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80歳で3回目のエベレスト登頂を成し遂げた三浦雄一郎さん、
お父様の敬三さんは100歳まで現役のスキーヤーだったそうです(101歳で逝去)。
ちなみに、お父様が100歳の時に4世代揃ってのスキー滑降をされたとか、、
下は4歳、上は100歳、場所はスノーバード(アメリカ)と。
いやはや、これだけでもただ感嘆するしかないエピソードなのですが、
それが霞むくらいに、仰天エピソードがテンコ盛りでした。
文字通りの「冒険一族」だと、そう思います。
本書は、親子三代の物語が軸になっているのですが、
そのどれもが清々しく爽やかで、読んでいて心地よかったです。
“目標や夢をもち、一歩一歩、探求し続けることが、私たち家族のDNAである”
いつでもどこでも、そして、いくつになっても、、
チャレンジを忘れない、そんな勇気をいただいた気がします。
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①20歳から25歳になるのと、70歳が75歳になるのでは同じ5歳でもまったく別物。(加齢の加速度がグンと上がる。)②酸素摂取能力は20歳を過ぎると1年に1%ずつ下がる。高齢になれば、平地でも酸素の薄い高所で暮らしているのと同じ。(酸素は1000m登るごとに8%ずつ少なくなる)ー「深い呼吸」が大切ということを改めて確認しましたー 三浦雄一郎・敬三・豪太「三浦家のDNA」、2013.5発行。
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「三浦雄一郎」、「三浦敬三」、「三浦豪太」… 「三浦家」3代の著作を再編集した『三浦家のDNA』を読みました。
「三浦雄一郎」の作品は、9年前に読んだ『冒険家 75歳エベレスト挑戦記』以来なので久し振りですね。
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人生の挑戦者であれ 人生の冒険家であれ
80歳でエベレスト登頂を目指す、永遠の冒険家「三浦雄一郎」。
101歳の最期までスキーを探求し続けた「三浦敬三」。
モーグルスキー選手として五輪に二度出場した「三浦豪太」。
なぜ「三浦家」の男たちは、こんなに元気で前向きなのか?
「三浦家」の挑戦スピリットは、いかにして生まれ、育まれ、受け継がれたのか。
幻の名著『大滑降への50年』(「三浦敬三」、1970年発行)、75歳でのエベレスト登頂ドキュメント『冒険家』(「三浦雄一郎」、2008年発行)、父「雄一郎」との幼少期からの特別な関係を描いた『父の大きな背中』(「三浦豪太」、2003年発行)など、3人の貴重な原稿に、エベレスト出発直前書き下ろしを加え再編集した、文庫オリジナル。
「いくつになっても目標があること、夢に向かってチャレンジすること。父・敬三より学んだ人生哲学です」(「三浦雄一郎」)、「祖父に必要とされているときに父がいるように、父から必要とされたときに僕もそこにいたいと素直に思えるようになった」(「三浦豪太」)など、心に響く言葉が満載。
「三浦家」3代の冒険魂を凝縮。
元気と勇気が湧いてくる!
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80歳でエベレスト登頂を果たした、永遠の冒険家「三浦雄一郎」、101歳の最期までスキーを探求し続けた「三浦敬三」、モーグルスキー選手として五輪に二度出場した「三浦豪太」… 「三浦家」3代の貴重な原稿に、エベレスト出発直前書き下ろしを加え再編集した一冊です。
■プロローグ 受け継がれるもの
■第1章 夢の頂上へ(三浦雄一郎)
■第2章 わが子、雄一郎とともに(三浦敬三)
■第3章 父の背中を追いかけて(三浦豪太)
■第4章 探求一筋(三浦敬三)
■終章 冒険前夜(三浦雄一郎;三浦豪太)
「三浦雄一郎」の父「三浦敬三」の作品を読んだのは初めて… 「三浦雄一郎」のことを父親視点から描いた文章は新鮮だったし、印象に残りましたね、、、
「三浦敬三」と「三浦雄一郎」の、それぞれのユニークな子育ても印象的でした… でも、それがあったからこそ、「三浦家」3代の冒険魂や絆が生まれたんでしょうね。
それにしても… 偉大な父を持つということは、相当大変なんだと改めて感じましたね、、、
ずっと父の影に怯えるような… そんな感じなのかな。
あと、印象に残ったのは、
「成功の秘密は想像力と行動力 + プラス思考」
という言葉(というか考え方かな…)、実生活で意識したいと思います。
本作を読んでいて改めて感じたのは、冒険って言葉のワクワク感… なんだか憧れる言葉ですよねー 仲間たちとの活動に、そんなネーミングを付けて、アウトドアで遊んでいた頃を懐かしく思い出しました、、��
冒険まではできませんが… 野外へ出かけたくなりました。