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「さあ、才能に目覚めよう」という本のリーダーシップ版。
ギャロップ社がかなり膨大な数のデータから、人の強みを34個に分類し、それを個人でどう活かすかを書いたのが「さあ、才能に目覚めよう」で、その個々人の強みをリーダーとしてどう活かすかを書いたのがこの本。
前作でも今作でも34の強みについて説明はあるが、前作のほうが強みについての説明や、それを活かした事例紹介も多く、この本をいきなり読むことはおすすめできない。あくまで前作の内容を理解したうえで(強みとはどんなもので、強みを中心に据えた人生はどれだけ素晴らしいものになるか、など)この本を読んだほうがいいだろう。
この本もおもしろいのだが、少し事例が少ないように感じた。主なリーダーに関する事例は4人。Teach for Americaのウェンディ・コップやリッツ・カールトンのサイモン・クーパーなど、彼らの事例は軽い紹介程度だが面白かった。
前作と比べいささか内容が薄い気もするが、最初のほうで述べてるとおり、
「ほかのリーダーを真似したら自分も優秀なリーダーになれるわけではない」
ので、これくらいの内容であとは自問自答してくださいという意味なのだろうか。
もう一度前作を読んでからもう一度この本を読もうかと思う。
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4年前、大学生だったときにやったストレングスファインダー。久しぶりにやったら結果が1項目変わってた。社交性➡達成欲。会社ってこわい(笑)さっとしか読んでないけど、肝心の強みを生かしたリーダーシップについてはあんまり書いてない気がする。。
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驚いたことに、前回(4年前)の診断結果から、強みとされる特性が大きく変わった。前作では1.収集心、2.学習欲、3.責任感、4.親密性、5.アレンジであったが、今回は1.分析思考、2.最上志向(Maximizer)、3.個別化、4.収集心、5.着想という結果だった。収集心以外の項目がなぜ入れ替わったのか。収集心がなぜ強く出るのか。自分の強みへの興味は尽きない。前回から大きく変わったのは、所属部署が変わったことと大学院に通い研究というものにふれていることだ。多分この2つの面が効いているのではないかと思う。またそれなりにこの4年間で、様々な出来事があったからかもしれない。
P.33の34の資質の分類によれば、それらは実行力、影響力、人間関係構築力、戦略的思考力の4つに分けられる。上の結果がどのカテゴリに出現するかで、リーダーシップの取り方が随分違うことが示されている。私の場合、<責任感・アレンジ→なし:実行力>、<なし→最上思考:影響力>、<親密性→個別化:人間関係構築力>、<学習欲・収集心→収集心・着想・分析思考:戦略的思考力>というように、結果が変化した。これは、著者らによる統計的な要因分析と臨床評価のデータと、自分の回答とを計算したものだ。各項目の相対的強さが変わったのであって、自分自身が劇的に変わったということはないと解釈している。戦略的思考力の分類を活かすとよさそうだといえるようだ。その意味で、P.56のアンダーソンの事例は参考になった。共感するところが多々あった。
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「さぁ、才能に目覚めよう」の12年ぶりの続編。前作は自分の強みを知り、強みを伸ばすことでの能力開発を奨励する本だったのに対し、本作はその強みを活かした“リーダーシップの発揮”について言及している。
正直言ってあまり中身は前作からそれ程進化していないように見受けられ、少々肩透かし感はある。
本著の内容の直接的な評価とは関係はないが、付録でついてくる“ストレングスファインダー”というアセスメントツールについては改めて感心した。
前作を読んだ6年ほど前に受けた診断と同じ物を今回試したのだが、ほぼ前回と同様の結果が出ているのは精度の高さの現れなのだろうか。
鵜呑みはどうかと思うが、参考にするのには非常に良い。
◼︎2周目追加メモ
なぜ人がついてくるか?フォロワーの4つの基本的欲求
①信頼
どれだけ信頼を寄せてくれているか。まずは信じること。
②思いやり
いたわり、友情、愛情もまたフォロワーが必要とするものである
③安定
いざという時になんとかしてくれる、将来にわたって安定性を提供してくれそうかどうか
④希望
希望を生み出し、これからの道筋を示せているかどうか
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No.546
名言発見「最高のリーダーは万能ではない、最高のチームが万能なのだ。」
あらゆる分野で有能になろうとすると、この上なく無能なリーダーができあがる。
あなたならではのリーダーシップを見出す。自分ではない誰かになろうとしても無駄。
己を知ってから、周りを知ること。だからストレングスファインダーが活躍するわけだ。素晴らしい続編でした。
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自身の「強み」を形成する基礎となりうる「才能の原材料」を確認することが出来る本。
