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「問題解決には上流に目を向ける必要がある」
根本を解決しない限りは本当の意味での問題解決とはならない。モグラ叩き的な問題解決は時間稼ぎでしかない。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB13171506
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コロナでますます明らかにされている、貧富の差と健康の差の関係。パブリックヘルスは個人の健康ではなく社会の健康への働きかけなので、個人の怠惰や不健康な習慣を責めない、というのが新しい発見
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命の格差は止められるか
やや、当たり前のことをデータを使用して述べている感じが拭えない本であった。しかし、パブリックヘルスという考え方は示唆に富んでいた。筆者のイチロー・カワチ氏は、どうしたら人々は健康でいられるのかという川上のアプローチをとっている。つまり、医師とは健康から不健康になった人々を救う職種ではあるが、その一歩手前で健康から不健康にならないためにはどのようなアプローチが必要なのかという観点で論が進んでいくことは新鮮であり、多くの場面で応用できると感じた。
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社会疫学の視点から健康格差の必要性を主張している。かつての日本は地域での絆が強く、健康格差の是正に貢献していたが、経済的格差の拡大などにつれ日本でも健康格差が拡大しているとの著者の主張はうなづける。コロナ危機を受けて格差が拡大基調にある中、健康格差にどう取り組むかについての示唆を与えてくれる一冊。
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命を数字で表し、量的な視点でしか語らないこの本に、違和感を感じざるを得ない。いや、はっきりいって胸くそ悪い。そう思うのは、国の平均寿命が伸びることよりも、その人の満足する時間の過ごし方を充実させた方が、たとえ数字の上で、寿命が短くなったとしても、大切だと思うからであろう。
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”格差は負け組だけでなく勝ち組の寿命も縮める。“という衝撃的なメッセージに惹かれ、読み進めた。
医者から研究者への転向は、患者の容態が「目に見える世界」から、社会全体を見渡して健康の要因を探る「目に見えない世界」への転向だった。
医者としてやっていることは傷口にただ絆創膏を貼っているだけ。根本的な解決はできていない!!
問題を上流から解決する!!
→医学だけでなく、パブリックヘルスが大事!!
健康と貧困に焦点を当て、
⭐️日本の長寿
日本の長寿は、人々の絆、隔たりの社会による。
ex向こう三軒両隣、お互い様、情けは人のためならず
しかし、、
最近は、非正規雇用の増加による格差から人とのつながりが薄い、生活習慣病を個人の努力義務とする風潮
非正規雇用の増加による待遇差がもたらした人間関係の溝、経費削減で会社のイベント減少の傾向
→ソーシャルキャピタルの減少
健康はソーシャルキャピタル(社会関係資本、社会における人々の結束により得られたもの)による影響が大きい!!ex 震災
なぜ日本はこうなのか?
稲作文化↔︎欧米は牧畜(いかに多くの土地を確保するかが鍵)
島国であり鎖国してた、多様性のなさ
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面白い!
公衆衛生、面白い!!
上流に食い込む面白さ、結局社会を巻き込まないといけない難しさ。
うーん、複雑。。。
13日の先生の講義が楽しみだ(^^)
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公衆衛生を具体的にわかりやすく扱った良書です。治療も大事ですが、予防で救える命の数はその比ではないことをよく理解できます。同時にその影響力の大きさと采配の難しさも。