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憲法をキチンと読んだことない人は面白く読めるのでは。また、ある程度知ってる人は訳し方に個性もあるし楽しめると思う。原文と比較できる構成も良い。
肝心の口語訳本文は専門家の目が入ったためかネット発表版にくらべ幾分大人しい印象に。その分正確性は増した。後半のコラムは当たり障りの無い内容で特筆すべき点はなし。でも試み自体を評価したい。護憲派にも改憲派にもオススメ。
憲法が身近に思えないのは、国民を縛るモノではないからかも。その仕組みが変わり枷が外れようとしている今、僕らこそ憲法についてもっと知るべきだ。
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本屋さん徘徊中に一目惚れ即買いでした。
帯に「護憲?改憲!?その前に…読んだことありますか?」とあって、
自分は高校時代全文読んで、友達と語り合ったりしてたけど
読んだことない人がいるんだ…って事に、ちょっと吃驚したりした。
まず、自分の住んでる国の憲法くらい読めよ~!!って思うけど
とっかかりとして、すっごい良い入口を提供してると思う。
この軽~いノリがむしろ心地イイ♪
ちゃんと、原文がちゃ~んと対応して見易く配置されてるのも良い♪
原文が堅いナ~って二の足を踏んじゃう人は是非!!!
後半のコラムも良い。
世の中、あやしい方向に進んじゃうんじゃないかって不安な昨今だけど
こんな風に、皆の手元に憲法が届く様に手を尽くす人が(著者も監修者も編集者も)いてくれることに、少し心が強くなる。
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2014.4.26 pm3:28 読了。堅苦しくてとっつきにくいイメージのある憲法を今風の口語体で平易に示す。憲法原文を知りたいと思っても堅すぎてよくわからないし読んでいたら眠くなる。でも憲法についてやっぱり知りたい、という人におすすめ。読みやすかった。しかし後半のコラムが一層面白い。憲法の歴史や生活保護制度の概要を簡単に知ることができる。憲法改正や社会問題に対して問題意識を持つ良いきっかけになる本。問題に対するとっかかりを得るのに最適だと思う。
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日本国憲法をわかりやすく口語訳されていて読みやすかった。だいたいなんとなく知っていることではあるが、改めて目を通して知ることも多く面白いし、日本人ならやはり憲法に一度はきちんと目を通したいと思った。
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この口語訳は、すごく現代的で直感的で、わかりやすい。が、いささか若者向けすぎるのも事実。
ラップのお兄さん達が、口ずさむ感じ。
それでも、この本の監修者の長峯教授があとがきに書かれておりますが
・ただ単にわかりやすい日常の言葉に置き換えさえすればよいのでは決してなくて、細かいところまで深い意味のある憲法の一言一言を、あまたの日常語から適切に選り分けて、的確に訳語を当てていく必要がある。(p170-171)
楽しければ、わかりやすければ、良いという問題でもなく、簡単な作業でもないでしょう。
しかし、読んでもらえなければ、知らなければ、「無い」のと同じ。
まず、憲法というものに「興味」を持ってもらうことが大切なのではないでしょうか?
この本を読んで、このような記事を書いている自分のように・・・。
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、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために~」から始まるかの有名な前文も、「俺たちはちゃんとみんなで選んだトップを通じて、俺たちと俺たちのガキと、そのガキのために、世界中の人たちと仲よくして、みんなが好きなことできるようにするよ。――また戦争みたいなひどいことを起こさないって決めて、国の主権は国民にあることを、声を大にしていうぜ。それがこの憲法だ」というカジュアルさ。
中盤の「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて」の部分も、「俺たちはやっぱ平和がいいと思うし、人間って本質的にはお互いにちゃんとうまくやっていけるようにできてると信じるから、同じように平和であってほしいと思う世界中の人たちを信用するぜ」と、湘南乃風の若旦那のような“意外としっかりした考えを持ってるヤンキー”風味だ。
では、現在大きな争点となっている「戦争の放棄」を謳った第9条はどんな感じか。「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し~」で始まる文章も、ヤンキー風になると、この通り。「俺たちは筋と話し合いで成り立ってる国どうしの平和な状態こそ、大事だと思う。だから国として、武器を持って相手をおどかしたり、直接なぐったり、殺したりはしないよ。もし外国となにかトラブルが起こったとしても、それを暴力で解決することは、もう永久にしない。戦争放棄だ」
また、つづく第9条2項も、「で、1項で決めた戦争放棄という目的のために軍隊や戦力を持たないし、交戦権も認めないよ。大事なことだから釘さしとくよ」となる。憲法上に「大事なことだから釘さしとくよ」に当たる部分は見当たらないのだが、このひとことを加える必要があるほど、現憲法が“武力放棄”を強く打ち出していることは理解できる。口語訳というか、ヤンキー語がこんなにわかりやすいとは、目から鱗ではないか。
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初めて憲法を読んだ。
