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各地のコミュニティ交通の成功事例を紹介した本。編者から「いただいた」本。いつかお礼は返さねば。
さて、人口減少、市街地の衰退、環境問題、バスや鉄道などの公共交通の衰退などの要因により、公共交通への関心が集まっているものと思います。
その中で、コミュニティバス等の取組みの成功事例が紹介されるわけですが、要点は、住民と交通事業者と行政が協働で取り組んでいること。行政から住民や交通事業者に働きかけていくこともあれば、住民から事業者を巻き込んでいくような事例もありました。
行政に身を置く者として、政策のために取り組んでいく姿に感動しました。
事例では、都市部ではない地域の事例が多かったように思います。私の住む神奈川にはどんな交通の課題があるのだろうか・・・今後の宿題が見つかったような気がしました。
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地域づくり・まちづくりの基礎に交通がある。議論の場づくり、役割分担、工程表と評価、フィードバック手法などを、大都市郊外・地方都市・過疎化地域の事例から紹介。あわせて交通NPOのネットワーク活動も語った。
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以前、暮らしの足フォーラムでご一緒した清水さんが取り組んでいるRACDA高岡を含め地域の足となる、主にコミュニティバスを通した地域づくり事例を集めた1冊。自分では立川でもバスに乗らないけど自転車の周辺知識として目を通してみました。いい事例には学びが多いですね。そして京丹後市の事例からわかったことは、やってみないとわからなかったことを盛り込んだ次の実証実験の方がより良いものになるだろうと思えること。そのためにもいろんな引き出しを自分が持っておく、いろいろな人との意見交換をしながら方向性を考えることは大切だと改めて思った1冊でした。