電子書籍
泣ける
2020/08/15 16:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
「ないしょの話」のなんてことない日常が「空色のリリィ」でこんな風に変わるとは・・・
ママとマユはゾンビに襲われて亡くなり、マックはゾンビ化して言葉も通じず管理の許可をもらって母親が何とか育てている状態。
お母さんのセリフが重い。
投稿元:
レビューを見る
さみしく切なく
もちろん可愛い
どれもいいはなし
泣けました。
そこはかとない孤独感
投稿元:
レビューを見る
ジャケ買いしちゃった!
マシュマロ通信のお方だった!
アニメをチラリ見た程度だけど、コミックのほうがかわゆい。
中性的だったり元気なゴス(なんだそれ)みたいな絵柄はとてもツボ。
内容も元気なゴス!って感じ。あるのはドラキュラではなくゾンビーのだけど。ヤァヤァヤァ!
投稿元:
レビューを見る
最初の話が最後のゾンビの話に繋がってるのかな、せつないです(,,Ծ‸Ծ,,)ちょうど同日に映画ゾンビーノを観たので似通った点にクスリとしました♥
投稿元:
レビューを見る
収録:短編6作(前後編は1作扱い)
ないしょの話
ミス・シュワルツは絶望している
未来処方箋
ぼくのばら色の世界(前後編)
シンシア(描き下ろし)
空色のリリィ
投稿元:
レビューを見る
こんなに可愛い絵なのに、内容はシュール。そのギャップがすごくよかった!
ルンルンさん好きにはたまらないですね!
投稿元:
レビューを見る
遠巻きに好ましい絵柄だと思っておりましたが、
あがた森魚氏のベスト盤でのイラストレーションのお仕事にじっくり触れ
「あ〜いいな!」と思いましたので
この本も読んでみましたよ、
期待を上回ってステキ素晴らしい、
どの短篇もお気に入りになりました。
帯から編集さんの作家愛も伝わるなあ、
って。
山本ルンルンさんを何としても紹介せねば!って熱量ね、
》6つの「宝石」
或いは「毒薬」《
わたしには、
1ぺん死んでは甦る、
死と新生効能のある甘苦い「良薬」だったかな。
非実在を表すもの、ことと関わり
此の現実の足場を踏み直して歩かせてくれる、
そんなお話したち。
》世界で一番せつないゾンビ《な「空色のリリィ」、
しっかりゾンビ映画の悪夢感もありながら、
ゾンビ――リヴィング・デッドの意味もしっかり捉えて
そりゃあ泣けました。
投稿元:
レビューを見る
201304/ルンルン作品はポップでキュートな絵柄とハートにキュンキュンくる物語で、いつも泣いてしまう。舞台はファンタジーな世界だけど、大事なことがたくさんつまってる素敵な作品。
投稿元:
レビューを見る
帯を外さない事をお勧めする
私は、この漫画を読み終わって、帯を付け直した
もし、この帯の文句を考えたのが編集者さんなら、この人は山本ルンルンせんせいの魅力をよく知っているんだろう。どうやったら、買いに来た漫画好きの目を惹けるか、呼んだ人間を作品の味に浸らせられるか、悩みぬかなきゃ、こんなキレのいい売り文句は綴れまい
6つの話が収録されているが、どれも優しくて切なくて、だけど、しょっぱくて、キャラはそれぞれが納得できる形に納まっているが、読み手としては苦いものを胸に抱く羽目になる
『ないしょの話』
子供ってのは、打算で構築された悪意が芽生えていないが故に、大人からすればゾッとするほど残酷な真似を平然と出来るものだ
ゆえに、愛おしく、慈しむべき存在なんだろうが
『ミス・シュワルツは絶望してる』
何処かへ逃げてしまいたいのに、自分から立ち去る勇気も湧かず、無気力に無感情で日常を浪費し、誰かに連れ去って欲しい、と見知らぬ他人に願うだけの毎日
