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最初に読んだときは、絵は綺麗だけど話の掘り下げはそんなにかなーという感想。何度か読むと読み込めてく。味が出る?
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個人的に、商業BLでこういうファンタジーな話を描いてくださるのはとてもとても嬉しいことです。それにこの作者さんなら、こんな話を描いたのも納得だなぁと。
ほわほわした少女漫画のような柔らかいタッチとエロとのギャップも、慣れれば気になりません。
内容もダークで、最後はよもやまさかと思いましたが、ああいう退廃的で閉じた世界の雰囲気はとても好みでした。
ストーリーを読ませて作者の世界観に読者を引っ張り込むタイプの方だと思っているので、次回作も期待しています。
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アラスカが舞台という時点で新鮮だったBL。
切ないお話だし、禁忌にあたる行為も取り上げられているけど、最終的には救いがあって、ほっとした。出てくるキャラクターすべてにきちんと役割があって、すっきりと読めました。
この兄弟が幸せに生きていけたらいいな…と思いながら眠ったら、夢まで見てしまった。
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氷で閉ざされた、二人だけの世界。
多分アラスカ辺りが舞台の、とても好みな作品でした。
兄弟で直接的なシーンはないですが、弟×兄かなあ。
弟が女性と関係を持つシーンもあるのでご注意を。
BLというよりも、こういう映画、海外にありそうという印象です。
無愛想な弟と、帰らない父をずっと待っている淫乱な兄。
結末も悲しいですが、このまま二人は生きていくのでしょうね。
最初からすごく気になっているのですが、「煙草二本で男と寝る兄」…………全然身売りしてる意味ないですよね(笑)生活の足しにしてるなら分かるのですが、他に仕事はしてないし、兄が駄目過ぎる(笑)
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がっつりBLという感じではなく、どっちかというとファンタジーかな。貴重だとおもいます…!素敵でした。読んで良かったです。大きな出来事があるわけでもなく、淡々としていて、でも最後に泣いてしまった。あと牛乳屋カッコいい。
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アラスカの雪山の奥で
兄弟で暮らす兄・チルチルと弟・ミチル。
兄は身体を売って日銭を稼いでいる。
父親が戻ってくる日を待ち続ける兄弟だけど…
アラスカを舞台にした世界観がものすごく素敵!
きれいに1冊にまとめあげたのもお見事。
カバーデザインなど含めて、本当に好き。
ストーリーにもうちょっとラブが欲しかったな、
というところが☆-1つだけど、
こういうBLがあることが嬉しい。
2冊目も楽しみ。
装丁:嶋美弥(BALCOLONY.)