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面白くはあったけれど、活版印刷技術の発明が後世の歴史に与えた影響について、もう少し書き込んでおいて欲しかったというのが正直な感想。
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本を作るには何が必要?
ボロ切れと骨から紙を
ヤギの毛皮から皮を
アフリカの川からはるばると運んでくる金を
ススと亜麻仁油からインクを
鉛を錫(スズ)から活字を
オークの木材から印刷機を
その印刷機を設計したのは ヨハネス・グーテンベルグ。
世界ではじめてつくられた活版印刷機。
グーテンベルグの印刷機は、世界の歴史を変えてしまった。
あとがきも良。
1450年代以降、ヨーロッパ中に印刷機は広まって、たくさんの本が印刷されるようになった。それまで、一部の人にしか読まれなかった本が、たくさんの人の手に渡るようになった。
グーテンブルグは、過去千年の間でもっとも影響力のある人だともよばれているのです。
印刷の技術はどんどん進化し、今ではコンピューターでデータを組んで本を作っているし、未来には、全く違う形態の本を持つようになるかもしれない。今も、印刷された本は、電子書籍に道をゆずりつつある。
美しいイラストで、本の印刷のはじまりを知る絵本。
図書館の歴史とかと一緒に読みたい。
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活字の本ができるまで。活版印刷の技術について。絵がわかりやすい。色づかいがきれい。前半部は、見開きでクイズ形式になっている。「いったい、なんだとおもう?」(左頁)→「そう、それは○○」(右頁) 後半部は活版印刷の工程。巻末には「グーテンベルクは、ヨーロッパでの本のありかたを根本的にかえてしまいました」と。もう一度、本のありかたを根本的にかえてしまいそうな時代にこの絵本が出たのは意義深いと思われ。
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中世ヨーロッパを描いた美しい絵を楽しみながら、活字印刷機ができるまでの歴史が分かる絵本。
活字印刷という大発明をしたわりに、開発者のグーテンベルクのことは詳しくわかっていないそうでそれもまたロマンを感じる。
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本といえば「写本」の時代が続いた中世ヨーロッパ。1450年頃に世界初の「活字印刷機」の製造に成功したヨハネス・グーテンベルクの偉業を紹介した知識絵本。
必要な材料・工程を順に紐解き、活字印刷機ができるまでを描く。ぼろきれと骨、ススと植物の種から生み出されたこの偉大な発明は、モノが生まれる瞬間の閃きと努力と感動に触れることができる。
現代までぼう大な歴史と知識を遺した活版印刷。デジタル化が急速に進展し情報が溢れる今日だからこそ、改めてその情報化社会の始まりに目を向けたい。
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ヨハネス・グーテンベルク。彼のおかげで、この世界は大きく前へ進むことができた。彼の発明によって、あらゆる情報が時代を超えて、空間を越えて、多くのひとの間で容易に共有できるようになった。世界は便利になった。いや、便利になりすぎた。
いま、一冊の本にどれだけの価値があるか。知識を求める者たちが、必死で本を書き写していた時代に突如として現れた活版印刷機。デジタル時代のいまだからこそ、改めて知りたい。一冊の本ができるまで――。
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絵がとても綺麗で凝っている。
じっくり眺めていたい感じ。
印刷をするまでの準備をしていくという態で、印刷の歴史を辿ることができるという仕掛けも上手い。
あとがきで、コンピュータへ繋がっていく背景も素敵。
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ルネサンスの三大発明の一つ、グーテンベルクの印刷術についての絵本です。
1450年頃に確立され、欧州中へ広まった活版印刷。
それまで高価だった図書の製造法が一変する技術でした。
綺麗な絵や装飾が躍り、読み進めていくにつれて完成に近づく印刷機の誕生を待ち遠しく感じました。
写本から印刷へ、図書の製造法は変わって今に至ります。
未来の本のことはわかりませんが、私は様々なタイプの図書に触れられる現代に生きることができて幸せです。
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印刷に使用する部品、道具の作り方から紹介されています。引きの絵で、印刷まつわるワンシーンを描きながら進んでいく。安野光雅さんの旅の絵本みたいに、色んな人たちを上から眺めるような視点です。大人向け、または高学年の子供に与えたい本です。
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左ページには質問、右ページには答え、で楽しく読める。
最後に書かれたグーテンベルクについてのお話も興味深い。
子どもが自分から手に取る本ではないので、展示して反応を見てみたい。
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この頃印刷関係の本を選ぶことが多いかも
ちょうど新年スタートのドイツ語ラジオ講座も
偶然グーテンベルクでした!
内容に違いがあったりするので
謎多い人物であることは間違いなさそう
もしかして複数人数いたりして
マインツ出身←マイン命名のルーツ?笑
苗字っていうか屋号?良い山
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印刷博物館を見学して何度もグーテンベルクの名前を目にするうちに、すっかり知ったような気になっていたけれど、実は何をした人なのかよく分かっておらず、また、何から知れば良いのか分からなかったので、まずは絵本から!
私たちが今手にする本を構成するものの始まりを知ることができたし、各ページにおっちょこちょいが描かれていたりして、絵本の良さも味わえた。
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ヨハネス・グーテンベルク(1400?-1468)は、ドイツのマインツに生まれ生涯一人暮らしで、金銀など貴金属の加工や発明に関わる仕事をしていたようですが、それが印刷機械であったのか、詳しい事はほとんど判っていない謎の人物として紹介されています。しかし、ひとつだけ確かなことは、グ-テンベルクの印刷技術によって、最初の本が作られた1450年代以降、ヨ-ロッパ中に印刷機がひろまり沢山の本が印刷されるようになったということです。現存するグーテンベルク印刷の聖書の装丁(写真転載)には、目を奪われる見事なものです。
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1450ドイツのマインツ市
・紙、皮、金箔、インク、活字、印刷機
・インクと活字を作り、印刷機を設計した男、グーテンベルク
・活字の組み方
・印刷機のセットの仕方
・印刷の仕方
・装丁
・製本
世界の歴史を変えた
〇何回読んでも面白い。
~は、なあに?と問いかけながら、語りかけるような文章で伝記絵本のかたさがない。
デザイン美しい、差しこまれる雑学も興味深い。
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朝学のかたにおすすめの1冊
「グーテンベルクのふしぎな機械」
グーテンベルクの名前を知らない人はいないでしょう。
世界で始めて印刷機械を作った人です。
でもその模型はおろか、それがどういう仕組みだったかご存じの方はそういないだろうと思います。
レプリカは日本にも何台かあって、その一つは鳥取の今井書店の本店に飾ってありましたが。
これは、絵本の形をしていますが、というより逆に絵本のシステムを縦横無尽に使って、グーテンベルクがどうやって印刷をしたのかを解説してくれる1冊です。
本や図書館に興味のある人にとっては魅力的な1冊だと思います。
2024/04/16 更新