紙の本
うーん…
2016/06/26 15:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はっぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに、と納得するものもあればえ?と疑問に感じてしまう都市伝説というか、心理学とか医学とかの知識が背景にあるわけではなさそうな言説も載っていて、鵜呑みにしないほうがいいかな、と個人的に思います。良くも悪くも、男の人らしさを感じる内容です。あまり本気にしないのが、母親の精神衛生上よろしいのでは?
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Amazonの絶賛レビューを読んだ夫が気に入ってわざわざ定価で買ったけど全然大したことないと思った。
強いておすすめするなら妊娠前の人。妊娠を考えている人、もしくは妊娠超初期向け。
だって「妊娠中から」とあるけど、ほとんど8週までのことしか書いてないんだもの。
それ以降の週で読んだって出来る事は何もない、という感じ。
人によっては出来るのは後悔だけ、という場合もあると思う。
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図書館で借りて。新着図書で見つけて予約したもの。
あまりこういう育児論みたいな本は縛られそうで読みたくない気持ちもあるけど、色々見て聞いておきたいので読んでみる。
信じる信じない、取り入れる取り入れないは自分で判断するとして。
「3歳児神話は一理ある」とは書いてあるけど、母親は働くな!!みたいな本ではなかった。
実際にそういう場面でちゃんと実践できるかどうかは別として、子供への対応の仕方は納得。基本的には今までにちらちら読んだ本と同じような内容だったので、今の定説がこういう感じなのかと理解した。
気になった記述
・6か月~1歳が語学習得では逃せない時期
・子供が自分で言葉を見つける前に先回りしてはいけない
あと早産予防にリンゴとDHAが有効という研究がある、ってさらっと触れられてたけど(一行だけで詳細データなし)、切迫気味の私としては気になる。
著者も小児科医だからいい加減なことは書いてないとは思うけど、なんかどうなんだろうそれ本当かな??まあ食べて害のあるものでもないので食べようかな。
女性脳と母性脳っていうので、10年くらい前ヒステリー気味のおばさまに対して「あの人子供いないからねぇ」と言っていた男性を思い出した。
なんかそれ偏見じゃないの、と思ったけどちょっとあてはまっているのか?
買うほどではないけど、生まれてからもう一度借りて読みたい。
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子どもにたっぷり愛情を注ぐことの大切さを説いている本。親の責任の大きさを感じたし、子育ての怖さも感じた。
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妊娠中期にタイトルに惹かれて手に取りました。
脳の発達という切り口から、子供との接し方が具体的に書かれていて新鮮でした。
以下印象に残った点です。
・子供が本当に困ったときに助けてあげることで信頼関係を築くことができ、「母子の愛着」が形成される。
・愛着が形成できないと「愛着障害」となり、子供に後々まで「見捨てられるのではないか」という不安がつきまとうこととなる。
・愛着を形成するにあたっては、「女性脳」から「母性脳」への切り替えが必要。
・その切り替えには自然な陣痛やふれあい、母乳育児によって分泌されるオキシトシン(視床下部で合成、下垂体から分泌されるホルモン)の働きが重要。
・子供の脳の80%は3歳までに完成し、あらゆる身体運動には「敏感期」といわれる適切な時期がある。
などなど、この他にも、愛着形成に問題のある親子の実例や、月齢・年齢によっての関わりの具体的な方法が細かく書かれていて、脳の発達に裏づけされた適切な関わりをイメージしながら子育てできそうなのがよいです。
出産後も読み返したい一冊です。
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3歳まで残すところあとわずかだが、子育てに対する意識、姿勢をほんのちょっと修正する必要があると感じた。指しゃぶりがあるので、「見捨てられる不安」が少なからずあるのかもしれない。1歳から保育園に預けられ、すでにたくさんの不安を感じてきたかもしれない。ママは、仕事上の不安を常に抱えている。時短を維持できるかな、とか、こんなに仕事を振られると厳しいな、とか、そういう不安をたくさん浴びる環境にある。それを子どもに見せないようにするのはなかなか大きな努力がいる。
私に今、できることがあるとしたら、抱っこして、と言われたら必ず駆け寄り抱っこをしてあげること、これしかない。「見捨てられる不安」を抱かせないように、最大限配慮し、微笑みかけ、ボディタッチをし、ストロークを多くすること、まずはそこを強化していこうと思った。
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ちょっと前に気になっていた本。たまたま子供が通っている公文の先生からお借りすることが出来た。Amazonでは結構辛口のレビューが多くて、どんな本なのかな?と思っていたけれど、普通に良い本だった。数時間位であっという間に読めた。
内容はいつも自分が読んでいるようなことが書いてあるけれど、より医学的で固め。でも真っ当だと思う。
私は愛着障害をもっている…と思っている。実の親のことを考えると息苦しくなって胸が痛くなって気持ちが暗くなる。今までされたことを思うと苦しくて、大人になった今でもその感覚に縛られてることに愕然とする。
