターンが原点になっているところはなかなか身につまされる。
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あのとき実施したあれはこういうことだったのか、という整理ができた本だった。開発の話にやや特化しすぎてて、少しわかりにくい。開発者にはわかりやすいのかもしれないが。