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和合亮一さんの詩を、なんどか読んだ。
こないだは、ツイッター上のを読んだ。
https://twitter.com/wago2828/status/376363992223973378
爪を切っている「福島は完全にコントロールされている」唖然「福島は完全にコントロールされている」呆然「福島は完全にコントロールされている」全然「福島は完全にコントロールされている」嗚呼 深爪 (9月8日)
図書館にある和合さんの本を調べて、この絵本を借りてきた。「福島絵本づくりプロジェクト」からできた本。「離ればなれになった子どもたちが、いつかまた手を取り合える日が来ることを願って…」できた本。
扉に、問いかけがある。
ふるさとは きみにとって
どのようなものですか
その答えをかんがえるとき、胸がえぐられる思いがする。ふるさとは…。
あのひ
じしんがきた
つなみがきた
げんぱつが
ばくはつして
いえに
いられなくなった
ばあちゃんちに、青森の浅虫というところにやってきた「ぼく」。ここでがんばるからとみおかにかえしてください、ここでがんばるからとみおかに、と島に祈る「ぼく」。あの島と約束したから、がんばってはしっている「ぼく」。
はしる
はしる
きょう、ぼくのことをおいぬいたよ、と父さんに電話する「ぼく」。がんばって走り続ける、ぼくという ひとりの、きみという ひとりの、お話。
(9/11了)
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【絵本】はしるってなに 富岡からひとり、青森のおばあちゃんちに来た男の子が、海を見て思うことを詩にのせて描いています。地震・津波・原発事故と子どもたちの思いを語りつぐ大事さを感じます。
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悲しいとき、辛いときがあると 何かに すがり付きたくなる…この男の子には お父さんに教えてもらった 「はしり」がある!!
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「がんばって/はしっている/たったひとりで//はしっていると/だれかが/まえにいるようなきがする」
「とうさん//ぼく/きょう//ぼくのことを/おいぬいたよ」