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薬になる植物をもとめて各地を旅するプランツハンターの少女イーフィ。
共に旅するうら若い「父親」アリオは、かつて死んだはずの男で―。
架空の17cヨーロッパを舞台にした人々とその「隣人」・植物の物語。
ミステリアスな内容とほっこりした絵柄とのバランスがなんとも素敵です。健気な主人公や、ほんとに父親なのかわからない、回想シーンで男前すぎるアリオ、アリオを慕う魔女?薬師の女性、アリオたちを追う役人のシドライアンなどキャラクターが魅力的です。
出てくる植物たちも架空のものなのですが面白すぎて巻末の図鑑も楽しいです。
続きがとても楽しみ。
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相変わらず面白かったです。長編ものも良いですね。個人的には港町猫街のほうが好きですが、このイーフィも続きが出たら確実に購入します。独特の植物が出て来たり、ファンタジーな世界観がやっぱり素敵です。
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前作(「港町猫町」)を読み切れなかったので迷ってたけど、読んでよかった。面白かった。舞台は地球で設定は完全ファンタジーなのですが、いっそ完全に異世界にしちゃってもよかったんじゃ…ムニャムニャ
絵があえてラフなのは気にならないんだけど、ときどき真面目アリオとシドライアンの横顔が檄似(トーン処理の時)なので、どっちか目の処理変えて欲しい。
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死んだはずの父親・アリオをよみがえらせた植物「妖精の草」。アリオには定期的にその草が必要なため、娘のイーフィは旅をしている。
のんきな植物採集のお話かと思えば、キャリア官僚シドライアン、薬師ドロローザ、植物管理庁のトドリーガに大公殿下などなどアリオをめぐってなにやら波乱もありそう。
スリーピング・マリーに覆われて住めなくなってしまった村の話が印象的でした。植物と人間と、適切な距離は必要だよね。
個性的な創作(ですよね)植物も魅力的。こんなにたくさんの種類を良く考えられるなぁ!!
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1、2巻を読んだ。
プランツハンターのアリオと娘のイーフィ。
アリオは死んで、伝説のドワーフプランツで復活した存在。人間の姿で植物のように静か。
プランツが3年ごとに枯渇し、新しい株を見つけて再生を繰り返すうちに、人間とも植物ともいえない変容の兆しが・・・。
絵のタッチは少し苦手だけど、不思議な植物は気になるな。
クネルクネルの形が気持ち悪いけど、特効薬。
ドワーフプランツも葉に影が透けるところや、妖精が出てくるシーンは驚き。
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未知の植物を探し、世界を渡り歩くプランツハンター。非公認のハンター・イーフィは旅をします。生き還って半植物状態の父を連れ、植物を探し、それを求める人々と出会いながら。架空の不思議な植物たちが魅力のファンタジーです。
植物というか生物全てに対する人間の在り方、関わり方に考えさせるものがありますね。前作『港町猫町』も素敵な作品でした。期待できます。
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ついに六巻まできた。
王様の思惑が表に現れ、話が盛り上がってきた。
いろんな人のいろんな想いが交錯する面白さ。
この王様、思いこみは強いが我慢強くて、なかなかいいやつだ。