この本の一番の旨味は、巻末についているコードを用いて、Web上で診断が出来ること。
本の内容は、その診断内容を理解するための解説書が半分、何故自身の強みを知る必要があるのかの導入が半分。
ツールとして有効な一助になりうるものと考える。
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数年振りにストレングス・ファインダーをやったら強みが幾つか変わっていた。真逆のようなことはないけど。
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付属しているコードを使ってできるStrengthsfinderの結果。
自分の中で優位を占める要素は以下の5つだった。
<回復思考>
<調和性>
<慎重さ>
<未来志向>
<収集心>
自分では物事を押し進める際に障害になっていると思っていた要素が<強み>として出てきてる。こういう意識があるということは自分にある要素を活かし切れていないんだろう。
例えば<慎重さ>を維持しながら意思決定のスピードをどうやって上げていくのか、テーマのひとつではあるかも。
これ、時間を置いてもう一回やりたいな。
一年後、二年後環境が変わったときに自分の要素がどう変化していくのか、楽しみ。
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自分の長所に強い自信を持っている人たちのグループは、自信を持っていない人たちのグループより、将来的に大きな成果の違いを生み出す。
強固なチームは結果を重視する。だから意見が対立してもチームは壊れない。
強固なチームのメンバーは仕事と同じように私生活にも真剣に関わる。
強固なチームは才能を引き付ける。
フォロワーはリーダーに信頼、思いやり、安定、希望を求めている。
自分の長所を活かす仕事をする。
※サイトでテストした結果、自分の長所は高い順に、収集心、内省、回復志向、調和性でした。
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以前1作目のときテストした資質と変わっていました。
内省
慎重さ☆
責任感
規律性☆
回復思考☆
☆の部分が、以前は
調和性
収集心
学習欲
でした。
リーダシップの資質は「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」の4つに分類され、
私の回復思考、規律性、慎重さ、責任感は「実行力」の資質。
5つのうち4つも1箇所に集中するとは…。
これは実行、実行に突き進むしかない。
内省が一番強い私は考えすぎて行動が遅れがちなので、意識して行動しなければ。
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ストレングス・ファインダーという自己診断テストのための本。
これは、Webサイトで質問に答えると、自分の強み(思考・行動特性)を5つ教えてくれるというもの(ログインするため本を買う必要あり)。
自分の診断結果は以下の5つ。
・原点思考 … 過去の経験・最初に立てた計画を重視して意思決定
・学習欲 … 学習意欲が旺盛。学習成果よりもプロセス重視
・内省 … 独りで頭の中で思考することが好き
・慎重さ … 危機意識が強く、意思決定に細心の注意を払う
・分析思考 … 客観的データを元に論理的に分析
まあまあ当たってると思う。でも、見方を変えたら、
・原点思考 … 臨機応変さに欠け、想定外の事象に対応するのが苦手。
・学習欲 … 役立たずな知識の学習でも力を入れてやるので非効率。
・内省 … 独りでくよくよ悩みがち。行動に移すまでが遅い。
・慎重さ … 積極性がなくチャレンジしたがらない。
・分析思考 … 枠にはまった考え方しか出来ない。感情論を軽視しがち。
ということでもある。
強みとなるか、欠点となるかは、各人の置かれた状況次第だし、本人や周りの心持ち次第なのだと思う。
でも、診断してみて、自分の欠点を強みに変えるためのヒントにはなったと思う。
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自己分析の助けになると思って買った本。
有名なようで有名ではない? のかも。
巻末にあるアクセスコードを用いて、Webテストを受験すると
自分の才能が、特に際立つものから知ることができる本。
この本自体は、才能や能力のカタログのようなものです。
Webテストの結果を受けてから、あてはまる才能のページを
参照し、自己分析を深める、というのが主な使い方です。
カタログ部分は全体の量としては、3分の2程度で
のこりの3分の1は、実際にこのテストを受けた人のうち
エリートビジネスパーソンの実例が紹介されています。
その歯切れの良い紹介や文章も、読んでいて面白かったです。
本書がおすすめする本書の活用方法は、ズバリと見出した
強みである才能をどんどん開花させることにあるようです。
誰もが持つ弱みを意識したり、直そうとしたりするよりも、
誰もが持つ強みこそ伸ばすべきだ、という論調でした。
そこで、自分の弱みや不足する部分はどうすべきか?
