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教文館ナルニア国で先行見本があり、読めました。
ひとりで静かに読むのが、ぴったりな本。
しみじみ、味わえました。
いせひでこさんの、ものづくりするひとへの、
木、森、植物への、
静かな、でも強い愛情を感じられて……
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マスターピース。
これは絵本じゃない。
良質の映画を観たような清々しい余韻。
帯文(本文引用)からして鳥肌もの。
色褪せない思い出と想い。
本当に素晴らしい作品だと思う。
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木を育てる仕事をしていたおじいさん、チェロをつくったお父さん、チェロをひくわたし。
森と人と音楽のつながっていく絵本。
絵の空間が広い。本のサイズ以上に大きく感じる。
やわらかい光がそこここにあふれている。
「星影」「月影」「火影」なんかの、光を「影」と呼ぶ言葉はこういうものを見て発生したんだろうなと思った。
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チェロを作る職人の父親とともにチェロを収めに行ったチェロ奏者の演奏に魅せられた少年は、チェロを生み出す森の木々を知り、チェロを愛し大人になる。
いせひでこの最近の定番、チェロをめぐる絵本。子ども向けというよりも、YAまたは、大人のいせひでこファン向けという感じ。
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ずっと読みたかった
圧倒的な、迫ってくる、吸い込まれるような絵!
静かなストーリ
ゆっくりと味わいたい大人の絵本です
≪ チェロの木が 奏でるひびき 森の四季 ≫
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いせひでこさんの絵が好きで、この本を手にしました。
物語が特に印象的というより、じんわり心にしみてくるようなお話しです。
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本の表紙を開けると、チェロのケースの中で穏やかに眠る赤ん坊の絵が目に留まります。
少年の祖父は豊かな森を守り、樹を育てます。少年の父親は、祖父が守った森の木を使って、バイオリン、チェロを作る楽器職人でした。そして少年と3代にわたる物語。
豊かな森の中で、木々の木漏れ日を浴び、小鳥の声を聴きながら、確かな自然の営みの中で少年は成長していきます。
「森の木は、鳥の声や、自然の声を聴いて大きく育つ。だから楽器は森の声で歌うんだ。」とても感銘したフレーズでした。チェロの音楽をこのような言葉で語ってくれる伊勢さんの絵本に感謝です。
木と本と音楽、慈しみ育まれる命、伊勢さんの描かれる絵が好きです。
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絵も物語も体裁も最高。私の宝物です。終わり方がまた素敵です。精神性というものを私はこの本から学びました。
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いせさんの講演会で聞いたが、震災を受けて物語の結末を書きかえたそう。
優しい色遣いの絵本。
チェロの作られていく様(特に洗濯物みたいに干しているところなど)が描かれていて、チェロに対する愛が溢れている。
特に少年が森の中で降ってくる雪をじっと見上げるシーンが印象的で、眺めていると静かな気持ちになる。
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図書館で借りました。
木と人とチェロが織りなす世界が本当に素晴らしく、心に沁み入ります。
ページをめくるのがもったいなくなるほどに美しい絵と優しい文章で、大切に丁寧に読みたくなる作品でした。
こんなに物語の世界に惹き込まれた絵本は初めてかもしれない。ずっと手元に置いておきたい絵本です。
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本屋で一目惚れして購入した絵本。
森の生命力の透明で力強い感じや、少年と祖父の、そして少年と父との絆や関わり方が絵の中に滲んでいてうつくしい短編小説をよんだような感覚になった。
この人の他の絵本も読んでみたい。
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とても美しい絵。
時間をつぶすために立ち寄った図書館で、なんとなく手に取った本だけれど、絵の美しさに惹きこまれた。
光あふれる、しんと冷えた清浄な森の空気が感じられるような絵本。
祖父から父へ、父から子どもへ注がれる愛情や、受け継がれていく想いが感じられる。
眺めるだけでも素敵な絵本。
いつか、手許に置きたいな。
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【経緯】
おっきな木が好きだから
【感想】
なんかあんまり入り込めない本だった。
たぶん気分の問題。
自然の絵は好みです。優しい世界観。
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チェロに自然をふきこんでしまうその職人の技と演奏家の技がすばらしいと感じました。自然の音に、耳をかたむけたくなりました。
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先月、娘に読み聞かせした『大きな木のような人』と同じ作家の方。やはり見事に詩的な文と絵。ヤマバトのぐぜり、ゲーイゲーイとカササギ、リスとカケス、ツバメ…、野鳥も印象的に登場。森と木と音楽と、父と子…。
娘が大人になったらもう一度、読んでみてほしいな、と思う一冊。