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長男カルロス・善吉・カープアの子育てとエアコン取り付け、多少魔法が使えるようになった善次郎。塩の道の群竜騒動は今後の布石らしく中々本題に入らない感じがまだるっこしい。
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理想のヒモ生活第3作です。
善次郎とアウラの間に子供が生まれ、物語としては一段落しつつ新しい展開が準備されていきます。
今巻では善次郎が現代日本からもたらした様々な技術のその後がテーマになっています。日本では当たり前となっている技術を、近世レベルの技術でいかにして実現していくのか、著者が様々な方法を考えています。この世界では魔法が存在しますが、案外使い勝手が悪そうで現代の技術のほうが優位であるような力関係になっています。制約だらけの状態でガラスや石鹸の製造などを論理的に進めていくので、現実に実施しているかのようにイメージ出来て、「プロジェクトX」的な楽しみ方ができました。あと歴史好き的には実業家の才能を持った王配と言うと、オーストリアのマリア・テレジア王配フランツ1世を思い出します。彼の地味ながらオーストリアに大きな貢献をした彼のように善次郎がなっていくのか楽しみです。
次巻では隣国の王族が訪問し、外交戦が繰り広げられそうです。徐々に物語の範囲が広くなっていきますが楽しみです。
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「理想のヒモ生活」と銘打っているが、その面影はもはや全くなくなっている。
前巻からその傾向はあったが今巻で、現代文明の知識を持った現代人が、異世界文明でその知識をもって発展させて行くというテクノロジー発展史側面が強くなっている。
しかし、そういう側面が強くなりつつも、理想の嫁との生活描写、権謀術数描写については、丁寧に描写されており、近年のライトノベルにみられるような軽いものではない。
伏線らしきものも今回からより多く張られているため、次巻からの展開も楽しみである。
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ヒモらしくないヒモ暮らしに新展開.
石鹸の調合とか蒸留酒の製造,
更にガラス製作にも着手.
無色透明のガラス球にはまだ遠いけども
なんとかガラスっぽいものは出来た.
後はアレだ.
野心家さんの妹ちゃんが可愛いいわー.
お兄ちゃんが大好きすぎて目的を忘れるところとか
「本当は不本意なんだけど…」みたいな素振りとか.
次回は隣の国の王族が滞在するのかにゃ?
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異世界ヒモ奇譚3巻。国家間の策略や竜退治などもあり、大きな出来事はないが飽きさせない。子育てをする夫婦が主役である時点でライトノベルとしては異色だが、安定した面白さを誇る。「善吉、パパだよー」のくだりは笑ったw早く4巻を読みたい。
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異世界に来てから1年と大分こちらの世界にも慣れてきた婿さんがのほほんと過ごす第3巻。
今回は群龍事件などこちらの世界ならではの事も少々書かれており、物語の広がりに期待する。
ネット版よりだいぶん加筆されているのも好感触。
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子供も生まれ、少々の問題もあるけれど幸せ生活中。
と思ったら、問題勃発。
そして別の問題も勃発。
そういえば妊婦は2人分の栄養を! な世界でした。
太った奥さんと、運動不足の夫。
そして今日も、あちらこちらから誘惑状態。
望んでいるものでも、これはちょっと面倒かも?
というか妹…頑張り具合が素晴らしいです。
そしてまた知る、王家の秘密。
しかし教えてもらった本人は、思いっきり別の期待を。
いやでもその期待大事ですよね。
文明になれた人間にとって、そこ大事!