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個人でワイナリーを立ち上げる。
持続可能な農業経営
第1章 個人でもできるワイナリー起業
第2章 どこにワイナリーを造るか 場所選び編
第3章 移住先での暮らし方 新生活編
第4章 ぶどうを育てて売る ぶどう栽培~委託醸造編
第5章 醸造技術はこうして学べ 醸造編
第6章 夢のワイナリーを造る 建設編
第7章 気になる「お金」について 資金編
第8章 はじめてのワイナリー経営 経営&PR編
第9章 これからのワイナリー 未来編
先日、ラジオ番組で知り面白そうだったので購入しました。
読み易い本なのでサクサクと読めます。夢のある物語という
のは、エネルギーを貰えます。
著者はワイナリー設立を目指して、長野県東御市に単身移住
し、ワイン特区を利用し2010年に個人ワイナリーを立ち
上げたそうです。販売にソーシャルメディアを活用している
のは今風というところでしょうか。第6次産業のモデルとし
ては優良事例と言えそうな気がします。
著者は、資金があった訳でも無いとありますが、自己資金と
親族からの借金で大半を賄えるというのは恵まれた環境であ
ったと思えました。(もっとも資金に余裕があった訳では無
く、全財産を注ぎ込んで支払いが完了したとき、とてもひも
じい思いをしたそうです)
著者は現在、東御市議会議員としても活躍されているそう
ですが、今後どの様に展開していくのか興味深いです。
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実際にゼロからワイナリーを立ち上げた著者の経験を元に非常に分かりやすく書かれている。
華やかなイメージではなく泥臭い農業でありまた地域との共存、会社経営としてのワイナリーの大切さがとても良く伝わってくる。
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軽井沢の西に位置する東御市の「ワイン特区*(とうみSunライズ ワイン・リキュール特区)」で、はすみふぁーむというワイナリーを起業をされた蓮見よしあきさんの本です。東御市では、玉村豊男さんもヴィラデストというワイナリーを経営していて、今、「千曲川ワインバレー構想」というのを推進しています。蓮見さんもこの推進者の一人で、まだ若いのに(若いから?)大変ガッツがあって奥さんと二人で頑張っているので、是非、これを事業として成功させてもらいたいと思います。昨年、東御市のアトリエドフロマージュというレストランでジビエ料理の会があって、その時にはすみふぁーむのワインが出てきて、その時に初めて飲ませて頂きました。蓮見さん本人もいらしていて、その時の話しが大変興味深かったので、先日、直接ワイナリーにも伺って醸造所も見せて頂きました。これからも蓮見さんのワインの売り上げに少しでも貢献させて頂こうと思います。
*ワイン特区:構造改革特別区域法に設けられた「酒税法の特例」により、「特区」内において、ぶどう、りんご、ブルーベリー、かりん(東御市の場合)を原料として果実酒を製造しようとする場合には、製造免許の要件のうち、酒税法第7条第2項の最低製造数量基準(年間6キロリットル)の規定は、果実酒にあっては2キロリットルと、リキュールにあっては1キロリットルに緩和される。
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ワイナリー農家の現状について詳細が書いてある本。
ワイナリーを夢にしている人なら読むことをおすすめする。
思っている以上に厳しい現実を目の当たりに出来るので
リアル
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会社の研修の課題図書として。
仕事的な立場からも、田舎暮らし希望の立場からも、大変興味深い内容でさくさく読めてしまった。
やはりわかってはいることとは言え、ゼロから始めるというのは大変。特にお金の話と、各種免許取得の話がリアルだった。作者は、元々ワイナリー勤務ってこともあるから醸造技術はある程度知識があるだろうから、そこの苦労は比較的なかったのかな。
これからの研修がより楽しみになりました。(あと、なぜ議員になったのか、なれたのかも気になりました)