時間の都合上後半は口語訳にしか目を通してないところが多いけれど。
とてもくだいた文章で分かりやすかった。
少し荒い言葉遣いが個人的にはまた理解しやすくて良かったように思う。
コラムもいくつか掲載されていて楽しく読めた上に理解できた。
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2chまとめサイトで結構前に出てて人気あったのは知ってたが、まさか本になってるとは。。最近ネットと本の境目がかなり近くなってるね。
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口語訳と原文が並べて書いてあるので、口語訳のわかりやすさと、省略されている部分が見比べできる点がよかった。後半の天皇制や生活保護のコラムもポイントがわかりやすくていい。
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憲法っていったいなんなのだろうか。
当たり障りのない日常を過ごしていると必要のないものに見えてくる。しかし、このご時世この憲法という物がなぜか見直されてきているしかもそれは改正という名前を付けてだ。
その中この本はいたって冷静に憲法という物を吟味している。ただ読みやすくする限度がどこまで通じるかはわからない。コラムを入れたことによりその内容がいっそう締まってくる。結局は、いかに冷静に淡々とこの文章を読み込めるかが大切になってくることだろう。
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後半は
「憲法がさらにもっとよくわかる!」
と銘打って、5つのコラムが掲載されています。
この後半のコラム部分が読みどころですね。
マグナ・カルタからフランス革命に至る立憲主義の歴史も説明されています。
世界史では人名や名称だけ出てきて内容がよく分からなかった事項の意味がようやく分かりました。
専門家や必要で勉強する以外の普通の生活をしている人は、高校を卒業してしまうと、改めて体系的に学習することはないような事柄ですね。
社会人の教養として最低限知っておくべき事柄でしょう。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20130911/p1
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めちゃくちゃ面白い!!週刊ダイヤモンドで紹介されていて興味を持った。
知ってるようで知らない日本国憲法、教科書にも載っていたけど全文読んだことはなくて。。
政治にだって興味あるし色々ニュースでも言ってるけど、わかったふりじゃ良くないよな、と思い読むことに。
多分、こういう形で読まないと、読んでも「わかった、わかったけど、でもなんだ?」って思ってたと思うけど、口語=若者言葉≒自分の言葉に置き換えてもらってあったのですっと頭に入ってくる。
読んでみて、「なるほど!」「そうなの?!」と思うこともちらほら。
後半のコラムも、そもそも憲法ってなんだ?ってことの基本を理解するよい機会になった。
読んどいて良かったー!
「憲法を知っといて得することはあっても損することはない」
まさしく!!
読んだことない人にはぜひおすすめしたい本ですー!
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著者の塚田薫氏は、愛知大学の現役4年生。憲法ゼミに所属してて、憲法の口語訳を2ちゃんねるにアップしたら反響凄くて本になりましたってこと。
感想。手に取りやすさ、親しみやすさが素晴らしい。例えば前文の略「俺たちはちゃんとみんなで選んだトップを通じて・・・」とか、こんな口調で憲法に触れられるなら、いいタイミングだし読んでみるかと、私に思わせてくれたことに感謝。で読んでみると、言うほどわかりやすい口語だとは正直思わなかったり、むしろ原文の方がわかりやすい箇所だってあった。中身よりもコンセプト。この本がでなければ、憲法読んでみようなんてまず思わなかった。感謝。
備忘録。
・公共の福祉。
・公務員を選定し、及びこれを罷免することは国民固有の権利。
・自白しか証拠がないときは、もう無罪ね。
・内閣の仕事、外国と条約を交わす、どうしてもってときは国会の許可が後になっても可。
以上。
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無知だったので、大枠を知ることができてよかった。こういう本がなかったら一生読まなかっただろうな・・・。
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日本国憲法を口語訳してみたら 塚田 薫
日本国憲法を、より身近に感じることができる一冊です。
前半は、日本国憲法の各条を口語訳で言い換えて説明しています。ユーモア溢れる表現に思わずクスっと笑ってしまうところもチラホラ。
そして、後半は、特に今話題に上っている憲法関係のニュースに関するコラム、という構成になっています。
日本国憲法を全体を通してちゃんと読み通したことは、今まで一度もなかったので、世の中の仕組みといいますか、日本の土台を改めて感じることができました。
そして、コラムの中でも、
特に「そもそも憲法って何?」という部分は、世界の歴史を紐解きながら現代の憲法が出来てきたストーリーを体系的に知ることができて、非常に納得感がありました。
日本国憲法って結局どういうものなの?
と、まずはザックリと知りたいな、という方にオススメの一冊です!
ちなみに、なんでこの表紙のイラストなんだろうという謎は、結局謎でした・・・(^^;
▼日本国憲法を口語訳してみたら 塚田 薫
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