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わざとなのかもしれないけど、ちょっと稚拙だな。
何となく軽いノリの小説なんだろうとは思ったけど、中身があまりにも薄っぺら。
軽いノリでも別に構わないんだけど、なんか、どうでもいい話(エピソード)が次々と出てきて、まとまりがない。
というか、つまらないんだよね〜。
ということで、期待外れでした。
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このざわめきは事件の予兆!?12歳で何者かに拉致監禁された経験をもつ女子大生のましろは、他人の「殺気」を感じ取る特殊能力が自分にあると最近分かってきた。しかし、その起因を探るうち、事件当時の不可解な謎に突き当たってしまう。一方、街では女児誘拐事件が発生。ましろは友人らと解決に立ち上がるが…。
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12歳で何者かに拉致監禁された経験をもつ女子大生のましろ。他人の殺気を感じる特殊能力が、彼女の周囲で起こる事件と遠い記憶を交錯させる。
謎と友情をテーマに軽いタッチでミステリーという感じだが、なかなか本題に入らない展開にイライラ。舞台となる地方都市の雰囲気も、華やかなのか寂れているのか伝わってこない。雫井作品は期待度が高いので残念です。
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殺気を感じ取れる特殊能力を持った主人公。雫井氏の他の作品に出てくるキャラも登場。ストーリー展開もさることながらそれ以外のエピソードも楽しめる。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou4805.html
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人の殺気を感じ取ることができる能力。超能力が出てくる物語が好きなので手に取ってみたが、思った話とは少し違った。
少女時代に拉致監禁された過去を持つという設定を中心に、様々な要素が絡み合っていく。基本はミステリーだが、友情物語でもある。最後の決着はあまり好きではないが、とても読みやすく面白かった。
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平和で安穏な日常を守ろうとするあまり、ともすると人は臭い物に蓋をし覆い隠してしまう。大事なものもろともに。ときには被害者さえも自らを犠牲に隠蔽に加担してしまう。日本人特有の義であり美意識かもしれないが、最終的な決断は、人としてどうあるべきなのか、正しいのか、間違っているのか、そこにかからしめなければならない。上辺だけを飾っておしまいにはしない、できない主人公が清々しい。時にはすべてを擲っても守らなければならないものがある。我々は人間なのだから。
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他人の殺気を感じ取るましろ。子どもの時に監禁されたことがある。同じ日に友達の父親が死んでいた。どんな関係があるのだろうと読み進めて行く。真相がわかってくると誰でも正義の味方の仮面を剥ぎ取られる事もあるのではないのだろうか。
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何者かに監禁された経験を持ち、当時のPTSD治療によってその記憶を封印している、他人の殺気を感じ取ることの出来る女子大生で二十歳のましろの、健康食品専門ショップでのアルバイトやフゥウウウウー!と奇声を発するちょっと情けないお坊ちゃんの友部等との日常的な部分が良い。特にファッションコンテストが楽しかった。
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人の殺気を感じる女子大生が女児誘拐事件をキッカケに自分が過去に経験した誘拐事件と幼馴染の父親の死亡事件の真相に迫る
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12歳の頃に誘拐された経験を持つ女子大生のましろ。
その記憶は催眠療法によって封印され、ましろはそんな経験を抱えているとは思えないくらい、普通に過ごしてきた。
しかし、ある日自分に他人の殺気を感じる能力があることに気付いてから、過去の誘拐事件のことになんとなく近付いているように感じる。
そして、過去が明らかにされていく。
ちょっと違和感を感じる部分あり。
2020.4.2
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主人公のましろにあまり感情移入できなかったなー 労災隠しとか現場にいれば普通にあることだし (あってはならないのは承知してますけども) それを許せないから家族に知らせるって行為が 誰のためになるの???って思ってしまって 汚れた大人になってしまったからなのかしらw ピュアな女子大生なら憤って当然なのかしら
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誘拐事件、友達のお父さんの事故死が、ファッションショーや、登場人物のキャラ等と絡みあい、軽く読める青春小説かな。
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人から向けられる殺気を感じ取る能力を持つ女子大生が、図らずも自分にまつわる過去の事件を解明していくミステリー。
* * * * *
幼い頃経験した拉致監禁。封印された記憶。加えて父親の病死。
それらの不幸に見舞われたにしてはましろがあまりにもあっけらかんとしすぎている気がします。コメディタッチの作りからなのでしょうが、シリアスな場面とのバランスがとれているとは言い難く不完全さを感じてしまいます。
また、クライマックスシーンの構成にも不満が残りました。だいいち早瀬勝弘に説明させすぎでしょう。切羽詰まってましろの口封じに来たとは思えないほど多弁なのは不自然です。
謎解きは脇役をもっとうまく使って欲しかったと思います。加えて理美子の蛮行も余分でした。
雫井脩介さんは好きな作家なので残念です。
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雫井さんの名前は聞いたことがあったので手にする
本格サスペンスかと思っていたが今回は半分青春少女小説で私には合わなかった
最後に事実を明らかにすることで不幸になる側が描かれていないのが気になった、明らかにしない方が良い事実を強引にこじ開けることの悪い面が読みたい気分だった
小説位ハッピーエンドがいい、という人は楽しめるかと
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う~~~~ん、微妙な作品です。。。500ページ近いボリュームの作品なのですが、中弛み感が半端無いので読了するまで結構シンドイかも。肝心なストーリーなのですが、主人公・ましろは、過去の未解決幼児誘拐事件の被害者であるが、現在は大学とバイト生活を満喫する大学生。或る日、小中学校で同級生だった理美子と再会した。理美子も小学生の時、不慮の事故で父親を失った悲しい過去を抱えていた事もあり、ましろとは色々と気の合う友人だった。久々の再会で意気投合する二人だが、お互いが経験した終わった筈の"過去の事件"が、何かの弾みで動き出そうとしていた。不可解な事件の真相とは!?