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短編だけど全体が一つの話になってて面白かった。
事件ばかり起きるグランドマンション一番館、留子にからむ話が一番不可思議。
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◆音の正体
◆304号室の女
◆善意の第三者
◆時の穴
◆懐かしい声
◆心の旅路
◆リセット
◆エピローグ
以上8篇の連作短編集。グランドマンション一番館の住人達それぞれに起こった事件、そしてそれによりマンション全体の謎が浮かび上がる。
一番館の隣に建設が決まった二号館。認知症やストーカー事件など、住人個々の事件、そして最後には二番館を含めてマンション全体の仕掛けにも驚かされる。これでもか!という程、叙述トリックのオンパレードなのはさすがというべきか。わかってはいるのに、やっぱり騙されてしまう話多数。うまいなぁ。
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面白かったです。叙述ミステリーならではの騙され感が気持ちいい。「304号室の女」「善意の第三者」「心の旅路」が良かったです。
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グランドマンション一番館の住人達にまつわる連作短編集。
どの話も、途中で何かおかしいなと思っていたら最後に種明かしがあって、あぁ そういうことか、という結末に。
中には、結局これってどういうことなんだろう?というのもあり、後半は流し読みしてしまった。
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次々と起こる事件に翻弄されながら読んでいてとても楽しかったです。言葉選びでこんなに人を混乱させられるんだなぁってある種の感動がありました。が、登場人物がどうにも好きになれず、読むのに苦労しました。こういうことがあまりなかったので珍しいなぁと感じつつ他の本も読んでみたい欲があるので折原一さんの虜になってしまったのかもしれません。
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この作者のお話は、全編に漂う不穏な空気、伏線、途中何度も、読み止まる、あれ?と思考が停止する。
違和感を感じる方が多いけど、また手に取ってしまう。
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舞台は「グランドマンション一番館」…賃貸マンションで、そこに住まう人々はかなり個性的…独居老人、元公務員、IT関連で在宅ワークしている若者…管理人もまた何を考えているのかわからない初老の老人など…。ご近所トラブルからストーカー問題、ネグレクト、詐欺や孤独死、果ては認知症を含む介護や年金などの問題など…次から次へと様々なことが起きる…。
折原一先生の作品、好きなんですよねぇ…。今回ラストも、えっ?ってそうなっちゃう??って、思わせてくれました!!ただ、どうかなぁ…これだけ盛りだくさんだとちょっと息つく間がないというか…でも面白かったです。
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マンションの住人達で繋がっていく連作短編集。に住む人達で話がつながっていく。最初の方の展開から入り込んだけれど、結果的にはそんなに驚愕するって感じでもなかった。
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久々読んだ折原作品。ちょっと短編ぽいのかなと思ったけど、ちゃんと?繋がってる。時の流れや、人物を読み解くのが難しかった(難しいというよりわからない)あーそういうことか、ってなりながら読んでいくのは、推理小説的な面白さもあり、世にも奇妙な物語的な面白さもありとなかなかに秀逸な作品だと思った。