という問いには、周囲の人材を活用すべきだと問いています。
自分の強みと弱みを知り、何より強みを活用しながら、
弱みは周囲の人材の強みをもって、カバーしていけば
良いということです。
そこで本書のタイトルである、ストレングスリーダーシップの
概念が強調されると思いました。
確かに、仕事は基本的に組織で行っていくものなので
個人としての強みをもとに、組織の中での自分の強みを
いかに発揮するか? 弱みをカバーするにはどうするか?
ということも言及しているのはありがたいです。
さらには、強みをリーダーシップにまで発展させたり、
同僚や部下の持つ強みを活かす方法も紹介されたり。
具体的な強みをベースに、ここまで論じている本は
なかなか珍しく、なおかつ、実用的だと思います。
しかし、あまりにも具体的なので、人間特有の
あやふやな部分や、個人的な好き嫌いなど、
十人十色の性格やクセまでは、フォローしてくれません。
ここが注意点だと思います。具体的な情報を
うまい作戦や行動にまで落とし込むのは、読者次第です。
自己分析ほど厄介な作業はない、と思う人におすすめ。
特に、才能や能力というあやふやなものを、歴史と実績の
ある統計によって、割り出してくれるのはありがたい。
ちなみに、私は協調性に属する項目が
ひとつもありませんでした…。
リーダーやヒーローよりも、エースを目指すべきなのかも。
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「さあ、才能に目覚めよう」の続編。内容は前作と同じく、自分の中で無意識に繰り返される思考パターン(強み)を把握し、個人の弱点を修正するよりも強みを伸ばし、異なる強みを持つ人同士で協力しようというもの。
前作と同じく思考パターン判断テストのチケットが付いていたので、前作も持っている人は周りの人にもテストを受けてもらうと面白いかも。
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前作を読んでから今作を読んだが、自分の強みの活かし方が分かりやすく載っていてよかったと思う。
個人で全てのことはできないし、自分の強みを知った上でメンバーに対する応対の仕方や、メンバーの活かし方を考えさせられた。
ただ、本の感想とは違うと思うが、チームのメンバー全てにこのWEBチェックを受けさせることは難しいので、実際にメンバーの強みを活かしてというのは困難かなと思う。
自分の強みを活かす部分で大いに活用していこうと思う。
私の強みは、
1.調和性
2.コミュニケーション
3.回復思考
4.包含
5.社交性
でした。
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少し前に勝間和代さんが推薦していた『さあ、才能に目覚めよう』の続編です。
「Strengths Finder」なるもののアクセスコードが与えられ、自分の強みを教えてくれるのは前作と変わらずです。
が、いろいろ書評を見たところ、こちらの方が具体的にどう行動したらいいかまで言及しているとのことだったのでこちらをチョイス。
これまでは、こういうものには頼るまい、頼るまい、と戒めてきましたが、最近悩みがちでついに手を出してしまった。。。
ちなみに、私の“Strengths”は、
・学習欲
…能力を備えた状態に、計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられる
・信念
…普遍的な価値を持つ
・責任感
…やると言ったことに対してはやり遂げようという強い気持ちを持つ
・慎重さ
…用心深く、決して油断しない
・回復志向
…問題を解決することが大好き
だそうです。まあ、当たっているかな??
※あくまで自分の中の強みなので、他者との比較ではないと思います。悪しからずm(__)m