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誰がふらりと来ても、ああ、この家は感じいいなあと思うような家を作ることができたら、それはもうどんな芸術を作るよりもすばらしいことだから、そういうことを忘れないでということを言われました。
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よしもとばななさんが、お父さんとの最後の対談で言われたことば。
敬愛する三砂先生と、よしもとばななさんというとりあわせがなんとも不思議な気がしたのだけれど、よしもとばななさんの本の中には最近感じている芯があって、それは三砂先生発端で気になり始めた世界の芯だから、なんとなく納得した。
内容は、折に触れ三砂先生が授業中や著書の中で発している内容だった。その、ばななさんとリンクした部分。
しかしこの2人の話をきいていると、そんな生きにくい時代をよく普通に生きているなあわたし、と、ただ存在していることをほめてあげたい気持ちになるね
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女の子には読んでほしいと思います
今まだ独身ですが、子供を将来持ちたいと思ってるならぜひ
きっといろんな意見もあって本当に生きてくのに大変な時代で男の人が
守ってくれてなんてそんな時代はとっくに終わってるけど、読んでほしいです
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なんというかすばらしいお二方の対談。ちょうどぼんやり考えていたことだったりしたので、今の自分にちょうどぴったりフィットしていた内容。
また読み返してじっくり大切にしたい一冊になりそうです。
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三砂ちづるさんとよしもとばななさんという、読むまでは知らなかった接点を持つお二人の対談。
身体性、栄養、出産、母性、など、多角的な目線から女性について語っている。
男性である自分が読んでもピンとこないところもあったけど、お二人ともすごく息が合っていて、ともに深い洞察をしているように思えました。
二人がそれぞれ担当しているまえがきとあとがきが、互いへの愛に満ち溢れている。いいなあと思った。
自己肯定感の部分がおもしろかったな。三歳児神話、私はけっこう信じてます。
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産後の今読んでみようと思った本。
フェミニズムとかジェンダーとかではなく単純に持って生まれた性別が壊れるほど働くのは嫌って言うよしもとばななさんに共感しました。
育児と仕事の両立とか難しいことは考えず、気持ちと身体にゆとりを持って気持ちよく生活していきたい。
身体性、根本の興味深い話が詰まった本です。
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これから子供を産む立場になるうえで、とても役にたった。あらかじめ備え付けられてるこの女子遺伝子に身を任せて超えるしかない。
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対談本。
自分自身常日頃から、説明するのはできなくても、男女というのは別物だと思っていた。男女同権っていうのは男並みに女が働くとかではないし、女と同じように男も家事子育てできて当然というのはおかしいと。それを筋道立てて説明してくれたという感じでした。読んでて共感したし納得した。もちろん、ここは合わないって思うところもあったけど。
女性って、すごく自然な生き物なんだなぁ。というか、女性の体が自然そのものというか。
現代の生活してると、そういう力はどんどん薄れてしまう。無理してるんだと思う。こういうところにまで世の中の理解が行き届くようになると、人間みんなもう少し、楽に生きられるのかもしれない。
あとは、子育てに関する話を読んでいて、自分が挫折しても元気になれたのは親のおかげだと思えた。親の愛情っていうのはそんなに大事なものなんですね。大人になってからのほうが、ありがたみをひしひし感じる。
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私もお二人といっしょにお喋りしてるような感覚がしていた。読後は私も外に出て頑張ろう!って思った。楽しかった。
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女子はとても幸せな生き物だと気づかされました。
三砂先生のとんでもな感じをばななさんが中和している感じでとても読みやすかったです。
お二人のように自然にまかせてしなやかに生きてみたいと思いました。
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よしもとさんが気になっていたのでジャケ(タイトル)買い。これで初めて三砂先生を知る。母校の学食で一気読み。買って良かった。最初の数ページ読んで既にそう思った。
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よしもとばなな・・・。好きになって嫌いになってまたちょっと気になる。
バランスが良い人なのか悪い人なのか。
信じていいのか信用ならないのか。
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ばななさんのエッセイが好きだ。
そんなつながりでこの本を手にとった。
三砂さんとの対談で進んでいくこの本は
ばななさんのエッセイとはなにかが違った。
出産経験の有無で受ける印象がずいぶん違うものになると思う。
わたしには経験がないので
現実過ぎる話がきっと吸収できなかったのだろう。
読みながら「そうなのね」「そうなの?」が
頭のなかで繰り返されていた。
タイトルからまさか出産云々の話だとは思わず
けれど興味深い話もあり、結局読了した。
「赤ちゃん」て、すばらしい。
生命力のかたまりだもの。
存在だけで見知らぬ人たちまで癒す。
(わたしはすれちがう赤ちゃんたちに癒されている(コワイ?))
そして三砂さんという女性もまた生命力に溢れている。
そういうものを少しばかりは身につけたいと思う。
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自称セラピストの作家、よしもとばななさんと津田塾大の先生である三砂ちづるさんの対談集。吉本隆明さんの持論から展開する女性の心と体、妊娠、出産、子育て、両親との関係、仕事について語り尽くします。女性の体についても知らないことがあったり、納得できたり少し反発をおぼえるところもあったりしますが、自分はできなかったけど、こういうやり方もいいんじゃない?的なアドバイスですんなり入り込みやすかったです。
読んでよかったです。
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対談本。小説家ではなく、ある種セラピストだと思っていると明言し、わかる人だけでいい、大勢には向けていない、という一方で、著者の小説にこめた想いや姿勢には自然と背筋が伸びる。何でもタイトルに女子を付けるのはどうかと思うけれど、この手の本は自分の中に投下して考えるきっかけになっていい。体、仕事、出産、など、どの話も深く掘り下げてない事での好さがあり、自分が好きで楽しいことをやろうという言葉はシンプルだけど、色々考え経験した結果行き着いたんだろうなぁという重みがあった。こぼれ話もワールドワイド。
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興味深い内容で一気に読みました。生むこと、生まれること、看取ること、この世を去ること、それに使う自分のからだ。色々無理しちゃったり、自分のことは後回しにしちゃったりするけれど、もっと自分のからだを大切にしたくなりました。