私の子育ては常にそれが反面教師になっている。絶対に同じことは繰り返さない。親にこんな風に育ててもらいたかった…こんな親が欲しかった…の理想を頑張って演じている…つもり。でもそれを子供に悟られないように、子供たちにはおじいちゃんおばあちゃん大好きでいて欲しいなと思っている。
人生生きてきて。子供が生まれるまで本当にずっとずっと辛かった。10代の頃は私は生きてても意味がないとか消えたいっていつも思ってたし、20代の頃にも私は何のために生きてるんだろうといつも思っていた。なんで仕事しなくちゃいけないのか。仕事しないと生きていけないから。でも生きてる意味なんかあるのかといつも思っていた。
でも子供が生まれてから変わった。
初めて、ああ、私はここに居ていいんだって。
私を必要としてくれる人がここにいるんだって。
とてもとても嬉しかった。
私がいるだけで笑ってくれて喜んでくれてたくさん名前を呼んでくれて、大変なこともたくさんあるけれど、毎日とても幸せだなって思う。
この本でいうところの女性脳から母性脳になったのかな。大好きだったマッサージもお化粧品も洋服も、そのお金で子供に本を買ってあげたい、おいしいものを食べさせてあげたい、どこかへ連れて行ってあげたいと当たり前のように思うようになった。
夫はどんな私でも受け入れてくれて、話を穏やかに聞いてくれて本当に一緒にいれることに感謝している。
そんなことを本を読んで思いました。
有難い本だと思いました。
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表紙の装丁はかわいい幼児の写真があってタイトルの文字もポップで可愛い雰囲気で軽めの内容なのかなと思って読むとかなり真面目に深刻な内容を真摯に訴えかけている本だった。
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200pほどの本だが、エピソードや著者の体験談が多かった。
脳やホルモンの関係をある程度書いてあるので
内容として府に落ちたは15頁ほど。
育児指導や育児方法として新しい視点はありませんが、中々の収穫です。
自分が母親とあまりいい関係でなく、子どもにどう関わっていいかわからない…
親と同じことはしたくないけど理由はわからない…
といったような心配をもつ人にはいいかも。
でも
こういうことをすると、こんな問題が!こんな可哀想なことが!といった話題が多く、
きっとこの本を手に取る人は
これから母親になろうとしてるのに、あなたは親との愛着障害をもっていませんか?そのままいくとこんなひどいことになりますよ?
と書いてあるようにも感じられるので評価がわかれるんだろなーと。
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0歳から3歳までの育児に対する心がまえが確認できた。文章も平易で比較的スラスラ読めた。娘との愛着をきちんと作っていきたい。
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2021/01/08
妊娠中から子供への対応でその後が決まる
と言うのは、親の子供への姿勢も含めてというのもあるだろう
「3歳神話」にびびらなくてもいいけど
その心構えが影響するのは間違いなさそうだ。
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症例を出しながら話してくれているのはいいが、極端に感じまだ目の前で問題と向き合っているわけでない立場としては参考としていい症例と感じづらい部分があった。
後半部分で各月齢や年齢ごとに何に気をつけながら育てるべきかを書いていてわかりやすい。ただし必ずしもこの本で得ないといけない情報がわかりやすく詰まっているかというと少し疑問。
他の本でも十分だとも言えるように思い星2つ。
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これを読んだあと、岩波新書の「子どもが育つ条件」(柏木惠子著)を読むと、とてもスッキリする。
この本は、いわゆる3歳児神話を推す男性が書いた本。この人に言わせれば、育児不安に陥るのは、女性脳から母性脳に切り替わっていないことが原因らしい。
母性脳に切り替われば、女性は育児に没頭でき、そこには育児不安だの産後うつなどはありえない。また、「母乳」育児を激推ししており、母乳で育てなければ愛着障害に陥ると暗に煽っている。
実際に育児に携わる女性にとって、この本はなんの助けにもならない。時代遅れも甚だしい。女性が、妊娠出産授乳を通して「母性脳に切り替わる」など、男性にとって都合の良いことを言わないでほしい。女性を馬鹿にしてるのか。
病的な愛着障害の事例を引き合いに出しながら、さも根拠が有るかのように、育児に対する母親の責務を訴える。母親が子を保育園に預けて働くことは悪だという。働きたいなどというのは、女性脳から母性脳に切り替わっていない証拠。「わがまま」だということになるらしい。
この人は、小児科医なんだか知らないが、自分の理想を押し付けないで頂きたいとつくづく思う。
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月齢ごとに気をつけるべきことが書いてあり役に立ちそうな情報が満載。気をつけていないとどうなるかの実例も豊富でわかりやすい。
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25年以上にわたり、小児科医師として、新生児や発達障害児などの医療に携わった著者が、人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まるという認識の下、各段階ごとの子育てのコツをアドバイス。
愛着形成の重要性の指摘など乳幼児期の子育てに当たって有益な内容である。ただ、医学的な根拠もあるのかもしれないが、育児における母親の責任を強調しすぎているきらいがあり、ちょっといかがなものかと思った。