だけど、非日常的な現実を目の前にしたら、自分の中の絶望の小ささを知る、人間は
『末来処方箋』
人生塞翁が馬って格言を、そのままブラックジョークも交えて漫画にしてる感じ
ただ、自暴自棄の末に得られるのは、もしかしたら、幸福なんかじゃないのかも知れない
きっと、それに気づいた時には、もう遅すぎるんだろう。そうなったら、もう、無力な人間はまた自暴自棄になるのか、それとも、不幸を跳ね返すのを諦めるのか・・・
『ぼくのばら色の世界』
ある意味、他の短編より救われる感は漂ってるかな
少年は真実を知った、絶望もした、だからこそ、身近な人のさりげない優しさに気づく事ができ、自分なりの進み方を見つけられた
若い内の方が、人間は自分を自力で救う手段に気付けるのかもしれない
『シンシア』
口に虚を足して、嘘
虚ろな言葉を口から紡げば、その言の刃が傷つけるのは他人でなく、己の心
他人の紡ぐ真実すらも、偽りに聞こえるようになってしまうのが、嘘吐きに与えられる罰
『空色のリリィ』
帯に偽りなし
嫌悪すべき、腐ったゾンビが愛おしくなる内容
人が自暴自棄になって、逃げちゃいけない場所に逃げ込んでしまうのは、弱い生き物である以上、仕方のない話だと思う
だけど、そこでだからこそ、気付ける大事な何かがある、と私は信じたい
姿形が変わり果てても、大切なモノを失ってなかったマックにケイトがそれを教えられたように
ホント、自分の抱えている悩みに対しての答え、もしくはヒントを求めて読んでも、全く役に立たない
だけど、自棄になっちゃいそうな人間には効果バツグンだろうな、ブレーキをかけるに違いない
舌の上で溶ける、シュワシュワと炭酸菓子よりも淡く解けていく、遅効性の毒を固めたマーブル状の飴玉のような漫画
読む際は、中毒にならないようご注意下さい・・・・・・グッドラック
投稿元:
レビューを見る
こんなに可愛らしい絵でブラックな読後にちょっとしたショックを受けつつ、面白かった。女の子がたくましくて好き。
投稿元:
レビューを見る
ポップでかわいいけれど読み進めていくと予想以上にウッときます
カバー裏がすごくかわいいい!あと未来処方箋でこっそりクラウドが・・・!
投稿元:
レビューを見る
シトラス学園もオリオン街も、ブラックでポップで凄まじい作品だけども、これもとんでもなかった。とくに最後のゾンビのお話が秀逸すぎる。現代の虚無感をゾンビの比喩を使って表した作品はわりと多いけれど、この話の切実さは、ほんとにくるものがあるなあ。
投稿元:
レビューを見る
POP & CUTE な作画が素敵です。でもお話はほろ苦い。どの話の主人公もどこか寂しさを抱えています。心を揺るがす出来事があり、それで寂しさが解消されるわけではないのだけれど、心もち前向きな気分になって、また今日を生きて行く。
全6編。『ミス・シュワルツ』と『空色のリリィ』が好きです。
投稿元:
レビューを見る
短編集。
私の好みが短編じゃないのもあるけど、山本ルンルンは連載のほうがいいなぁ。
思いがけず話がリンクしていて、意外なその後に悲しくなった。
投稿元:
レビューを見る
山本ルンルンの短編集。
どの話も好きだ。
特に最後に収録されてる「空色のリリィ」とか繰り返し読んでしまう。ゾンビモノで愛と哀しみ漂ってる。ゾンビがピアノとはオツですな。繰り返し読むうちに回想シーンで泣くようになってきた。
「ミス・シュワルツは絶望している」も、宇宙人が一見キュートなのに得体がしれなくて良い。
“ここではないどこかへの渇望”は創作でよく表現されるけど、それをこんなアプローチで見せてくるとは。
一番好きなのは宇宙人に語りかける場面。自分と重ねてるの切なくて人ごとじゃない。