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1939年の最初の超人類誕生以来、世界の人々は、彼ら地上に降りた神々に翻弄されることになった。報道カメラマン、フィル・シェルダンは、「マーベルズ」と市井の人々を追い続ける…
装丁を新たにし、巻末にポスターイラスト等を追加した日本語新版。マーベル・ユニバースに生きる「一般人」の目を通した、1939年のヒューマン・トーチ誕生から1970年代までの、マーベル・コミックス年代記。
カート・ビュシークの丁寧な語り口とアレックス・ロスの(文字通り!)写真的なアートワークによって、先達の業績に新たな視点と説得力が吹き込まれた、まさしく「時代を超越した」名作。
この作品で感銘を受けられたなら、是非とも続編の『MARVELS:Eye Of The Camera』(残念ながら今回は邦訳されなかったが)も併せて読んでいただきたい。フィル・シェルダンの晩年や、「あの少女」との再会に心打たれることだろう。
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実は、「マーヴルズ」は、持ってます。
まあでも、これは、「マーベルズ」なので(笑)
マーベルか、マーヴェルか、マーヴルかというのは、難しい問題ですが……。
昔は、「X-MEN」と「スパイダーマン」以外は割とどうでもよかったわたしが、その他のマーベルのヒーローを追いかけるようになったのは、この物語が大きいです。
でも、これと同じくロスが書いた、DCヒーローの方のやつは、あんまりピンとこなくて、今でも、DCヒーローはダメだという。「ウィッチメン」は、DCヒーローかもしれませんが、はぐれたものだしねぇ。
これは、本当に世界と時代と個人史が、ものすごく上手に絡み合っているんですよ。
わたしが、MJよりもグウェン・ステーシーが好きなのも、多分、この本のせいです。
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一般人の目線から見たマーベル世界という視点の作品です。ヒーロー達とミュータント達への扱いの違い、理由が曖昧なため違和感を覚えますが、多分意図的にそうなってるのだろうなと思いました。