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●収益還元法の考え方を学べた。会社の価値は、バランスシート上の資産のことではなく、キャッシュフローを生み出す力のことを言うのは知らなかった。
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パンダは最初の方だけで、後半戦は普通のファイナンスの話になってくる。フリーキャッシュフローからNPV(正味現在価値)を求めて、投資判断をするところまでで本書は終わっているが、最後の方は実務として行わないとあまり意味がなさそうに感じた。
読みやすいか?と言われると、パンダのところまでは読みやすいが、後半戦は普通のファイナンスの本と変わらない。
おそらく筆者も、パンダで例えるのに限界を感じ、結局は普通のネタで後半戦は書いたのだろう。
そういう意味で、この本でなければいけない理由は見当たらず、当書籍の存在価値は薄まる。
ただ、自分にとっての苦手分野が発見できたという意味で☆3つ。
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著者が講師をする会に参加するにあたり課題図書だったのでAmazonで1円(送料別)で購入。
Finance系超初心者がValuationを考える第一歩としては価値があるんだろうな。
Valuationの手法として軽く原価法、DCFや取引事例比較法にパンダを例にあげて触れつつ、そのあとにDCFについて詳しく説明していく感じ。Multipleについてはとりあげてなかったかな。Financeっていうより会計的な原価計算とか意思決定とかの意味かなぁ。NPVはでてるけど、RIとかIRRとかの指標はふれることさえなく、ほんと昔の製造業全盛期の時代を感じさせる。
これでValuationを語るのはかなりきついからタイトルくらいのカジュアルな感じがいいのかもな。
あとがきに、Finance理論の本は「無難な仕事」なのです、って書いてあって、まぁそうだよね、、、って気持ちになった。
Finance知ってれば1時間ちょっとで読める。読み返すことは二度とないかな。
網羅的でないし、体系立ててないわりにWACCとかには触れて数字で説明してたりするから、だれ向け?って感じになったかも。研修とか講座に使う資料を本にした?って感じ。
物足りない人はダモダランのValuationの本とか読んだほうがいい。